3/18 今夜は、進むか? 退くか? を決める日になりそう...
16日、福島県沖を震源とする地震が発生しました。米国株式市場は日本時間の午後10時30分から開始されましたので、ダウ平均が上昇し始めた頃合いでした。この地震発生以降、昨日の終値(3/19午前5時)まで米国株式市場は右肩上がりに平均株価が上昇中です。未だ、ロシアによるウクライナ侵攻の真っただ中であってもです。
ウクライナ侵攻と経済制裁で下落した「第一幕の幕引き」は完了?
今、世界中が一体となって「反ロシア」の声を上げている報道が流れています。株式市場では紆余曲折ありましたが、第一幕の株価戻しが昨日終値であったような感触を感じ取っています。
今夜の米国市場は、未だかつて戦いに負けたことのないプーチン大統領が相手であること、過去のチェチェン紛争やセルビア等で凄惨な戦いを見聞きしたファンド投資家達は【半身に構え】て、この週末で一旦利益確定を行ってくるのが通常の対応ではないかと、私など素人は感じてしまいます。
そろそろ、株価調整の第二幕が始まる...?
早ければ、本日の市場から平均株価が再び下落し始め、第二幕が切って落とされるのではないか、と予感しています。3万4千ドル台のダウ平均値で、週末を持ち越す「勇気あるマネジャー」は少ないのではないでしょうか?
昨今、再び、WTI原油先物が上昇し始めている...
原油価格は、ドルの対ユーロ価格との対比で高低を語られることが多いです。米国長期金利の引き上げもあって、今、『世界的にドル高』になっていますから、WTI原油先物は更に下がるのが【教科書的な動き】です。
数日前、一旦、1バレル100ドル割れとなってから、「米国の株価上昇」と「ドル高」を引き連れながら、不思議と「原油先物価格が上昇」して来ています。今夜の原油先物動向は要チェックです。
今夜、原油先物が大きく変動すると、米国株も連れ高、連れ安になびき易い...
先物価格が上がるのか、下がるのかを予想するのは困難です。しかし、投資家心理として、原油先物が大きく上下に価格変動すれば疑心暗鬼が芽生え易く、そうなれば、一旦、『売り指示をプログラミングされているコンピュータ』が作動して、平均株価に極端な振れが現われ、それを瞬間的に察知したコンピュータ達が一斉に一方向へなびきます。すると、どうなるかはお察しのとおりです。
ここで、売りに対して「買い向かい勢力」が強ければ、反発して続伸となるでしょうし、逆に弱ければ沈んでいくことになります。人間の知能では、前もってこれらを深読みすることなど到底できません。
売り指向なら「指値を高値」に、買い指向なら「指値を安値」にして眠る
米国市場は日本時間の深夜帯なので、真逆の生活を信条とされている方以外、日々、相場をチェックすることなどできません。であれば、売り指向の方なら「指値を高値」にして、買い指向の方なら「指値を安値」にして、ぐっすりと眠ることです。
編集後記
昨日の米国株式市場の反発で、幾分は評価損益が改善されたことでしょう。ダウ平均株価3万2千ドル台に低迷した数日前に、追加購入された方なら小高いリターンを手にされているのではないでしょうか?
ボラティリティ(価格変動)の高い相場は、先読みの優劣に左右されるので、しっかりとご自身で考えることに尽きます。短期、長期の投資家のいずれでもあっても、安く買って高く売るのが投資の原点ですから...。
(追伸)次の記事を読むにつけ、『出来過ぎ』と感じるのは私だけでしょうか? そう偶然にもうまく事が運ぶものでしょうか? 深い闇の中のあくまで個人的な感想ですが...。
(追伸)真偽の程は全く不明ですが、次のようなWEBページを見つけましたので、紹介だけしておきます。笑っていただくだけかもしれません。なお、ウクライナ大統領は東部出身で母国語はロシア語、ユダヤ民族の末裔です。
(追伸)米国バイデン大統領が老体に鞭を打って、痴呆症を吹き飛ばすが如く精力的に手を打っている報道が、日本でも盛んに流れています。しかし、私は彼は何かを必死に隠したがっていて、それに決して触れられたくない魂胆が透けて見えてしまいます。秋の中間選挙も、4月になればあっという間にやって来ますから…。
次の記事は、昨今のロシア・ウクライナ報道に違和感を覚えた作者が書いたものですが、中央論壇から完全無視されています。
- プーチンは米国を見透かしていた? ウクライナの悲劇はだれの責任か(大原 浩) | 現代ビジネス(1/5)
- ウクライナ危機でまたも「失態」米民主党、いよいよ崩壊へ向かうのか(大原 浩) | 現代ビジネス(1/6)
- ウクライナ侵攻経済制裁―ロシア危機から世界通貨危機へと向かうのか(大原 浩) | 現代ビジネス(1/8)
- プーチンだけが悪玉か―米国の「幅寄せ、煽り運転」がもたらしたもの(大原 浩) | 現代ビジネス(1/6)
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。