明日から、日本では値上げの１０月入りです。昔から、日本人は我慢して我慢してキリの良い時を見計らって、一気呵成に値上げに踏み切ります。その都合の最も良い日が、会計年度の１／２を経過した１０月１日、この日なのです。

明日から、値上げと容量減少の嵐がやって来る...

　酒造メーカーやビールメーカは挙って値上げを表明していますし、多国籍企業のタバコメーカーも「増税+値上げ」のダブルパンチで攻めて来ます。牛丼並み２８０円の時代が懐かしいです。その他諸々の企業を寄せ集めると枚挙に暇がありません。

日本政府は、とにかく国民に持ち金を使わせたい...

　日本政府は、国民に持ち金を使わせる算段として、旅費の補助を行う「全国旅行支援」や混雑の極みとなっている「マイナポイント事業」、海外から手当たり次第に邪な人間でさえ入国を認める「インバウンドの再開」、極めつけは『円安』を利用した日本不動産投資の勧誘です。
　日本人に見向きもない「地方の過疎不動産」「山林不動産」「地方都市不動産」「廃墟と化した温泉街不動産」を外国企業や外国投資家による取得で、活性化を目論んでいるのです。

「不都合なこと」は、『平成世代』に押し付ける算段...

　まぁ、日本国土の切り売りです。『後は野となれ山となれ・・・』のヤケクソ交じりに、君たち『平成生まれの方に託した』方式を取る積もりでしょう。勝ち組の昭和世代は脇に退いて安泰、これから現われるであろう「不都合なこと」は、全て「平成世代」に押し付ける算段でしょう。

社長だけではなく、課長クラスまで外国人が占有・・・

　嘗て、勤務先の社長は「フランス人」という替え歌が流行りましたが、あの時は笑っていられました。「日産勤務者は、倒産しなかっただけでもラッキーだよ」が大勢で、「一過性の外国人社長で、直ぐにでも日本人に取って代わる」的な雰囲気が、未だに蔓延していた懐かしい時代でした。　　　
　しかし、令和時代は社長だけではなく、課長クラスまでが「白人・有色人種・黒人」が占有する時代になると感じています。

日本人は低賃金に甘んじ、その日暮らしが続く...

　彼ら・彼女らは２カ国語、３カ国語を流暢に話し、高給を満喫して、利益を全て吸い尽くす寄生虫の如く、我々日本人はもはや追い付いていくことさえ、出来なくなるでしょう。
　我々は、今と同じく「勤務時間の切り売り」を続けざるを得ず、「低賃金に甘んじ、その日暮らしが続く」ことが濃厚です。

労働の対価に価値を置かず、資産運用に価値を見出すこと...

　ここで大事なのは、日本古来の『労働は美徳』という概念を脇に置いておく、できれば捨て去ることです。人並みに高校・大学を卒業しても高給を取れる保証も無いし、退職金を得て老後安泰など、４０年以上も先のことなど、みんな分からないのですから・・・。

今、米ドルで資産を保有するのが、投資の王道である...

　保有資産というと、世界の基軸通貨ドルに得た給与や相続した円資産を替えておくことをお勧めします。米国不動産へ投資は万人向けでもないので、ここんところは米国株、米国債（ゼロクーポン債など）への投資に落ち着くでしょう。

何事も、長期間のコツコツ投資が必要...

　何事も一足飛びに大きくできないので、基本方針をキッチリと決めた後は、コツコツ投資の継続で保有する米ドル資産を増やし続けましょう。早ければ早い程、あなたの人生に厚みが増します。
　今の日本のように、国土が狭い、人口減、高齢者比率が高い、軍事力を持たない国家が、歴史上で長く生きながら得たためしがありません。昭和世代の莫大な資産が政府（財務省）に接収される前に、平成世代が貧困に陥る前に、ドル資産の保有を全面的に強く進めて置きましょう。

軽んじてはいけない！「国の年金」は、何があっても大事・・・

　将来設計は、円貨からドル貨へ転換して資産増加を進めていくことは正に王道ですが、日本政府が用意している『年金』を軽んじないことです。というか、この年金を貴方・貴女の将来設計の基に据えて、何事も考え・試算することを推奨します。
　年金の基本は『長く加入する』ことに尽きますから、１８歳以上の高校生、大学生でもあっても、国民年金はもちろんのこと、厚生年金・共済年金へ加入できる道を自分なりに模索することです。