米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

6/23 ドル/円が上昇し111円台へ...

円安再燃??

 午後8時過ぎ、ドル/円が111円台へと上昇しています。
 日本の輸出企業からみると「棚から牡丹餅」で笑いが止まらないでしょうが、米国株投資ユーザーとしては、米国株式市場に資金投下を継続している最中において、際限なく続く「円安」にハタハタ困ってしまいます。
 何故なら、1ドルを為替変換するために円がより多く必要になるからです。つまり『モッタイナイ』無駄な支出です。『円安』は将来に一度だけ、ドルから円に戻す時だけで事足ります。

日銀が日本国債を爆買い

 企業や高齢者が現預金をしこたま貯め込んでいる記事が方々で見かけます。実際、そうなんでしょう。数年前までは、これら資金が銀行経由で日本国債の購入資金に充てられていました。しかし、日銀が日本国債を爆買いした影響で、今じゃ国債取引は閑散、実質金利は低いまま、丁半博打のディーリングに身を落としてしまった感がします。


 こうなると、外へ出ていくしか道がありません。そう、官民ともに外債購入、中でも安心の米国国債に焦点が当たります。外債購入時は「円売りドル買い」が行われて、突き進むと『円安』です。

 参考までに、外人が日本株、日本国債等を東京市場で購入する場合、「ドル売り円買い」が一時的に発生しますが、彼奴らは『円売り先物予約』を入れるのが基本です。なので、彼奴らの行動は結果としてイーブンになります。

 私はFXなどの投機行為を行っていないので、上下に動く為替相場にヒヤヒヤしませんし、夜もちゃんと眠れます。しかし、ドル/円の相場をウォッチし続けています。何故なら、大きく円安になれば保有する米国株の円貨換算額がメチャクチャ増加するからです。逆に円高になればなるほど大きく株式評価額が減少します。

もし1ドル130円になったら...

 あり得ないことですが、もしドル/円が130円/ドル台へ到達したなら、保有する米国株式を全株成り行き売却、そして直ちに円貨に換えて「ひなびた温泉街」へでも出向き、1年間ほど放蕩湯治生活を満喫します。
 相場動向をすべて忘れて、外国人のいない露天風呂を日々占有したいです(笑い)。是非とも、実現できることを祈りつつ...。