12/31 世界の株式時価総額、約18兆ドル増加!!
報道によると、2021年は世界的な株高の一年となり、世界の株式時価総額の年間増加額は約18兆ドル(約2000兆円)まで膨張、もちろん過去最大を記録した模様です。
日欧米の先進国では、コロナ禍の最中で経済活性化を目指した金融緩和が続けられていて、多額の緩和資金を実物経済へ注入すると同時に金融市場へも流入、日本でも多数のミリオネアを誕生させています。
3大株価指数が下落
ダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落、前日比90.55ドル(0.2%)安の3万6398.08ドルで終えました。終了時刻に近づくに連れて手仕舞い売りが勢いを増し、利益確定の売りが市場を覆った感じです。
ナスダック総合株価指数は3日続落となり、前日比24.652ポイント(0.2%)安の1万5741.564で終えています。上昇度が桁違いに高かった反動が年末の利益確定売りに繋がっています。市場参加者も少なく、米国市場の大納会も期待薄です。
ドル/円が115円台に突入
「ようやく115円台に到達...」というのが実感です。日本は0%金利、米国は1.4%台をウロウロとしています。この金利差で円貨が下落しないのが不思議でなりませんでした。次のように、ここ数ヶ月、日米ともに貿易赤字を出し続けていますので、どっちもどっちキッカケが掴めなかったことなのでしょう。正月休暇で日本市場は1/4まで休場、NY市場は開かれているので、一時的にでも116円台にタッチするやも知れません。
日本の11月貿易収支 4か月連続の赤字
発表によると、11月の日本貿易収支は、輸出から輸入を差し引いて9548億円の赤字になりました。赤字は4か月連続で、原油価格の上昇を背景に輸入額がこれまでで最も大きくなったことが主因です。原油価格はなかなか下がらないので、この傾向は当分、変わることはないでしょう。
米国の11月貿易収支 過去最大の赤字
11月の米国貿易収支(速報値)は、赤字額が前月比17.5%増の978億ドルとなり、過去最大に達した模様です。なお、10月の赤字額は832億ドル、9月の赤字額は970億ドルでした。こちらも、全く気にする素振りも見せず、タレ流し状態です。欧米人は紙幣を資産と見ていません。単なる売買を仲立ちするものとして、物品と交換できる限り、受け取る者がいる限り、自国紙幣を刷り続けます。
FXニュース:2021年12月31日(金)09時08分、ツイート
ドル円115.03円まで弱含み、115.20円にドル売りオーダーとストップロス
ドル円は、東京市場が休場のため115.03円までじり安。これまでのレンジは115.03-10円の7銭幅となっている。昨日の高値は115.21円だったが、本日も115.20円にはドル売りオーダーが控えている。
実は私も115.20円から5銭刻みで、各2万ドルの「売り予約」を入れています。こりゃ、成約は難しそうです。皆、同じ考えなんだ。
テスラ、米で47万台超リコール 20年世界販売に匹敵
報道によると、EV大手のテスラ社製の車両に不具合が見つかり、次のようなリコール騒動となっています。
米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)は30日、電気自動車(EV)大手の米テスラが小型車「モデル3」と高級セダン「モデルS」のトランク開閉に関連する不具合に対処するため計47万台超をリコール(回収・無償修理)すると発表した。同社が一度に実施するリコールとしては過去最大で、2020年の年間世界販売台数に匹敵する規模となる。(日本経済新聞社 2021年12月31日 5:23更新)
日本の自動車メーカーとは異なり、自前の系列販売店を持たない米国、欧州の新興メーカーでは、特に中国などで販売車両の整備や点検、リコール対応などがどのように迅速に行えているのか、不思議でなりません。修理、保守は購入者の責任範囲に入るとの考え方で、ひょっとすると「売りっぱなし?」の可能性も捨て切れません。
Myポートフォリオ時価等
株式評価総額は865,701.76ドル(99,616,301円)、手許資金と合わせ985,443.65ドル(円貨換算額113,395,001円)でした。株式評価損益額は前週末から▼14,748.10ドル減、前月末から▼3,994.66ドル減、年始からみると119,397.12ドル増の145,860.69ドル(円貨換算額16,784,189円)でした。ポートフォリオ内のETF構成比率は66.95%、為替相場(円/ドル)は115.07円/ドルでした。
本日の取り引き状況
ベライゾン コミュニケーションズ (VZ)の買い増しに動きました。VZは今年度も稼ぐ資金が潤沢で、半期(6カ月)で既に年間の支払い配当額を確保できている状況です。
しかし、株価は右肩下がりを続けて一時50ドル割れ、最近ようやく53ドルを伺う展開まで来ていました。が、年の瀬もあって再び売りが優勢となった今日の相場でした。で、意を決して8千ドル近い買い増しを決行しています。参入規制のある土管屋が好きなんです。
【番外編】日本株の購入
今年最後の日本市場(大納会)でした。新たに信託銀行の「8309 三住トラスト」を追加購入しています。最終日なので、3セクターのバランス取りに留意して、通信・情報セクターが60割、銀行・信託セクターと損保・生保セクターに各20割を割り当てて、終値で揃えました。この結果、初期投資額が100万円超、年間配当見込み額がドルベースで435.47ドル、配当率5.05%。倒産の心配が皆無の銘柄ばかりなので、2022年度も共に発展することを祈念して今年が終わりました。
Myポートフォリオ構成比率分析グラフ
VZの買い増しが過ぎたようで、膨れてしまっています。予定投資総額30万ドルまで残り2万2千ドル弱となりました。NISAも始まりましたし、右左に投資資金を割り振る必要も出始めて来たので、ペースが落ちる懸念があります。しかし、それにも増して『米国株式市場の株価調整』が迫り来なければ何も始まりません・・・・。
NISAでは「ETF購入がマッチ」しているように感じています。ETFは分配率が低いので、中期・長期で保有するには手数料徴収の問題もあって万全ではないように見えます。売却時の利益に課税されないNISAがETFにはベストではないでしょうか。
いと面白おかしく、何故かブラジル企業の株式を主に蒐集している今日この頃です。低株価と1株単位から購入できるシステムなので、結構刺激的です。
編集後記
12月30日、この日は我々家族にとって毎年恒例となった日本赤十字社の「献血をする日」です。全員が400mL献血を希望、問診と採血前検査でハネられることも無く、今年も無事に終了しました。
年明け早々には、血液検査の結果が郵送で到着するので楽しみです(明日にでも、WEB上で確認できてしまいますが...)。私はグリコアルブミン(糖化アルブミン)の検査値が気になって仕方ないです(笑)。
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