米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

12/23 米国株への「売り」材料が陳腐化し始めた?

 ダウ工業株30種平均は続伸、前日比261.19ドル(0.7%)高の3万5753.89ドルで終えました。ナスダック総合株価指数も続伸して、前日比180.805ポイント(1.2%)高の1万5521.892で終了しています。
 GAFAM銘柄をはじめ、ハイテク銘柄が相場を牽引しています。米国株は何と言ってもGAFAM次第なので・・。


12/23 3大株価指数

12/23 各種データ類

売り方の拠り所「オミクロン株」

 米国株の動向をウォッチしている限り、売り方が頼りとする「売り」材料が悉く陳腐化したような印象を受けます。最後の拠り所としていた「オミクロン株」に関しても、次の報道が株式市場へ一撃を与えたような気がしてなりません。

  1. 南アフリカ、オミクロン株ピーク越えか 新規感染者数、減少傾向 | 毎日新聞
  2. オミクロン株、デルタ株より入院リスク40─45%低い=英研究 | ロイター
  3. 「トンネルの先に光」とキャンター幹部-誰もが3日で回復、症状軽い - Bloomberg

12/23 米国株への「売り」材料が陳腐化し始めた?

利益確定の売りが一時主役になること

 こうなれば、恐る恐るに、徐々に、そっと忍ぶように・・・買いが優勢となり、市場の売買取扱高は上昇となることでしょう。そして、ここでの留意点は『利益確定の売りが一時主役になること』に対する姿勢です。

市場の方向性は低迷からの脱出で変わらず

 「現預金が第一」の投資家が多数いることから、持ち株に利益が乗っかかって来ると、一旦売却が主役になり、数日間に亘って株価低迷が続くことがあるやもしれません。しかし、『市場の方向性は低迷からの脱出で変わらず』なのです。この点をしっかり掴んでブレないようにしましょう。

Myポートフォリオ時価等

 株式評価総額は$948,166.49ドル(108,173,470円)、手許資金と合わせ$980,063.12ドル(円貨換算額111,812,461円)でした。株式評価損益額は前週末から$3,880.53ドル増、前月末から$16,994.24ドル増、年始からみると$140,386.03ドル増の$166,849.60ドル(円貨換算額19,035,370円)でした。ポートフォリオ内のETF構成比率は73.81%、為替相場(円/ドル)は114.09円/ドルでした。

12/23 Myポートフォリオ時価等

本日の取り引き状況

 ハイテク系銘柄と併せてヘルスケア銘柄も小高く推移していたので、終了間際に「バンガード 米国ヘルスケア ETF (VHT)」14株を成行売却しています。年末まであと少しなので、このVHTと「トータル ワールド ストック ETF(VT)」を柱として売却を探っています。*12/24はクリスマスで米国市場は休場です。

12/23 本日の取り引き状況

新規購入

 ブラジルの通信会社「テレフォニカ ブラジル ADR (VIV)」を打診買いしました。人口増加率の高いブラジルの通信会社、さてさてどうなるものでしょうか。

【番外編】日本株の購入

 大崩れしない日本株、米国での長期金利先高感が円安転換を後押しして、日本株の底を支えている感じがしています。貿易黒字が増える、減るの問題ではなく、円安・ドル高となると海外投資家が『日本株を安く購入できる』からです。誰でも為替だけで数%安値で買えるならば、飛びつきますから・・。
 そして、往復ビンタの如く、売る時に「円高」になっていれば「為替差益」も手にすることができます。おっと、間違いました。「円高になっていれば」ではなく「円高にすれば」です。この場をお借りして、深く、お詫び申し上げます。

12/23 【番外編】日本株の購入

Myポートフォリオ構成比率分析グラフ

12/23 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-1

12/23 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-2

12/23 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-3

編集後記

一進一退が続く世界の株式市場ですが、各国の株式市場でこうもIPOが頻繁に行われると、根こそぎ民間資金を吸収して取り込まなければ『損だ』の意識が強すぎると思える程です。
 かつて【強欲は善である】と言い切った映画ウォール街の主演ゴードン・ゲッコーではありませんが、『引けるだけ引くんだ』思考が強すぎます。かくいう私もIPOしたての「ヌー ホールディングス NU」を少しばかり買っていますが・・・。

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