米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

6/20【番外編】ビットコインが1万8000ドル割れ、2020年12月以来...

 昨今、ビットコインを含む「仮想通貨」リップル(XRP)・イーサリアム(ETH) は、各通貨とも大暴落へ向かっています。当初からこれら通貨は『基準価格』という尺度がなく、よく分からないのが短所、逆に一気に儲けを企んでいる投資家にとっては長所です。

 仮想通貨の創設発想はまことに素晴らしく、錬金術の最たるものです。しかし、古今東西、往々にして後から続く一般人は大損して撤退となることが多く、『兵どもの夢のあと』が現実を直視する結果です。

1ビットコイン1万8千ドルの投資とは?

 もう一度言いますと、1ビットコインが1万8千ドルもするのです。

  1. 貴方は、ビットコインを購入する為に、仲介業者の口座を開設します。
  2. 貴方は、仲介業者の口座へビットコイン購入資金1万8千ドルを振り込みます。
  3. 貴方は、仲介企業に対して1ビットコイン1万8千ドルの指値の買い注文を出します。
  4. 1ビットコインを1万8千ドルで売却する第三者が現われて売買が成立します。
  5. 貴方の仲介業者の口座欄には、「1ビットコイン保有」が表示され、保有ドル資金欄は0ドル表示と変わりました。
  6. 幸いなことに、貴方の買値以上の価格で、1ビットコインを買ってくれる人が現われて、売買が成立します。
  7. 次に、仲介企業の貴方の口座に売却ドル額が計上されました。
  8. 直ちに、貴方は指定した銀行口座へ売買ドル代金の振り込みを指示します。
  9. 翌日、無事に振り込まれていました。
  10. これを確認して、初めて『投資行為が成立』したことになります。
  11. 先日、8〜9を停止した仲介業者が現れたので、パニックが発生したのです。

どこの誰が、どれほど保有しているのか、さっぱり知られていない...

 実体経済に存在しないシロモノ、一言で言い表すと「得体のしれない商品」が「仮想通貨」そのものであり、誰が生産したのか、生産しているのか、何処の誰がどれ程保有しているのか、世界中に絶対量がどれほどあるのか、保証する中立機関があるのか否か・・・。思う程に、考える程に『摩訶不思議なシロモノ』に見えるのは、私だけなのでしょうか?


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仮想通貨と株式取引

 私にとって「どうでもよい仮想通貨」なのですが、株式取引の世界から見ると、仮想通貨取り引きを兼ねて行っているファンドも沢山あることから、気にはかけています。その程度のものです。

編集後記

 最速で「億り人」に到達した方に、仮想通貨で一儲けしたケースが多いのは紛れもない事実です。更に、仮想通貨をハッカーに盗み・騙し盗られた場合でも、割と「諦め感」が強い方が多いのも、仮想通貨の投資家の特徴です。

仮想通貨は幽幻体に過ぎない・・・

 初めての方にとって、仮想通貨の仲介業者PRには煌びやかな「仮想通貨のコイン図」がはめ込まれていることが多々あります。特に、ビットコインはその名称のとおり「Bコイン」がこの世に存在するかの如く、全くの勘違いが横行しているようです。仮想通貨はネット環境の中だけに存在する幽幻体です。

弱り目に祟り目


6/20 【番外編】ビットコインが1万8000ドル割れ、2020年12月以来...