米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

4/30 米国株が下落。今更、「右往左往」しても始まらない...

 4月29日-30日、強烈な『蹴り』を入れられた米国市場でした。ここ一カ月の動きを見ると、買っても買っても株価が下がって来ています。さすがに支えきれず、買いが止まったところで【ズドーン】とやって来た急落でした。これ以外に理由は単なる付け足しです。


4/30 3大米国株価指数が暴落...

結局、早いか遅いかの話...

 アマゾン株の決算がどうか、ネットフリックス株が...、と言われていますが、これらはそもそもPERが高い銘柄なので、付いている株価を維持できない事は、誰でも分かっていた筈です。買い進まれた銘柄の株価が下がるのは、早いか遅いかだけの話です。

値が下がる時は、値付けの安定している事柄を支柱にする

 株式市場が、下がろう下がろうとしている時に、「評価益」など変動する指標にしがみついていると気持ちが落ち込み、日々面白くないので「止めておきなさい」と助言します。繰り返しですが、ここで株式投資に向き合う時の姿勢を、我流に纏めました。

投資用資金をポーカーゲームのチップの如く扱えること。

 投下した、投下している資金を「虎の子」と後生大事にしがみついてはいけません。これら資金を恰もポーカーゲームのチップのように、右に左に動かすことができる「淡泊さ」が求められます。チップ増減に一喜一憂している限り【カモ】になります。

投下資金総額の1/2以上を、本業の1年間で稼げること。

 投資、投機を問わず「賭け」に虎の子の資金を投下する時は、投下資金総額の1/2以上を本業の1年間で稼げること、が目安となります。何の目安かと言うと【出直し】に他なりません。

値が下がる時は、値付けの安定している事柄を支柱にすること。

 野球で例えるなら、日々変動する「打率」など糞くらえで、決して減らない「打点」を目線に据えることです。打点は塁にランナーがいることが条件になるという批判を避けたいなら、「打点」を「出塁数」に置き換えること。出塁は得点になる重要な行為の一つです。

初期投資額を増やし続ける

 では、これを株式投資に置き換えましょう。いの一番にお勧めすることは、『初期投資額』です。この増減を日々、週別、月別、年別にチェックして、常に右肩上がりの増額を続ける、心掛けるのです。倒産や株式売却を行わない限り、何があっても、一旦投下した初期投資額は減りません。

受け取る配当額を増やし続ける

 初期投資額を増やし続ける手段として、① 本業からの自己資金投資を継続すること。② 配当金・分配金として得た不労所得を【再投資】すること。この2点に尽きます。

編集後記

 ドル/円の為替相場を10年間の推移グラフで見ると、昨今の円安状態は日本政府の【放置プレイ】のようです。悪夢の日本民主党の政権時代からアベノミクスを経て、ここ10年、未踏の130円台へタッチしました。今年のお盆、富裕層の中国人は日本・米英の不動産を買い漁り、中国からの脱出を図ることでしょう。

ゴールド投資はお勧めしない

 【130円台】これを見た方へ・・・。往復ビンタのキツイ(手数料の高い)「ゴールド(金)投資」はお勧めしません。群がっているゴールド仲介業者への肥やしとなるだけです。しかし、どうしても、ゴールド(金)へ虎の子の資金を入れたい方、現物よりはETFがまだ「マシ」でしょうか。


Mrトランプ返り咲き迄の辛抱

 円の減価が続く中、長年、円にしがみついていた方、ご愁傷さまです。しかし、今からでも一抹の望みはありますから、素早くMrトランプの「ドル船」に飛び乗りなさい。バイデン船長は思うほど長くは持ちません。


4/30 米国株が下落。今更、「右往左往」しても始まらない...