1/13 ドル/円為替レートが一時114.50円まで上昇...
ダウ工業株30種平均は続伸、前日比38.30ドル(0.1%)高の3万6290.32ドルで終えています。ナスダック総合株価指数も3日続伸して、前日比34.943ポイント(0.2%)高の1万5188.392で終了しています。嵐の前の静けさを感じるのは私だけでしょうか?
12月の米消費者物価指数(CPI)
朝方(日本時間の午後10時30分頃)に公表された「12月の米消費者物価指数(CPI)」は、前年比で7.0%と1982年以来の高い伸び率となりました。年換算値に直すと恐ろしい高騰になりますが、市場では予測範囲であったらしく10年債利回りが低下する反応を見せました。まさしく【噂で買って、事実で売る】を体現したような出来事です。
ドル/円為替レートが、一時114.50円まで上昇する
インフレが猛威を振るう米国で10年債の名目利回りはジリジリと上昇していますが、月間インフレ率がここまで高いと、実質利回りベースで見てみることも大事です。その影響がドル/円の為替レートに現われました。何と、NY市場で1ドルが114.50円近くまで円が高騰したのです。シドニー市場ではなく、本丸のニューヨーク市場ですから、多量の資金が一方へ動いたのです。
116円台にタッチしたのが遂この間の事なので、あっという間に2円近く円高に引き戻ってしまったのです。数日間で為替レートがここまで変動すると、FXだけでなく、株式・債券の投資家でさえ腰が引けてしまいます。
FRB、3月にも利上げを開始?
今回の12月CPI値(前年比で7.0%上昇)を受けて、FRBは今年3月にも利上げを開始する運びとなるのは確実でしょう。何もかも前倒しで動くことになるかと思います。
今日の市場では、長期金利が低下したことで「ハイテク系銘柄」が物色、金融銘柄への売りに繋がりましたが、明日以降、再び逆回転する可能性が高くなりましたし、売り方の荒い息遣いが聞こえて来るようです。
Myポートフォリオ時価等
株式評価総額は925,742.87ドル(106,108,648円)、手許資金と合わせ1,019,647.62ドル(円貨換算額116,872,010円)でした。株式評価損益額は前週末から12,133.38ドル増、前月末から34,238.84ドル増、年始からみるとこちらも34,238.84ドル増178,546.96ドル(円貨換算額20,465,053円)でした。ドル貨・円貨共に連日の過去最高額更新となっています。ポートフォリオ内のETF構成比率は64.98%、為替相場(円/ドル)は114.62円/ドルと急速に円高に振れています。
本日の取り引き状況
現在、個別銘柄への初期投資総額を【30万ドル】に設定していますので、残すところ1万ドル弱でした。よって、引き続き保有銘柄の買い増しへ重点的に取り組みました。ハイテク系銘柄が高騰すると、決まってディフェンシブ銘柄が売られるので、始まる前から楽しみにしていました。
- ブリティッシュ アメリカン タバコ ADR 買い増しできず
- アルトリア グループ 143株の買い増し
- フィリップ モリス インターナショナル 2株の買い増し
- AT&T 61株の買い増し
- ボーダフォン グループ ADR 10株の買い増し
- ベライゾン コミュニケーションズ 40株の買い増し
新規購入の銘柄
金融のジェフリーズ・ファイナンシャル・グループは、2021年9~11月期の債券トレーディング収入が大幅に減少したと発表したことで、10%安に沈んでいましたので25株を新規購入しています。
大麻関連企業のティルレイが3%安、出来高も2千200万株を超えていたので4株の試買いを行いました。タバコメーカーのアルトリアは、2019年にカナダの大麻関連企業クロノスへ45%を出資済みですが、米国内でタバコ加工品を含めて大麻販売へ動く気配が全くありません。この辺の事情はどうなんでしょう。分かり次第、報告を入れます。
- JEF ジェフェリーズ フィナンシャル 25株の新規買い
- TLRY ティルレイ 2 4株の新規買い
【番外編】日本株の動向
毎年楽しみにしている全国対抗駅伝、「都道府県対抗男子駅伝が中止…」の報道記事を見て、オミクロン株蔓延の度合いを慮って全保有株を売却しました。自分の直感を信じた行動です。なお、利益は手数料を差し引いて僅か747円となりました。また、チャンスがやって来ることでしょう。
日本陸上競技連盟は12日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、23日に広島市などで開催予定だった全国都道府県対抗男子駅伝(7区間48キロ)を中止することを発表した。昨年に続き、2年連続で中止となった。
一般(社会人、大学生)が2区間、高校生が3区間、中学生が2区間の計7区間48キロで争われる駅伝は、日本のトップランナーと、日本のトップランナーを目指す中高生がタスキをつなぐことで、多くの選手の目標になっていた。(報知新聞社)
Myポートフォリオ構成比率分析グラフ
買い増しはオーバーシュート気味で、計303.362ドルまで膨らんでしまいましたが、一里塚へ到達です。配当予定額が1万8千251ドル、配当率が初期投資額に対して6.02%となりました。配当額の30%を源泉と称して米国と日本国に掠め取られるので、税引きの実利回りは4.2%程度へ下がります。
個別銘柄には、経営基盤が盤石なネームバリューのある老舗企業で固めていますので、コツコツと毎年利益を稼いで、これから長らく私にマネーを貢いでくれることでしょう。
平均株価が上昇している間、ETFは放置状態となります。これは止むを得ません。私の手法は逆張り投資で、順張りではありませんので...。
連日に亘り、エネルギーETFである「XLE」が52週最高値を更新し続けています。今日のWTI原油先物価格は一時83ドル台へ到達しました。これも各国が声高く脱炭素を叫んでくれるお陰です。斜陽産業と言われて久しかった石油が、今や時代の【寵児】へ様変わりしました。そして、次のように「煽る報道記事」が目に付き始めました。
私は、後処理ができない欠点を抱え続ける【原子力の活用を否定する】立場をとります。かつて、原子力利権を手放した米国産業界は先見の明があったのでしょうか? そして、手放した原子力関連技術を高値で買い込んだのは日本の東芝、日立、三菱重工でした。
今やこれら企業は底辺でうなり声、怨嗟の声を上げ続けています。偶然なのか、策略であったのか。勘繰ると日本潰しの一環であったのかも知れません。大人の世界は何と怖いところでしょう。
銘柄別の構成バランスはこんなものではないでしょうか。英国籍ADRの比率が少し高いことが一抹の不安を感じますが、多国籍企業なので任せるしか手がありません。
編集後記
最近とみに、バイデン米国大統領のひ弱さが目について仕方がありません。岸田首相の中国拠り姿勢にも頼りなさ満杯ですが...。
- 「男の顔は履歴書」と言いますが、バイデンさんは与し易い方なのでしょうか?
- 「殴り合い」など経験のない方のようなので、一瞥の迫力不足なのでしょうか?
- 「溺愛する息子の不祥事」を中国に握られて、既に懐柔されているのでしょうか?
私事ですが、大分と時期が遅れて、次の確定申告を所轄税務署へ届け出しました。
- 平成30年度版の修正申告(外国税額控除の追加)
- 令和元年度版の確定申告(株式の損益通算、外国税額控除)
- 令和2年度版の確定申告(株式の損益通算、外国税額控除)
ぼちぼちと、これら税の戻りがあることでしょう。 令和3年度版も税戻りが幾分と期待できる内容ですし、某保険契約の満期返戻金が3月末までには現金化できるので、諸々合わせると800万円近くの真水を株式投資へ向けられます。2022年は何かにつけても盤石といきたいものです。
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