米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

3/1 米国市場は、大時化(おおしけ)にはならず...

 身構えて迎えた米国市場の幕開けでしたが、ダウ平均は午後に下げ幅を589ドルまで広げる場面があったものの、後半にハイテク系銘柄に押し目買いが入ったタイミングで米国市場が反転し始め、ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落、前週末比166.15ドル(0.5%)安の3万3892.60ドルで終えました。ナスダック総合株価指数は3日続伸して、前週末比56.775ポイント(0.4%)高の1万3751.399で終了しました。


原油及び天然ガス

 原油及び天然ガス市場の動向に関しては、事前に想定された価格上昇まで届かずに今日は
平穏さが見られました。一言でこれを言い表すと【拍子抜け】でした。皆さん、天井掴みにならない事を懸念して動き難いのでしょう。ジャブの応酬で様子見です。


これからが時化の本番?

 ウクライナへのロシア軍の進行度合い、休戦協定の進捗度合い、経済制裁の拡大度合い等の如何で株式市場への激震も幾度となく有り得るので、投資家はこれからも振り回されることになりそうです。
 両国とも引くに引けない状況になっているので、休戦の【落とし所】を見つけるのが難しそうです。米国のアブガン侵攻も10年以上の歳月が流れましたし…。

3/1 米国市場は、大時化(おおしけ)にはならず...

手許待機資金と配当予定総額...

 現時点の手許の現預金はドル貨で$16,137.99、円貨で¥1,854,853と前日から幾分減少しました。保有する株式銘柄の配当(分配)予定額はドル貨で$46,287.72、円貨では¥5,320,172
と過去最高額を更新させました。
 今、楽しみは受け取る配当金等が増えること、そして受け取った配当金等を再投資に回して、保有株を増加させることにあります。
 *AT&Tの配当額は、既に減配発表時の配当予定額に変更済みです。また、ETF分配金予定額は前年度実績を基に算出しただけで、運営会社から約束されたものではありません。あくまで【目安額】です。増えもするし、減るもします。

3/1 手許待機資金と配当予定総額...

本日における売買の詳細

 引き続き、「VTI」の一部を売却して買い増し資金作りを行っています。ETF「JEPI」一本に特化しているような…。ロシアへの経済・金融制裁でタバコ銘柄の株価が軟調になっています。
 大手タバコ銘柄は多国籍企業の最たるものですから、今回の戦火で収益に影響が多分にありそうです。しかし、他の代替がないので、暫くすると復調して何事もなかった如くに稼ぎまくることでしょう。株価が下がっている今こそ、買い増しに全力を注ぐことです。


3/1 本日における売買の詳細

こまごま銘柄

 1億人のユーザーを抱えるロシア籍の通信企業「MBT モバイル テレシステムズ」の売買取り扱いが一時停止となりました。暫くは、傍観せざるを得ないです。ルーブルが暴落しているので、その間に是非とも買い増しを考えていたのですが適わずです。このようなものは何事も【旬】があるので、タイミングよく進めたかったです^^。

  • ALLY アライ フィナンシャル 2株
  • CS クレディ スイス グループ ADR 8株
  • GILD ギリアド サイエンシズ 2株
  • K ケロッグ 23株
  • LYG ロイズ バンキング グループ ADR 270株
  • MBT モバイル テレシステムズ ADR 59株
  • UBS UBSグループ 5株
  • WU ウエスタン ユニオン 44株
  • XRX ゼロックス 10株
  • QYLG グローバルX NASDAQ100 カバード コール 50 ETF 5株
  • XLP 生活必需品セレクトセクターSPDRファンド 17株
  • XYLD グローバルX SP 500 カバード コール ETF 6株
  • XYLG グローバルX SP 500 カバードコール50 ETF 5株

3/1 こまごま銘柄-1

3/1 こまごま銘柄-2

全体を見渡して...

 嵐の前の静けさのように感じますが...。さてさて、明日はどの様な展開となるのでしょうか。まったく予想だにできません。


3/1 全体を見渡して...-1

3/1 全体を見渡して...-2

3/1 全体を見渡して...-3

【番外】日本株

 極東の日本株への衝撃度は思った程ではなく、やはり日本株は米国株の動向次第であることが判明したようなものでした。エネルギー料金の高騰がなければ、こんな戦火の中で金利引き上げはないのですから、売られ過ぎた高いPER銘柄の買い戻しが行われるは必定です。
 テルモ株、シスメックス株はここまで叩き売られることが間違いなので、急ピッチで元値に返り咲くのではないでしょうか?


3/1 【番外】日本株

編集後記

 3月の米国利上げの雲行きが不透明になって来たとの報道が目にするようになりました。米国の連銀総裁たちは真っ向から否定して「予定どおり」を繰り返していますが...。普通人が考えれば、戦火と利上げの同時並行は避けるでしょう。
 しかし、戦火が物価、特にエネルギー価格を押し上げる見込みであることから、これを押し下げる方策としては「利上げ」しか残されていないのも事実です。景気悪化に向かうのを承知で利上げするかしないか、残された日柄も残り少なくなって来ています。
 これぞまさに『前門の虎後門の狼』ですが、3月の利上げが延期、あるいは引き上げ幅が0.25%に止まれば、米国株は爆上げとなり厭世気分や景気減速を防げますし、一応FRBのメンツも立ちます。