米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

1/5 早々に116円台の『円安』が出現した衝撃度

 1月4日の夕刻、年明け早々に116円/ドル台の円安が出現しました。115円台突破に手間取っていた円/ドル為替は、売り物が集中していた115.20円~115.50円を難なく抜けると一気に116円台へ、5年振りの円安となりました。FX業界はお祭り騒ぎでしょう。
 この先は抵抗線など存在しないので、上がるも下がるも市場参加者次第ですが、円貨の先安観が強く囁かれています。更に、インフレ後押しの「WTI原油先物価格」が77ドル/バレルへ上昇。新型コロナウイルスの感染拡大など眼中にないが如きです。各地の取引市場では「イケイケどんどん」状態になっています。


1/5 為替、利回り等

1/4の日本市場

 日経平均株価は対前営業日終値から500円を超える上げ幅となり、29799.65円で終了しています。3万円台へのタッチが叶わなかったのは、日本の実力であり止むを得なかったです。まぁ、日の出国として幸先よくスタートを切れました。明日も期待です。

1/4の米国市場

 ダウ工業株30種平均は続伸、前日比214.59ドル(0.6%)高の3万6799.65ドル65セントで終えました。しかし、ナスダック総合株価指数は反落して、前日比210.080ポイント(1.3%)安の1万5622.719で終了しています。そして、S&P500種も終了間際にはマイナス域へ沈みました。


1/5 3大株価指数


 10年債利回りが1.6%台半ばまで高まると、高PER銘柄が強く売られるので、耐え切れなかったようです。暫くは「オールドエコノミー企業の買い、ハイテク系企業の売り」が続くものと思われます。特に、金融銘柄とエネルギー銘柄の選考度が強く出ています。


1/5 早々に116円台の円安が出現した...

Myポートフォリオ時価等

 株式評価総額は886,648.25ドル(102,977,102円)、手許資金と合わせ1,004,413.92ドル(円貨換算額116,654,641円)でした。株式評価損益額は前週末から14,418.09ドル増、前月末から14,418.09ドル増、年始からみると14,418.09ドル増の158,726.21ドル(円貨換算額18,434,779円)でした。ポートフォリオ内のETF構成比率は66.68%、為替相場(円/ドル)は116.14円/ドルでした。
 私事ですが、手許資金+株式評価額が久しぶりの100万ドル超えとなりました。今の円安が未来永劫続くことはないので、タイミングよく「ドル→円貨へ転換」対応が必要かもしれません。そして、株式市場の上昇もいずれ平行線から下落へと向かうことでしょう。この対策も考えなければ・・・。

1/5 Myポートフォリオ時価等

本日の取り引き状況

 昨夜、フト気が付くと「116円台へ」為替が大きく動いています。116円台へは抵抗線が強く到達は困難と見ていたので、青天の霹靂でした。米国債10年物利回りも1.6%台へ急上昇していたので、直ちに投資方針を変更しました。
 これで、高PER銘柄が売られるのは間違いなく、「売り傾向となっている銘柄へは、更なる売り圧力が掛かるのは必定」と見立てて、昨日に新規買いした全銘柄の損切り売却も決意。寄り付き値で成り行き売りを予約、更に手持ちドル貨の一部を116円20円前後の値で予約売却(円転)を入れました。

1/5 本日の取り引き状況

 終盤には、52週最安値を更新していた「PINS ピンタレスト A、SNAP スナップ A、
TWTR ツイッター」の各6株の買戻しを行っています。また、ファイザー株の買戻しも検討したのですが、最悪50ドル台の株価も有り得ることから、グッと我慢して様子見しました。(ファイザー株終値 : 54.53ドル)

【番外編】日本株の動向

 年明けの東京市場も力強く上昇して幸先よく好スタートを切れたようです。珍しく売買はありませんだした。

1/5 【番外編】日本株の動向

Myポートフォリオ構成比率分析グラフ

 いつの間にやら、個別銘柄の評価損益額が1万2千939ドルまで回復しています。1カ月ほど前にはマイナス1万2千ドルまで下落していたので、この回復力が米国株の強さです。なお、ファイザー株売却で目標の30万ドル到達まで残り2万1千ドルとなりました。


1/5 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ

「QQQ」の売却予約を403.88ドル、404.88ドル、405.88ドルで各20株入れていましたが、成約する筈もなくお流れとなっています。今日は「XLE」と「XLF」の力強さが目立ちました。

1/5 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-2

 お気に入りの3兄弟(PINS ピンタレスト A、SNAP スナップ A、TWTR ツイッター)が52週最安値を揃って更新していたので安値で買戻ししています。しかし、これら株価はピーク時から半値まで下落しているのが、ある面で凄いです。

1/5 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-3

 煙草銘柄の株価もいつの間にやら上昇してしまって手を出し難くなっています。通信銘柄も然りです。今や、唯一ソフトバンク株だけが安値です...。

1/5 Myポートフォリオ構成比率分析グラフ-4

編集後記

 新年4日に、世界の株価が上昇したのは、数年ぶりの快挙と思えます。滑り出し上々なので気持ちいいです。為替の動きから、ドル/円が120円到達も視野に入って来ているように感じるのは、私だけでしょうか?
 120円が出現したなら、「株式売り → ドルから円貨」への動きが強まる予感がします。そして、日本にも遂にインフレ到来かも知れません・・・。

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