11/26 米国株、今夜は大荒れ模様・・・(速報)
降って湧いた『南アフリカ発、新型コロナ変異ウイルスの検出』報道
今日、アジア地域の株式市場では、出足から大きく株価が売られました。南アフリカで新型コロナウイルスの変異ウイルスが検出されたと、各種報道から全世界に瞬く間に伝わり、世界的な感染拡大への懸念から投資家心理が弱気に傾いたようです。
我先にと逃げ出して、週明けに買戻し、あるいは売り方に便乗して一儲けを狙ったのでしょう。株価が下がった時に売ると、実損となってしまうので困ったものです。
ここ数日の間、株式市場は話題性がない環境下に置かれていたので、売り方には『棚から牡丹餅』的な僥倖の話題です。しかし、南アフリカは「変異株」騒動に事欠きませんね、何故なのでしょう。
まずは東京市場で激震
東京市場では、寄り付き後から一斉に各種銘柄の株価が下落、日経平均先物が狙い撃ちにされて一時▼900円超の値下がりとなりました。
薄商いの中、円/ドル相場は急激な円高へ
リスクオフムードが広がるなか、米長期金利の低下も嫌気されて、ドルは下がりまくりです。本日は米国の感謝祭明けとはいえ、4連休を取っている市場参加者も多く、このような「薄商いを狙った仕掛け的な動き」は、続く欧州市場や米国市場でも一波乱二波乱ありそうです。
ダウ平均先物価格も下げ続ける
刻々と刻み続けるダウ平均先物価格、市場参加者は拠り所とする「ダウ平均先物価格」の推移を横目で眺めながら、きっとため息をついたことでしょう。『なぜ、このように先物株式が売られるのか』が、頭をかしげても釈然としないからです。
もちろん、S&P500先物価格も売り対象に・・・
ようやく手が届いた4,700台ですが、すぐさま明け渡しとなりそうです。今日の私の興味は、「どの銘柄の株価がどれ位下がるのか」ではなく、「どの銘柄の株価が上がるのか」にあります。
ハイテク系銘柄を多く抱える「ナスダック」も無傷でやり過ごせることはできません。下落率からすると、最も激しく下がる可能性が高いです。
【参考】米国債10年利回り
最後に
降って湧いた『南アフリカ発、新型コロナ変異ウイルスの検出』報道ですが、ウィルス学のドクターの言葉を借りると、『ウィルスは変異を繰り返すのが習性であり、日夜、いつでも、何処でも、人知れずに行っている。』とのことです。何も、南アフリカだけで変異株が生まれている訳ではありません。私たちの周りにいる者達からも、この瞬間に変異株が生まれているやもしれません・・・。
今夜、売買をしないと決めた方は、早寝されることをお勧めします。売り手はコンピュータなので感情抜きに「売り指示」を出します。狼狽して売却だけはしないことです。
株価は下がっても一時的、米国株は必ずや元値以上に戻しますから・・・。その時まで「辛抱強く我慢すること」と「自分に自信を持たれること」を贈る言葉とします。
11月26日における取引時間
11月26日(金)NY市場、ナスダック市場はアメリカ東部時間午後1時(日本時間翌朝3時)に取引終了となります。
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