米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

2/24 利回り上昇 + 株高 + ドル高、強い指数が続く米国経済...

 一言で「米国経済・市場動向」を言い表すと標題の如くです。ここ一年、市中金利を引き上げ続けても一向に不況風が沸き上がって来ずに、しっかりとした足取りでひた走る経済の動きが続いています。
 米国で物価高は続くけれども、これに正比例して賃金上昇もピッタリ追走している感じでしょうか...。まさに『イタチごっこ』の繰り返しが目の前に現われています。こうなると「3億の人口を抱える国」は、しぶとく栄えて、この基調を強く維持することでしょう。


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米国で消費量が落ちず、賃金上昇も止まらない・・・

 米国の個人消費が落ちないのは、月が替われば商品価格の上昇が見られることで「通貨保有から商品購入にマネーが移動」していること、総じて「賃金ベースの増加」が依然として続いているからなのでしょう。この壮大な経済フローが米国大陸で発生しているからに他なりません。

市場オープン前、外為「ドル高」で幕を開ける・・・

 朝方、発表された「10月−12月期米GDP改定値」は、前期比年率2.7%と予想の2.9%を下回ったものの、「1月のコアPCE改定値」が前期比年率4.3%と予想の3.9%を上回ったことを受けて、外為市場参加者は『ドル買い』で反応と思いきや、静かなものでした。

前週分の米新規失業保険申請件数も減少傾向...

 併せて、「前週分の米新規失業保険申請件数」が19.2万件と予想の20.0万件より強い内容となったことも相場の支援材料となり、一時135.36円と昨年12月20日以来約2カ月ぶりの高値を更新。後は、24日発表が予定されている日本のデータ次第です。

国連総会「ロシア軍の即時撤退求める」決議採択

 国連総会(193カ国)は23日、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐる緊急特別会合で、ロシア軍の即時撤退などを求める決議案を141カ国の賛成多数で採択した。侵攻が長期化する中、国連憲章や国際法に違反する行為は許されないと改めて確認した。
 採決では中国やインド、南アフリカなど32カ国が棄権に回った。シリアやベラルーシなど7カ国は反対した。


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米国、ロシアに対する「広範な」追加制裁・・・

 カリーヌ・ジャンピエール米大統領報道官が23日、ロシアのウクライナ侵攻開始から1年となる24日、ロシアに対する「広範な」追加制裁を発表する明らかにしました。
 資源大国のロシアへ経済的な縛りを強化すると、ブーメランの如く西側諸国へ「料金値上げの加速度を伴って」返って来るので、当分の間、米国のインフレは沈下(鎮火)しないでしょう。米国は欧州が記録的な暖冬であったことも背中を押したように見えますし・・・。
 彼は御年79歳の高齢、しかし今も【好戦的な政治屋】です。そして、米国は、目の前に悪い奴ら(敵役)を見つけると、俄然、底力が湧き出るお国柄に変わりはありません。


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2月24日のトピックス

 ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比108ドル82セント(0.3%)高の3万3153ドル91セントで終えています。ダウ平均は直近2日間で780ドルあまり下げた後で、自律反発を見込んだ買いが入りました。
 ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比83.331ポイント(0.7%)高の1万1590.401で終えた。ただ、米連邦準備理事会(FRB)による利上げが長引くとの見方は相場の重荷です。


ハイテク銘柄指向は「ソフトからハードへ」

 22日夕発表の決算や今後の見通しが、市場予想を上回った画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが14%高となり、ハイテク株の一角に買いが波及しました。更に、エヌビディアの急伸に連れ、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やマイクロン・テクノロジーなど半導体株が買われ始めています。

MYポートフォリオ

 高価格帯銘柄の整理売却を進めて、利益確定を一旦進めました。ハイテク系銘柄の「ソフトからハードへ」の動きの中で、ソフトウエア銘柄へコツコツ逆張り投資を進めています。
 また、本日のアルファベット(グーグル株)株に関しては、計79株の買い増しを実行しました。依然、売り基調が続き、ジリジリと株価が下がって来ているので、継続的な買い下がりを実行しています。明日の週末には、1100株から1200株を目指す動きとなるでしょう。購入でき得る限り、対応していきます。先は長くなりそうですが...。


編集後記

 昨日、「第16回朝日杯将棋オープン戦 準決勝」が行われました。観る将の私は藤井五冠のファンでネットTVのアベマで観戦していました。結論から申し上げると、将棋AIの「藤井五冠、勝率1%からの大逆転劇」が実際に起こったのです。対戦相手は豊島九段でした。
 勝因は、いつもの『不利な情勢であって、決して勝負を投げない藤井五冠の執念』しょう。但し、私は、この勝率1%となった時点で、悲し過ぎてアベマ視聴を止めてしまいました(後で分かって、大ショック!)。


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 引き続いて、当日の午後から行われた決勝戦の相手は渡辺明名人(もちろん、私はスルーして視聴していません)。勢いに乗った藤井五冠は、ノーミス?で勝利したという事です。

 今や『五公五民』にまで、我々の負担率が高まっています。昭和の時代は20%台の『二公八民』、平成の半ばまでは30%台の『三公七民』だったような・・・

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