7/24【番外編】金融資産が「億」を超えると、考え方も変えなきゃなるまい...
このようなブログを公開されている方が、「資産1億円を目指す」的なタイトルで頑張っておられるのをチョクチョクお見掛けします。
運よく『資産1億円を達成した』場合、次の目標設定を何処に置いたらいいのか、到達する前にザックリと「さわり」だけでも決めておいた方がいいでしょう。
今、円安進行で嘗ての『100万ドル=1億円』が成立しませんが、幸いにも海外で暮らさないのであれば、「円貨の弱さ」を直ちに体感することもないですし・・・。
『資産1億円を達成した』場合、次の目標を設定...
その方の年齢や職業、達成まで何年掛ったか、お金に向かう考え方に拠りますが、次のいずれかでしょうか?
① 会社勤めをリタイヤして、細々ながらマイペースで暮らしていく。
② 1/2程度売却してマイホーム購入に充当させて、残金で再び「1億円達成」を目指す。
③ 兎にも角にも、取り引きを自重して達成感の余韻に浸り、暫く様子見する。
④ 1億円をタネ銭としてレバレッジ勝負に賭け、巨額な資産獲得を更に目指す。
⑤ 目標資産額を円貨「1億円」から、ドル貨「100万ドル」に切り替える。
⑥ 時価評価額の株式から、確定利付き債券へ保有資金を移し始める。
⑦ 株式投資から不動産投資へ趣旨換えして、投資家から事業家へ転換を図る。
私の当座目標は...
なお、私は次の⑧を当座目標として、2023年度中の達成を目指しています。初期投資額を目標とした利点は『減価することがないところ』に尽きます。思うに、私などは資産額が増えてくると、時価評価額に振り回されたくない気持ちが強くなってきます。
⑧ 配当金・分配金の再投資で、初期投資額「100万ドル」達成を目標に設定する。
やっぱり、米国株式は資産を「増やすもの」ではなく「維持するもの」...
ザックリとした感触ですが、「株式投資で増やした資産額」を正しく申し上げられるほど記憶にありません。むしろ、マンション投資で増加した資産額の方が鮮明に記憶に残っています。25年程前に購入した「昭和42年築の一戸建て物件」は、今だに毎月の賃料を稼ぎ出し、買値以上の総利益を計上してくれています。
ある時期に、保有する賃貸マンション群を全て売却して、株式へ全資金を移し、配当金・分配金の再投資へ投資手法を切り替えました。そして、今に至るのですが、米国株式の場合は、保有している時期によって資産額の規模が「膨張・逓増・逓減・縮小」となり、異なる特徴があります。
いずれ、米国株式市場は平行線から逓増、そして膨張へと向かう...
ここ1年~2年は、たまたま膨張・逓増する時期に当たったようで、今は逓減から縮小へ進んでいるだけです。暫くすると、平行線から逓増、そして膨張へと向かうことでしょう。それが、米国経済が負っている長年の宿命なのです。
これからも【人生100年】を見据えて、米国株式は資産を「増やすもの」ではなく「維持するもの」として歩んで行くことにしましょう。一喜一憂せず、とにかく気を休めてまったりと過ごすことです。一度っきりの人生ですから...。
編集後記
資産が増えてくると、大きな金額の買い物を極力控えるようにしています。特に家や車、貴金属、宝石、時計、調度品などに注意を払っています。
生活の質が向上するのならGOODな買い物になりますが、人生も半ばを過ぎてくると、これらは「新規買い」ではなくて「買い替え」や「追加購入」となるので、一時的な満足感を満たすだけになることも多く、これは『消費買い』ではなく『資産買い』であると、自分に言い聞かせても、資産を減らしてまで手に入れるレベルへ到達せず、「こじ付け」で終わってしまうのです。
詰まる所、生活の変化はありません。特に胃袋は、資産額に左右されることもなく、平々凡々と今までの食べ方、食材を続けているだけです。私などは小心者ですから、資産が増えて来ると、例えばエアコンの稼働時間(消費電力)を気にすることもなく、暑い日であっても快適に暮らせるようになって喜んでいる始末です。つまり、所詮、このレベルなのです。
弱り目に祟り目
- スナップ株が35%超える下落、投資判断の引き下げ相次ぐ - Bloomberg
(JPモルガンは、目標株価を24ドルから何と9ドルへ引き下げ...) - バイデン米政権、サル痘で「緊急事態宣言」を検討-ジャー調整官 - Bloomberg
- 東京都で3万2698人の新型コロナ感染、3日連続で3万人超え - Bloomberg
(希望者全員をPCR検査をすれば、空恐ろしい数字となること請け合い...)
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