8/1 週別投資状況分析リスト
このリストで週間の保有株式動向を把握、「週次損益」欄を最も注目しています。今週は先週とは打って変わり、多数の銘柄が「減少」した週でした。増加・減少は正に週替わりで現れます。最も大きく減少したのは、ナスダック100をなぞる「QQQ」です。逆に、最も増加したのは、エネルギーセクター「XLE」、次に銀行セクター「XLF」と続きます。
週単位の損益をチェックすると、週末・月末の30日に株価調整が生じた関係で「マイナス銘柄」が多い感じですが、こんな時もあります。
総括
米国の個人投資家の動向に関する記事が市場を賑わした1週間でした。投下できる多額の現預金を保有しつつ、株価下落時に思い切って打って出る、この世は金次第なんですね。
上図は、左が7月トータルの動向、右が前週の動向を銘柄単位に纏めたものです。個別銘柄の保有株式数は大きく減少して、ETFへ置き換わっているのが見てとれます。(既に売却している銘柄は不掲載にしています)また、少数株式の保有を想定した『枠外管理(ETF)』を新設して運営を開始しました。簿外管理(ETF)と両輪関係になります。インディックスETFは買いっぱなしで手間が掛からないのが利点ですが、頭の体操にはなりませんので…。
米上院、5500億ドル規模のインフラ包括案で2つ目のハードルをクリア
ブルームバーグによると、米国上院は同法案の審議で二歩ほど前進したようです。気になったのは、この時、シューマー上院院内総務が放った「これは、米国のインフラ再構築に向けた巨額の頭金だ」の言葉です。この頭金という表現に目が止まりました。そのまま解釈すれば、最初の一歩ということですから、今後、米国では毎年度に借り入れでインフラ整備計画を組み込んでいく考えなのかもしれません。新規マネー創造もここまで来ると空いた口が塞がりません。紙幣を刷ったもん勝ちです。
コロナ再拡大に大洪水、世界の供給網「限界」も
ロイターによると、世界各地で天災が発生して「供給網」の混乱が続いているようです。コロナ禍で人手が足らない中、原料・資材不足が生じ始めれば『インフレ』『金利上昇』が勢いを持ってきますので、本件は要注視です。
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