米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

8/26「利上げサイクルの終了が近い」解釈が幅を利かす...

 25日、恒例の米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開かれ、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が予定どおり講演しました。それは『積極的なタカ派的内容』そのもので、「我々は必要ならば、追加利上げの用意がある。」と年内の追加利上げの可能性を改めて示したのです。 「終了」の二文字が強調されて、株買いに即転した・・・  これを踏まえて、「米株の下落は間違いない。」と…

8/25 新規失業保険申請件数の低下が、金利引き上げを連想...

 ここまで来ると何をか況やです。ちょっとしたキッカケから、連想的に上げにも下げにも相場の方向性が突然変異しやすくなっています。  「半導体のエヌビディア効果」があっという間に消えてしまったようです。『ニュースで買って、事実で売り』の格言どおりでした・・・。 本日の株売りは、次の連想が強く働いた結果に・・・ ① 週間の米新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、労働市場の需給が引き締まっているとの受…

8/24 ようやく、米長期金利の急上昇が一服し始めた...

 23日に発表された「8月の米購買担当者景気指数(PMI)」が50.4(好不況の境目は50)に低下して、半年ぶりの水準に落ち着いたことで、米金融引き締めが長引くとの過度の懸念が和らいだようです。  結果、米10年債への売りが一服して、米長期金利の急上昇が収まり、一時、前日比0.14%低い(債券価格は高い)4.18%に低下しました。なお、前日には4.36%と「2007年11月以来の高水準」を付けて…

8/23 米地銀の格下げ、流通銘柄の業績不振が相場の重石に...

 相場報道の主流が「株下げ」に傾いて来ているので、これでもかと云う位にゴロゴロと悪評が湧き出て来ます。皆さん、話題性を強調して生活費を稼がなくっちゃいけないので...。 米地銀のレーティング格下げ・・・  S&Pグローバル・レーティングスは21日、資金調達コストの上昇による収益力の低下を理由にして、米地銀5行を格下げしました。これに飛びついたのが「投機筋」です。金融機関の経営環境の厳しさを改めて…

8/22 米金利15年ぶりの高値、されどハイテク株は高い...

 週始めですが、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの懸念が依然として根強く、「株売り優先志向」が続いています。米長期金利は一時15年9カ月ぶりの前週末比0.10%高い(債券価格は安い)4.35%を付けました。こうなると、株式の相対的割高感が強く意識されますから、株式が値上がる筈がありません...。 はや、ハイテク株は「底値近辺に到達」した?  但し、金利高にメチャ弱い「ハイテ…