米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

11/30 米国株、ハイテク株主導で一旦は反発・・・

 バイデン米大統領の「現時点で、オミクロン型の感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)は考えていない。」「ワクチンが必要になれば、あらゆる手段を使って開発や供給を加速する。」発言で心理的な懸念が後退した模様です。
 指導者が前面に打て出て、難局を受け止める姿勢を示すことはとても大事で、昨日の岸田首相の「緊急会見」もGOODでした。前任者のように、湯船の中で屁を垂れている時ではありません。

3大株価指数が反発・上昇

11/30 3大株価指数


 株価下落は1日でとりあえず終止符を売った模様です。GAFAMを含むハイテク銘柄の株価上昇が米国市場を牽引した反面、オールドエコノミー銘柄は売り優勢で終了となりました。ディフェンシブ銘柄の製薬株などは、売り買いの2極化傾向が顕著で意味不明です。
 なお、2日連続の株価下落となったのは日本市場で、自律反発できずに世界の潮流から置いてきぼりされているのは、哀れでもあり悲し過ぎます。


11/30 米国株、ハイテク株主導で一旦は反発・・・

Myポートフォリオ時価等

 株式評価総額は966,533.16ドル(円貨換算109,740,175円)、手許資金と合わせ989,597.09ドル(円貨換算額112,358,853円)でした。株式評価損益額は前週末から5,061.47ドル増、前月末から▼9,603.06ドル減、年始からみると145,730.69ドル増の172,194.26ドル(円貨換算額19,550,936円)です。
 ポートフォリオ内のETF構成比率は80.27%、為替相場(円/ドル)は、113.54円/ドルでした。


11/30 Myポートフォリオ時価等

本日の取り引き状況

 寄り付き後から、「ブリストル マイヤーズ スクイブ BMY」が売り対象に、終盤には「メルク MRK」も大きく売られる展開となりました。これら銘柄は私のお気に入りで、比較的相性の良い銘柄です。で、買わない手はないので、得意の買い下がりを実行しました。「BMY」306株、「MRK」60株を購入しています。*MRKの購入株数が少ないのは気づくのが遅れたことと、終盤一気に同社株が株価を戻したことによります。
 なお、買い増し資金に限りがあるので、泣く泣くクレジット銘柄を売却、ETFの「ポートフォリオS&P500 ETF SPLG」30株と「S&P 500グロース株式 ETF SPYG」100株を利確売却しています。


11/30 本日の取り引き状況

ブリストル マイヤーズ スクイブ BMYの買戻し

 11月11日に全190株の同社株を57.165ドルで利確売却しています。それ以来の購入となりますので、「買戻し」の部類に入ります。今回は、306株で平均購入価格は55.49ドルと安値で蒐集できています。

メルク MRKの買戻し

 同じく11月11日に全105株の同社株を83.61ドルで利確売却しています。それ以来の購入となりますので、こちらも「買戻し」の部類に入ります。今回は、60株で平均購入価格は74.76ドルと更に安値で蒐集できています。

【番外編】日本株の購入

 オミクロン型の感染拡大不安で、29日も東京市場は特に午後から総崩れとなりました。これをチャンスとぱかり、幅広く買い対象を広げています。下図リストのような購入状況でした。故あって、私は日本株を単位株(100株単位)で売買しません。全てミニ株(S株)で1株単位の売買としています。多少割高ですが、推して余りあります。


Myポートフォリオ構成比率分析グラフ

 お気に入り銘柄が複数生じた場合、① 共に少量ずつ保有する方法。② 一方を売却して、他方を購入する方法。があります。私の性格上、買いたいのにもかかわらず少量ずつの購入に止めるのは性格的に無理なので、いつも②を選択しています。で、今回も泣いて馬謖を斬って、製薬銘柄へシフト換えしました。


編集後記

 日本市場の底の薄さと弱さを実感した一日でした。同日17時開始の欧州市場でさえ、序盤から反発してプラス圏を維持する有様でした。まぁ、中国、香港、シンガポートルも軟調のまま推移するなど日本と同様でしたが・・・。株式システムは欧米で開発され、成長して来たものであることを、今日は痛切に感じて身に染みました。

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