米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

12/03 稲妻が轟く時、株式市場に居なければいけない・・・

 株式市場とは「気まぐれで」あり、突如として稲妻(イナズマ)が轟き、株価が急騰する時があります。急落があれば急騰があって、所謂バランスが取れるのですが、まさにその時、「株式市場に居なければ」、あなたの資産額上昇など絵に描いた餅になります。

3大株価指数が大きく上昇

 ダウ工業株30種平均は3日振りに反発、前日比617ドル75セント(1.8%)高の3万4639ドル79セントで終えました。ダウ平均は直近2日間で1100ドルほど下落していたので、本日は幅広い銘柄に買いが優勢となった模様。1日の上げ幅としては今年最大です。ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発し、前日比127.268ポイント(0.8%)高の1万5381.320で終えました。


12/03 3大株価指数

最大銘柄群 GAFAMの株価が軟調

 アップル株を筆頭にGAFAM銘柄が軟調、終始マイナス圏に沈んでいます。寄り付き直後から終盤は大分と株価を戻しましたが、数日前の活性ある銘柄とは思えないほど、売り込まれていました。『市場は気まぐれ、その時次第』を地で行った感じです。しかし、アナリストは決まって後講釈を上手に述べて、その場を繕います。


12/03 稲妻が轟く時、株式市場に居なければいけない・・・

取り敢えず、景気敏感銘柄も買戻し

「好きで売り払った訳でもなし。流れに乗っただけよ。」が個人投資家のホンネでしょうか。身体が緊張と負荷が掛かり過ぎると、トイレが近くなる方もいらっしゃるように、人間の体は体内から原因と思われるものを輩出しようと試みます。そして、事が落ち着き始めると、身体から買戻し欲が染み出てくるのです。

Myポートフォリオ時価等

 株式評価総額は945,698.53ドル(円貨換算107,034,160円)、手許資金と合わせ977,168.30ドル(円貨換算額110,595,908円)でした。株式評価損益額は前週末から▼11,229.99ドル減、前月末から▼2,332.41ドル減、年始からみると129,439.23ドル増の155,902.80ドル(円貨換算額17,645,079円)と、幾分戻し始めました。ポートフォリオ内のETF構成比率は80.06%、為替相場(円/ドル)は、113.18円/ドルでした。


12/03 Myポートフォリオ時価等

本日の取り引き状況

 昨日、買い込んだ「クローガー KR 30株」「モンダリーズ インターナショナル MDLZ 100株」「タイソンフーズ A TSN 75株」を早くも利確売却しました。お気に入り銘柄でしたが、あくまで短期志向の新規買いだったもので...。


12/03 本日の取り引き状況

【番外編】日本株の購入

 少量の追加購入を実行しました。テルモ株の株価下落に注目していたのですが、予想どおり下げ相場となっていたので買い増ししました。テルモの下げも今日限りでは・・・。


12/03 【番外編】日本株の購入

Myポートフォリオ構成比率分析グラフ

 個別銘柄の構成が基本に戻り、スッキリとしました。本日の買戻し相場で評価損も幾分か減少したようです。なお、新型コロナに関連する銘柄(ワクチン、製薬、テレワーク)が揃って下げているので、既に市場ではピークを超えた感がします。


12/03 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ

12/03 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-2

12/03 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-3

編集後記

 今日、株の下落が止まり上昇したことは「オミクロン株」騒動が、一旦は終焉に向かったのではないか。次は重症化率がデルタ型と比べてどうなのかに移ります。高ければ再度の激震となりそうですが、低いなら株価の高騰は間違いなしとなりそう。
 『同じ事由で下げ続ける相場はない』の譬えどおり、今や市場はパウエル理事長のタカ派的態度への豹変に戸惑って来ている感じです。彼は「何が何でも利上げに向かう」姿勢を前面に打ち出してきています。「一時的とみられるインフレ」と言い訳していた考え方を改めて、押さえつけ姿勢へ転換したようです。
 市場は利上げに敏感になり始めていますし、再びハイテク銘柄と円貨の下落に圧力が忍び寄って来そうです。

気になる時事記事

ソフトバンクG出資グラブ、ナスダック上場初日に株価急落

タイミングが悪かったのか、時代が変わったのか・・・。



OPECプラス、生産引き上げ計画を維持-供給調整の余地残す


米当局が中国企業の上場廃止に近づく、新規則の導入計画を発表


世界食料価格指数、11月は過去最高に迫る-低所得国は輸入困難に


オミクロン株登場でも円安の構図、注視すべき実質実効レート