コラム:急浮上する2%物価上昇の現実味、持続性支える3つの要因

日本が30年ぶりにデフレの眠りから覚めたのか──。11月全国消費者物価指数(除く生鮮、コアCPI)は前年比プラス0.5%だったが、約1.5%ポイントに相当する携帯電話料金の値下げがなければ、日銀の目標2%上昇を達成していたことになる。問題はその持続性で、鍵を握るのはエネルギー価格の動向と来年の春闘で決まる賃上げだ。「逃げ水」だった2%達成の可能性が高まっている。

https://jp.reuters.com/article/column-kazuhiko-tamaki-idJPKBN2J30E5