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9/28 今夜のNY市場は、米国10年債利回り次第で急落かも...

 9月28日(月)日本時間の21時40分、米国10年債利回りは幾分下がったけれども、1.543%(対前日終値から3.85%上昇)で推移しています。一時は 1.55% まで到達(10年債の売り)していました。資金が債券市場へ流れ込んできているので、今夜のNY株式市場は大商いとなる可能性が高まっています。
 NY市場の前場「プレ株式取り引き」では、3大株価指数の先物価格が揃って下落、日本時間の16時から開かれている「ヨーロッパ株式市場」では、各国の株式市場が前日終値から値下がって推移している状況です。
 ナスダック市場が最も大きく影響を受けそうです。う~ん、株式市場の潮目が少し変わりつつあるのかも知れません。私感ですが、今夜の売買を考えていらっしゃる場合、売るなら寄り付きで、買うなら引けがよさそうな気がします・・・。(*株式取引を煽る記事ではありません。あくまで自己責任で対応して下さい。初版は午後7時過ぎ、更新を午後9時49分に行いました。)

CME ダウ先物、CME SP500先物、Nasdaq 100先物

 21時45分現在、CME ダウ先物は34590ドル、CME SP500先物は4397、Nasdaq 100先物は14949.25まで下落しています。

ドル/円の為替相場

 21時45分現在、ドル/円は111.610円/ドルまで下落しています。

ヘッジファンドの決算対策

 この時期になると、決まって聞こえてくるのが「ヘッジファンドの決算対策」です。

  • ヘッジファンドは、四半期ごとに収支決算を公表するのが義務付けられていること。
  • 投資家の解約は、四半期ごとに発生して、その都度、現金化を求められること。
  • 株式取引でマイナス収支であれば、他で利益を上げる必要に迫られること。
  • ビットコインが中国の規制公表で急落したので、デカい打ち上げ花火が欲しいこと。

 9月の残り日数が刻一刻と少なくなって来ているので、イライラするファンドも多数いらっしゃることでしょう。

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 突然に降って湧いた記事ですが、習近平氏が「排出炭素の枠組み順守」を掲げたことで、石炭火力や石油火力を制限したためです。何かとおさがわせの御仁です。



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