米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

12/01 アップル株が孤軍奮闘、奈落転落を防ぐ・・・

 今日の米国市場は、① 新型コロナウイルス変異型「オミクロン型」の感染拡大への懸念が相場の重荷となったこと。② このような状況下でさえも、30日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で、金融政策の正常化が想定より早く進むとの見方が強まったこと。これらのことで株売りが優勢になった模様です。(下図はアップル株の1日チャート図)


12/01 アップル株の1日チャート図

アップル株に買いが殺到

 時間経過と共にGAFAMなどの優良銘柄、ディフェンシブ銘柄が総崩れとなる中で、「アップル株」が逆行高、取引高173,268,623株を伴って孤軍奮闘し、米国株式市場の奈落転落を救った感がします。時価総額の世界最大企業アップルの株価が崩れないのは非常に頼もしく、守護神の面目躍如たるところです。心理的効果がメチャクチャ大きいです。


12/01 アップル株が孤軍奮闘、奈落転落を防ぐ・・・

3大株価指数は下落中・・・

 ダウ工業株30種平均は反落、前日比652ドル22セント(1.9%)安の3万4483ドル72セントとほぼ1カ月半ぶりの安値でした。なお、引け間際には711ドル安まで下げていました。ナスダック総合株価指数も反落、前日比245.143ポイント(1.6%)安の1万5537.691で終えています。


12/01 3大株指数は下落中・・・

米国債10年物利回り等

 10年物利回りも下がり続け(債券買い)、遂に1.453%と節目の1.5%を切ってしまいました。こうなると、ドル安が再熱して、円/ドル相場は一時112円台が出現したものの、米国時間午後4時頃には113円台に戻しています。


Myポートフォリオ時価等

 株式評価総額は955,336.33ドル(円貨換算108,096,306円)、手許資金と合わせ971,828.49ドル(円貨換算額109,962,394円)でした。株式評価損益額は前週末から▼17,277.44ドル減、前月末から▼31,941.96ドル減、年始からみると123,391.78ドル増の$149,855.35ドル(円貨換算額16,956,133円)と、今週に入り資産が溶け始めている感がします(笑い)。ポートフォリオ内のETF構成比率は78.55%、為替相場(円/ドル)は、113.15円/ドルでした。

12/01 Myポートフォリオ時価等

本日の取り引き状況

 アジア市場の株式が大きく下落していた中で、米国市場も大きく調整することが確実視されていたので、比較的準備がし易かったです。まず、① 資金確保のチェック。② 売買予定の保有銘柄の選定と株式数のチェック。③ 銘柄別の指値発注の作業遂行。これらを一通り行っています。

売却銘柄と売却株数

 寄り付き後、ナスダックス銘柄の踏ん張りでナスダック総合指数はプラス圏を暫く維持していましたので、すかさずETF「SPYG」130株、S&P500種のETF「SPLG」50株を利確売却して、昨日に続いて資金確保を行っています。グロース株減少の一款です。

  • ポートフォリオ S&P500 ETF SPLG 50株
  • S&P 500グロース株式 ETF SPYG 130株

買い増し銘柄と株式数

 上記リストのとおり、高配当銘柄の買い増しを努めて行いました。52週最安値を更新する銘柄も現れて来ているので、気合が入ります。

新規購入銘柄

 久し振りの大幅株価調整時に新規銘柄の購入をせずに済ますのは気が引けるので、2銘柄を新規購入しています。共に優良な企業業績を誇る大型銘柄です。

  • バークシャー ハサウェイ B BRKB 7株
  • ゴールドマン サックス GS 10株

【番外編】日本株の購入

 市場終了の引きなりで、保有銘柄の整理売却と買い増し指値発注を行って離席、午後4時前に自席に戻ると少しばかりの利益どころか、大きく東京市場の平均株価が下落していることに気づきました。全くの想定外でビックリ仰天です。


12/01 【番外編】日本株の購入

Myポートフォリオ構成比率分析グラフ

 深夜帯の作業は何かと大変でした。至る所で株価が刻々と下落して低い指値の発注が成約し始めます。「ここで打ち止めか、更に買い増すか否か」のチェック、新たな作業指示を伝達・・・。バタバタの一日でした。


12/01 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-1

12/01 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-2

編集後記

 「週半ばには変異型騒動が収束して、再び上昇気流に立ち戻る」と見込んでいましたが、週一杯は掛かるみたいです。日本のTV報道が騒ぎ立てるほどには、米国のナスダックス市場の株価動向をみる限り、投資家は変異株に関して強い懸念を持っていないように見受けられますが・・・。

気になる時事記事

オミクロン株、今のところは「症状は非常に軽い」 患者を診察した南アフリカの医師


再び「コロナ世界」に引き戻されるヤバイ現実…「オミクロン株」が世界経済にもたらすこと


オミクロン株の“症状の違い”にいち早く気づいた南ア医師の証言


オミクロン株、拡散の勢いデルタ超える恐れ=南ア研究者


ウォーレン・バフェットが語る、成功者が使う「たった1つの言葉」