米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

1/1 2022年は資産形成を伴いながら、未踏エリアへ邁進...

 何だかんだと言っても2021年は時間どおりに過ぎ去り、長針が午前0時の時を刻んで2022年度の幕が開きました。新型コロナ禍の中、個人資産の使い道が限られた状況下では、余剰資金を『投資』へ注ぎ込むこと以外に具体策もなく、各国の投資家はひたすら投資に次ぐ投資を繰り返して、ここまでやって来たのです。


1/1 3大株価指数

1/1 各種データ類


 昨日と同様、3大株価指数は市場が終了する間際に一段安まで売り込まれ、参加者が傍観する中、1月3日の開始のベルを待つことになりました。

3大株価指数は揃って下落

 ダウ工業株30種平均は小幅に続落し、前日比59.78ドル(0.2%)安の3万6338.30ドルで終えました。ダウ平均は年間で5731ドル(18.7%)上昇。これは3年連続で、上昇額は過去最大となったようです。
 ナスダック総合株価指数は4日続落して前日比96.593ポイント(0.6%)安の1万5644.971で終えています。年間でナスダック指数は2756ポイント(21.4%)上昇しています。
しかし、取り立てて特記事項もなく、平々凡々と過ぎ去りました。

1/1 2022年は資産形成を伴いながら、未踏エリアへ邁進...

2021年の米IPO、初の1000社超 SPACで上場減少に転機

 私は、今後もIPOによる投資資金の奪い合いが隠れた優良企業の株価を押し下げる圧力になると見ています。新しもの好きのヘッジファンドなどがIPOに群がり、既存の優良銘柄の株式を売却して乗り換えることが、次年度も頻繁に見られることでしょう。
 そして、その捻じ曲げられた株価形成こそが、我々個人投資家にとって美味しい果実となる気がしてなりませんし、見放されたオールドエコノミー企業にも再注目していきたいです。

1/1 SPAC件数

1/1 2021年の米国市場上場件数

 2022年も次のような話題性のある企業が株式公開を待っています。高値がついて株券の奪い合いとなるようです。そして、すばしっこくてずるい鼠は、これら果実を「出資という名のもとに」既にかじり始めています。


1/1 2022年も話題性のある企業が株式公開

Myポートフォリオ時価等

 株式評価総額は865,852.12ドル(99,653,518円)、手許資金と合わせ983,887.75ドル(円貨換算額113,238,593円)でした。株式評価損益額は前週末から▼16,300.66ドル減、前月末から▼5,547.23ドル減、年始からみると117,844.55ドル増の144,308.12ドル(円貨換算額16,608,854円)でした。ポートフォリオ内のETF構成比率は66.80%、為替相場(円/ドル)は115.09円/ドルでした。

1/1 Myポートフォリオ時価等

本日の取り引き状況

 取り立てて書き記すことはありません。本日も現金比率を高めておきたい投資家達は、一段安となる前に、弱い株価形成の銘柄を売却して様子見する姿勢に終始したことでしょう。「アップル株がどうだった、テスラ株はこうであった...。」論調は耳にタコできた程に聞き飽きた内容で、株価は止まっていませんから・・・。今日は止めておきます。

1/1 本日の取り引き状況

【番外編】日本株の購入

 12月31日の日本市場は休場でしたから、昨日に掲載した日本株の動向と何も変わっていません。繰り返しますが、地縁と血縁の日本社会であるがゆえに、話題性の乏しいオールドエコノミーで且つ、しっかりと利益を上げ続ける経営者が率いる企業を選抜して、2022年も乗り切る考えです。

Myポートフォリオ構成比率分析グラフ

 再び、市場では通信セクターへの売りが強くなって来ているようです。天邪鬼な私は、再び、これらセクターの買い増しを強めています。
 『株式市場は美人投票、頭の良さではない』と称されたり、『道行く園児100人に聞きました。富士山とチョモランマ山、どちらが高いと思いますか?』的の回答を当てるクイズが如きです。要は「万人が認める客観的な正解はない」ということです。

1/1 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-1

 2021年から2022年に「残りのQQQ」売却を先延ばしたことが、プラスとなのかマイナスになるのか、興味が尽きない所です。

1/1 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-2

 通信系銘柄をコツコツ落穂拾いに蒐集し始めている段階です。日本の証券会社から購入できない銘柄もあって右往左往しています。これら企業は『アバウト』で、利益が出た年度は株価や配当額が大きく跳ねあがる傾向が顕著で面白いですが、逆の時はまた奈落の側にまつしぐらとなるなど、投資と呼び難い面も垣間見れます。

1/1 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-3

1/1 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-4

編集後記

 松平健のマツケンサンバ。昨年の紅白歌合戦にも登場して、再び「金ぴか衣装」が見られたことは何とも言えない良さがありました。何事も明るく「締めくくる」ことが大事です。本年も宜しくお願い致します。



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