米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

7/21 ディフェンシブ銘柄へも循環物色が続く米国市場...

 ウクライナ軍へ殺傷能力の強く残忍な「クラスター(集束)弾」の提供を始めた米国バイデン政権。混迷するウクライナ紛争などお構いなし、世界マネーを飲み込んで離さない貪欲なウォール街では、米国多国籍企業の「見込みを上回る安定した四半期決算」が相次いでいます。このような圧倒的状況を、米国の一人勝ちと称します。勝てば官軍です...。


物色対象の買い銘柄が広がる・・・

 欧米投資家達は、これまで今年の相場を牽引してきたGAFAM等の大手ハイテク株と比べ、出遅れ感があった銘柄や高配当銘柄、ディフェンシブ銘柄へも、買いの手を広げて来ました。今週は総取りを目指した動きです。
 今や、ほんの数週間前までちやほやされた半導体セクターは、「物色停止から一旦売却へと対応が変貌」して往時の面影もありません。米国株式市場の底上げが始まったのです。この根底には、米国経済への見方として『景気後退を避けながら、インフレが落ち着く方向にある』との楽観論が支持されていることにあります。

次回FOMCはもうすぐ・・・

 一応の決着をみるであろう「25-26日開催の次回FOMC」は、もうすぐそこまで来ています。これを境に左右上下に相場が動くことでしょう。歴史の現認者として『まなこを見開いて』確認しなきゃいけません。
 今の時期は、FRB高官達の『勝手気ままな呟き』が禁止になっているので、腹黒い投資家たちの言いたい放題、やりたい放題、儲け放題といった『勝手し放題』になっています。

7月21日のトピックス

  • ダウ工業株30種平均は9日続伸、前日比163ドル97セント(0.5%)高の3万5225ドル18セントで終えました。これは、2022年3月以来の高値更新となります。9日続伸は2017年9月以来の長さです。
  • ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落、前日比294.711ポイント(2.1%)安の1万4063.307で終えました。配当実績の乏しい「ナスダック銘柄」は、株価の上げ下げが激しくなるのは止むを得ません。

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MYポートフォリオ

 海外投資家達の日本株への投資に関して厚かましくもチェックする意味合いから、2銘柄の日本株(住友化学、Zホールディングス)を保有していましたが、20日付で売却撤退しています。ワクワク感、ドキドキ感が全く感じません^^。


編集後記

 米企業の業績好調は暫く不変でしょう。ダウ平均の史上最高値更新も時間の問題で、既に市場では織り込み済みとなる勢いです。連れてナスダック総合やS&P500も天井を突き抜けて来るものと見ています。すると、ご老体バイデン氏の2期目大統領への飽くなき野望が自他ともに頭を擡げて来るのです。困ったものです・・・。

バイデン大統領は、伊達や酔狂で歳を喰っている政治家ではない・・・

 彼は経験豊富な政治家ですから、トランプ氏に対して検察包囲網を敷いて身動きできないようにして、他の反対勢力をも消しに掛かっています。対ウクライナ紛争で「自身のウクライナ疑惑を消滅」させたこと、「自身の中国疑惑」に関しても、対中半導体問題を持ち出して盛んに牽制しています。


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終電の行き先は、妖怪プーチン大統領の出方次第・・・

 バイデン大統領にとって唯一気がかりは、妖怪プーチン大統領の出方です。ロシア側シンパを用いて情報戦を仕掛け、盛んにプーチン氏排除へと動いています。しかし、泥水を飲んで、底辺からのし上った元KGBの彼もしぶとく、依然として終電の行き先は混沌としています。


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