米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

1/4 アップル株、米国企業初の時価総額3兆ドルを突破...

 2022年度の開幕を飾るのにふさわしい話題が「アップル株が一時3%上昇、米企業として初めて時価総額3兆ドルを突破。日本円にして凡そ340兆円超え。」のニュースでしょう。アップルは先進的なコンピュータ開発の雄でありますが、かつて倒産危機説まで囁かれていたドン底から這い上がって来た今や老舗企業になりました。
 次に、大発会(だいはっかい)にふさわし話題が「電気自動車のテスラ株は、昨年10月~12月期の販売台数が市場予想を上回り7四半期連続の出荷台数増加。株価は一時14%上昇して、この日だけで時価総額が1440億ドル(約16兆6000億円)増え、この増加分はスターバックス株の時価総額にほぼ匹敵します。」の仰天ニュースで締めくくりたいと思います。
 アップル株、テスラ株共に頑固一徹、持ち切った者が最後は勝者となりました。が、私にはとても真似はできません^^。

ダウ平均とS&P500種が過去最高値を更新

 いきなり来ました「過去最高値を更新」の御文字。さて、今年は何回お目にかかるのでしょう。ナスダックス総合指数は残念ながら5営業日ぶりに反発したものの、更にテスラ株が大幅上昇した恩恵があったにも拘らず、過去の最高値突破が叶いませんでした。更新していたら「QQQ」を売却していたかも…。


1/4 ダウ平均とS&P500種が過去最高値を更新

インフレ亢進の懸念増大

 債券類が大きく売られて米国10年債利回りがあっという間に1.632パーセント迄上昇しています。ドル高であるにもかかわらず原油先物価格が上昇しているので、世界的なインフレへ向かっていることは間違いありません。
 こうなると、FRBの利上げ時期がより前倒しとなる可能性が俄然高まります。しかし、株式市場へ新規資金の流入が続いていることに何ら変わりはありません。今、俄か投資家達の買い意欲は強いです・・・。ベテラン達は様子見でしょうが、サイコロはどちらに転ぶか分かりません。


1/4 インフレ亢進の懸念増大

オミクロン株は片隅に追いやられる...

 新年早々、mRNAワクチンメーカーの株式が総売り状態となりました。オミクロン株の感染拡大の影響が身体ダメージより、物の生産・製造に大きなダメージを与えて「記録的なインフレが長期化する」のではないかという懸念が強くなって来ているようです。まぁ、しばらくすると又騒ぎ始めるでしょうが、今は大人しくしているように見えます。

  1. Pfizer Inc. ▼4.06%安の56.65ドル
  2. Moderna, Inc. ▼7.45%安の235.05ドル
  3. BioNTech SE ▼10.07%安の231.85ドル

1/4 アップル株、米国企業初の時価総額3兆ドルを突破...

Myポートフォリオ時価等

 株式評価総額は898,512.26ドル(103,620,028円)、手許資金と合わせ995,340.19ドル(円貨換算額114,786,613円)でした。株式評価損益額は前週末から11,686.87ドル増、前月末から11,686.87ドル増、年始からみると11,686.87ドル増の155,994.99ドル(円貨換算額17,989,966円)でした。ポートフォリオ内のETF構成比率は65.19%、為替相場(円/ドル)は115.32円/ドルでした。

ドル/円為替

 抵抗線であった115.20円/ドルをアッサリと更新して115.35円まで下落。大分と保有ドルを円転化しました。116円にタッチ出来るか否かが問われています。

1/4 Myポートフォリオ時価等

本日の取り引き状況

 何と言っても「ファイザー株」の新規買い2万ドルです。新年早々、売りに売られたファイザー株、出来高は51,993,138株まで膨れ上がっています。特定集団の売り浴びせの始まりの予兆かもしれませんが、買いの誘いに乗ってみることにしました。新型コロナ鎮静化後も、世界でワクチン需要が比較的根強いと判断しました。

1/4 本日の取り引き状況

 ファイザー社の製薬技術力が我々の想像を超えて勝っているのか否か、mRNAワクチンだけでははっきりしませんが、新会社を設立して既存薬事業をスピンオフ、儲けが薄い事業を本体から引き離して、新薬開発に本腰を入れたファイザー社。会社規模、業績見通しからすると依然として今の株価は『割安』に映ります。

【番外編】日本株の購入

12月31日、1月3日の日本市場は休場でしたから、何も変わっていません。

1/4 【番外編】日本株の購入

Myポートフォリオ構成比率分析グラフ

 ファイザー株の鎮座風景をご覧ください。初日にして姐御の如き収まり具合です。ファイザー株の配当利回りは2.8%台で幾分低めですから、トータル配当比率は少し下がって初期投資額ベースで5.80%となりました。これの7掛けが手許に残る計算ですから・・・。


1/4 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ

 原油先物価格の上昇で「XLE」の評価額が大きく増加しました。1ドル先物価格が上下変動する度にETF価格も歩調を合わせて動きます。「QQQ」が再び400ドルに乗せてきました。ここが元気にならないと株式市場に活気が生まれません。

1/4 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-2

 個別銘柄の整理も併せて行いました。ブラジル企業比率が高かったので、これを修正して損保銘柄(シンシナティ ファイナンシャル株)とお気に入りのテック企業3社(ツイッター株、スナップ株、ピンタレスト株)を試買いしています。


1/4 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-3

 いつもの個別銘柄限定の一覧円グラフです。ファイザー株の新規買いで目標としていた個別銘柄30万ドルを達成してしまいました。


1/4 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-4

編集後記

 大発会の寄り付き後は売り買い交錯して傾向が定まりませんでしたが、アップル株とテスラ株の大幅上昇が市場を牽引して右肩上がりの初日取引で終始しました。始まりが良ければ気持ちの持ち方もハッピーなので、1月4日は気分よく外出しましょう。

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