中国利下げで株価下落の理由

中国人民銀行が1年8カ月ぶり利下げ。0.05%と小幅に抑えたところに「苦渋の決断」が透ける。このタイミングでの金融緩和は、不動産バブルを封じ込める様々な規制措置に逆行する。不動産関連セクターが国内総生産(GDP)の25%を超える中国では、不動産市場を生かさず殺さずの、微妙なかじ取りが不可欠だ。恒大集団の社債が格付け機関から「部分デフォルト」に認定された直後でもある。この時期の金融緩和は巨大不

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB203YJ0Q1A221C2000000/