米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

12/20 【緊急】今夜、米国市場は中国利下げで乱される?

 今日の米国市場が『今年最大の【ボラティリティ】を記録するのでは?』と身構えています。そのスイッチを押したのは、他でもないいつもの如く習近平主席の中国です。
 今日から市場参加者に「クリスマス休暇取得者が多く、かなり減少するのでは?」との報道もありますので、売り方が勢いづくのは目に見えています。どれ程の株価で着地するのか、なかなか想定し難い状況です。また、米国には押し目買いに燃える個人投資家層が厚く存在することから、その攻防も見ものです。

中国人民銀行が利下げを断行

 世界はオミクロン株騒動の最中です。欧米はインフレ抑制のために【利上げ】、日本は【現状維持】の金融政策を発表して、互いに歩調を合わせたのですが、中国はこの微妙なタイミングの中で、1年8カ月ぶりの【利下げ】を断行しました。

上海と香港の株式市場は、下げで反応

 中国の利下げは0.05%の小幅ですが、『市場関係者の間では、中国の景気が中央銀行が金利を引き下げなければならないほど悪いのではないか、という懸念が生じている』との報道が流れています。(中国は、利下げというショックUP療法を施したものと思われます。)
 20日17時10分現在、上海株式市場は▼1.07%安、香港株式市場は▼2.03%と利下げにもかかわらず、株安でリアクションを返しています。日経平均は▼2.13%、▼607.87円安で終了しています。

17時開場の欧州株式市場も株下げの出足

 各国の市場では、寄り付き後、見事なほど「右に倣え」の方向を向いていて、もちろん「株下げの出足」です。日本時間23時30分に開かれる米国市場まで、欧州市場は方向性を持つこともできずに株価を下げて、ある面、静かにしていることでしょう。

米国市場のプレ市場では?

 米国市場前に開かれているプレ市場では、弱気な投資家が持ち株を少しでも早めに売り急げば、途方もない株価が出現するやも知れません。兎にも角にも、日本の個人投資家は米国市場が開かれるまでまったりと休息しましょう。

中国利下げで株価下落の理由

中国人民銀行が1年8カ月ぶり利下げ 中国経済の停滞で警戒感広がる


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