米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

10/28 次の標的（売り）は、アマゾン・ドット・コム【AMZN】？...

　アマゾン・ドット・コム【AMZN】ファンの方に朗報？です。GAFAMの四半期決算発表後の株価急落ツアーに【AMZN】も仲間入りとなりそうです。同社株は、第３四半期決算受け時間外取引において、株価は１５％の大幅安で推移しています。但し、徐々に株価は回復に向かって（株価上昇して）います。（日本時間28日午前６時５０分頃）


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AMZNの第３四半期決算

　米アマゾン・ドット・コムは、現地時間の２７日１７時過ぎに「2022年７〜９月期決算」を発表しました。同期間の売上高は前年同期比１５%増の1271億100万ドル（約18兆5900億円）、営業利益は４８%減の25億2500万ドルでした。
　１株利益はアナリスト予想を上回ったものの、売上高は同予想を下回っています。アマゾン・ウェブ・サービシズ（ＡＷＳ）も、同予想を下回る売上高を計上しています。
　同社は、次の四半期ガイダンスを公表しており、売上高は予想を下回る見通しを示しています。このようなことが株売りとなっている理由です。
　米国経済の先行き不透明が強く、消費者は支出を控えて、同社は事業の伸び率鈍化に直面しています。今、全般的に小売は厳しそうですね。


2022/10/28 AMZNの第３四半期決算

売上高は最高値を更新...

　２０２１年は６月実施となった有料会員向けセール「プライムデー」を、２０２２年は７月に開催した効果が、今回の決算に大きく寄与しています。
　直営のインターネット通販事業の売り上げは７%増の534億8900万ドル、同事業の増収は４四半期ぶりでした。そして、外部出品者から得た手数料収入は１８%増の286億6600万ドルでした。

クラウドコンピューティング部門「AWS」の売り上げは27%増...

　アマゾン自慢の集金マシーン「AWS」の売り上げは、２７%増の205億3800万ドルでした。初の２００億ドル超えとなりましたが、伸び率は予想を下回っています。競業相手のマイクロソフト、グーグル等の競争も激化して、それぞれが専用の海底ケーブルを敷設するなど、高度化しいるようです。

今期の主なデータ（７－９月・第３四半期）

・１株利益（調整後）：0.28ドル（予想：0.22ドル）
・売上高：1271.0億ドル（予想：1276.4億ドル）
　　ＡＷＳ：205.4億ドル（予想：210.1億ドル）
・営業利益：25.3億ドル（予想：31.1億ドル）
・営業利益率：2.0％（予想：2.5％）
　　北米：▼0.5％（予想：▼1.3％）
・サービス業務支出：205.8億ドル（予想：215.8億ドル）

次の四半期ガイダンス（１０－１２月・第４四半期見通し）

・売上高：1400～1480億ドル（予想：1555億ドル）
・営業利益：0～40億ドル（予想：46.6億ドル）

他のハイテク企業の第３四半期決算

好不調こもごもです。

１０月２８日のトピックス

ダウ平均構成銘柄は堅調、買われる...

　ダウ工業株30種平均は５日続伸、前日比194ドル17セント（0.6%）高の3万2033ドル28セントで終えています。市場予想を上回る決算を発表した銘柄が買われ、ダウ平均を押し上げた模様です。懸念したほど企業業績は悪くないとの見方から買いが広がり、ダウ平均は一時550ドル近く上昇しました。


ナスダック構成銘柄へ、断続的な売りが続く...

　ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比178.317ポイント（1.6%）安の1万0792.675で終えています。GAFAMを筆頭に主力ハイテク株へは売りが続き、今日は相場の重荷となっています。暫くは、ハイテク系銘柄な整理売却が済むまで、売りが続きそうです。

ドル・円が急落・・・

　米国長期金利が低下し、ドル売り・円買いが昨日から急激に発生して『巻き戻し』が実行されています。「金利低下（債券買い）+ドル安、円高+大型銘柄の買い戻し」が、深く進行しているようです＾＾。

WTI原油先物価格は続伸...

　ドル安の進展とともに買いを集めた今日の原油先物価格でしたが、NY株式市場が終るころには、元の位置へ押し戻されていました。

MYポートフォリオ

　２０割ほど下げた「メタプラットフォームズ株」を５株手配しました。平均購入価格は９７．８３ドルになります。併せて、「グーグル株」を７株追加購入しています。同社株の１００ドル割れは『安値』と考えます。今、GAFAMを買い集めるチャンスかも…。


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編集後記

　成長し続ける企業などは存在しませんから、株価はいつかは一旦下げるのが株式相場です。よって、ジタバタすることなく泰然と構えることも大事で、知らぬ間に元の安定した株価に戻っていることが大半です。
　但し、成長途上の企業では「配当金の支払い」が行われていない社が多いので、買値より時価の株価が下回っている時などは、実入りが全くないことになります。当然、この時に売却すれば損失が発生します。
　株式の追加購入は「安値」になっている時がベストですから、１年を通して株式市場の動向を鳥の目で見ると、立場立場で見方も変わって、安値の時期をひたすら歓迎することになります。ハイテク系銘柄は派手に下げますが、上げる時は一気呵成に昇って行きます^ ^。


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