原油連騰でインフレ長期化か…パウエル対バフェット、軍配は?

著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが6月後半に入って、石油大手オクシデンタル・ペトロリアム株を猛然と買い増している。米連邦公開市場委員会(FOMC)が15日に政策金利の0.75%引き上げを決めた直後から、バフェット氏がアクセルを踏み込んだ形だ。インフレの元凶とされる石油価格の高騰が続くとの見通しがオクシデンタル買いの根底にあるとみられ、インフレ沈静化を急ぐパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の積極利上げ路線にバフェット氏が逆張りで挑んでいる形だ。

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