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11/11【番外編】また、国民から離れてしまった岸田首相・・・

 颯爽と登場した岸田さん。自民党カラー最後の人となるであろうと見ていましたが、何の何の、故安倍元首相さえ足元にも及ばない「出来損ない」の【からくり人形】でした。
 今回は日刊スポーツの紙面をお借りして再度取り上げ、任命者の岸田首相も「同じ穴の狢」であることを公にします。前もって言いますが、私は保守派で自民党寄り、立ち位置は権力側に置いています。このような自分でさえ、「アイツ」には咆えるのです・・・。

11/11【番外編】また、国民から離れてしまった岸田首相・・・4

「死刑のはんこ」発言、葉梨法相を再度取り上げる・・・

 「死刑のはんこ」の葉梨法相を現職に置く限り、次の死刑執行は出来ないとの見方です。当然のことでしょう。であれば、コイツを法務大臣に据え続けることが間違っています。
 法務大臣は日本国で唯一、死刑執行を命じることが出来る人間です。「死刑執行書」への代印や後閲は、一切認められていません。

  • 「東大法学部を出ていながら、死刑執行命令書にサインする重みをまったく分かっていない。もはやこの大臣の元では、死刑執行が不可能な状況に陥りました。」(法務省関係者)

 尊厳を持ちながら、考え抜いた末に裁判官は「死刑」判決を下します。検事にしても「死刑求刑」を行う際には、襟を正して考え抜くことでしょう。そして規則に則ると、法務大臣は判決後6カ月以内に、「死刑執行命令書」にサインして刑の執行を行わねばなりません。
 これは法務大臣の専管事項で、絶対に署名が必要な決裁書類です。日本で唯一人、法務大臣だけがなし得ることができる行為なのです。

 葉梨康弘法相は9日夜の会合で「だいたい法相は朝、死刑(執行)のはんこを押す。昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職だ」と発言した。10日、撤回したが、混乱は収まらない。


 参院法務委員会に先立って、松野博一官房長官から厳重注意を受けた葉梨氏は「報道陣に発言を撤回しない考えを示し」、野党側の反発で開会が約50分も遅れた。午後の本会議で民法改正案が採決される予定だったが、野党側の反発から採決困難となり、先送りされた。


 委員会の冒頭で葉梨氏は会合での全スピーチを約5分間にわたって読み上げ、「私の本意ではない」などの弁明を繰り返し、野党側の抗議で質疑が何度も中断。野党から再三、辞任を求められたが、葉梨氏は「法律にのっとって、その職責をまっとうしてまいります」と強く否定した。


 葉梨氏は会合で「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」とも発言。委員会では「結果としてそうなった」などと説明。葉梨氏が出席した会合は武井俊輔副外相のパーティーで「外務省と法務省は票とお金に縁がない。法相になってもなってもお金は集まらない。なかなか票も入らない」とも発言。これについても「逆説的な言い方で極めて利権と遠い役所で職責である」などと弁明に終始した。


 野党は岸田文雄首相に対して葉梨氏の更迭を要求。岸田氏は応じない方針だ。ただ、自民党の遠藤利明総務会長は「不愉快だ」と不快感を示し、公明党の斉藤鉄夫国交相は「命の重さと法の厳正さの象徴である法相としての覚悟に欠ける」と批判。与党内からも厳しい声が上がっている。


 山際大志郎前経済再生相は旧統一教会と複数の接触を「記憶がない」と否定したが、指摘を受けると追認を繰り返し、事実上更迭された。寺田稔総務相は自身が関係する政治団体の政治資金を巡り、野党の厳しい追及が続いており、さらに新たな火だねを抱えることとなった。


 葉梨氏が10月に開かれた2件の自民党岸田派議員の会合でも、「法相は死刑執行のはんこを押すとニュースになる」などと発言していたことも判明した。寺田、葉梨、武井の3氏はいずれも岸田派所属で、11日からの東南アジア歴訪を目前に岸田氏は身内から政権を揺さぶられている。

岸田首相、葉梨法相を辞めさせず、税金で今日から東南アジアへ出発...

 岸田首相は、ええ加減な思想の政治家、「後は野となれ山となれ」的な考えをお持ちの御仁です。税金を使って、今日から東南アジアへ出発するらしいです。よろしいおすな!


11/11【番外編】また、国民から離れてしまった岸田首相・・・1       11/11【番外編】また、国民から離れてしまった岸田首相・・・2

   こいつが、葉梨康弘です                         検討するするオジサンこと、岸田首相           

 岸田文雄首相は11日の参院本会議で、「法務大臣は死刑のはんこを押す地味な役職」という趣旨の発言をして与野党から批判が拡大している葉梨康弘法相について、辞めさせる考えがないことを重ねて示した。


 質問した立憲民主党の川田龍平氏が「聞くに堪えない表現。(法相の)資質を決定的に欠いている」「発言を撤回すればすむ、ということでいいのか」と述べ、辞職させる考えがあるかどうか、首相の見解をただしたのに対し、答弁した。


 首相は「昨日、官房長官が厳しく注意をしたところだ。あらためて職責の重さを自覚し、説明責任を徹底的に果たしてもらわないといけない」とした上で「大臣からも真摯(しんし)に反省し陳謝するとの説明があり、発言を撤回したと承知している」と述べた。


 また「誤解を招くことがないよう、発言はくれぐれも丁寧に慎重に行ってもらわないといけない」とも述べたが、発言の内容そのものが批判されているにもかかわらず、まるで第三者に誤解を与えるような内容という認識を示したため、議場では激しい抗議や反発の声が起きた。

葉梨法相、記者の手払いのけ「紙が読めないんだよ」・・・

  • 葉梨法相は、「ちょっと(紙が)読めないんだよ」と、ICレコーダーを差し出した記者の手を払いのける場面もあった。
  • 自民の遠藤総務会長は、10日のグループ会合で「みんなで岸田政権を支えようという時に、肝心の宏池会(岸田派)で発言があったのは不愉快だ」と憤った。
  • 自民の閣僚経験者は、「反省の色が見えず、開き直りともいえる態度を取っており、政権への打撃は計り知れない」と苦言を呈した。

法相、記者の手払いのけ「紙が読めないんだよ」…反省の色見えず批判拡大 : 読売新聞

首相が続投させる意向一転…事実上の更迭へ

 トランプ前首相なら、「お前はクビだ」でお終いです。更迭などの日本語は生ぬるいです。次の引用は、岸田首相に何かと甘い「読売新聞の記事」ですが、ご容赦ください。漸く、交代させることを決めたようです。

 岸田首相は11日、死刑執行に関する職務を軽視するような発言をした葉梨康弘法相(63)(衆院茨城3区、当選6回)を交代させる意向を固めた。事実上の更迭とみられる。


 岸田内閣発足後、閣僚の辞任は、10月24日に辞任した山際大志郎・前経済再生相に続いて2人目となる。閣僚の相次ぐ辞任は、支持率が下落する岸田内閣の政権運営にさらなる打撃となるのは必至だ。

 首相は、葉梨氏の後任の調整を急ぐ考えだ。政府は首相が11日午後、東南アジア3か国歴訪に出発すると発表していた。


 葉梨氏は9日、東京都内で開かれた自民党議員のパーティーで、「法相は朝、死刑のハンコを押し、昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職だ」と述べた。その上で「今回は、旧統一教会の問題に抱きつかれ、私の顔もいくらかテレビに出るようになった」と語った。発言を受けて、政府・与党内からは「職務を継続することは難しい」「早期に辞任させるべきだ」などの声が出ていた。


 首相は11日午前の参院本会議では、「改めて職責の重さを自覚し、説明責任を徹底的に果たしてもらわなければならない」と述べ、続投させる意向を表明していた。

 しかし、最終的に政府・与党内で葉梨氏の発言への批判が収まらないことや、今後の国会日程への影響などを考慮し、交代せざるを得ないとの考えに傾いたとみられる。

 葉梨氏は11日午前の参院本会議で、「今後は発言に慎重を期していく。その上で引き続き説明責任を果たし、国民のお役に立てるよう、職務に全力を尽くしていきたい」と語り、続投する考えを示していた。


 葉梨氏は警察官僚出身、2003年衆院選で初当選。首相が会長を務める自民党岸田派に所属し、今年8月の第2次岸田改造内閣で初入閣した。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済などを所管している。

編集後記

 何と、この発言は「2度目」であることに、改めてビックリです。何かと死刑制度にイチャモンを付ける人がいます。このブログでは、死刑制度の良し悪しは論じません。死刑制度が、日本国民の多数から支持されている以上、我々は下を向くことなく、世界に向かって胸を張ればいいのです。
 しかし、死刑制度は最終的に人が人の命を奪うことなので、そこまでに至る道のり・手続きは、厳かに進めなくてはいけません。そして、1億2千万人を超える国民の中で唯一、死刑執行命令権を持ち、そして下すのが法務大臣のみであるが故に、軽々しく『死刑』『死刑制度』を茶化してはいけないのです。
 「あいつ」は、なぜ自分が非難されているのか、全く理解していないと思います。尊い我々の税金を使って東京大学法学部を卒業させてやったのに、「コイツ(葉梨康弘)」は恩を仇で我々に返したのです。


11/11【番外編】また、国民から離れてしまった岸田首相・・・3