米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

8/17 金利上昇(4.28%)が止まらず、1ドル =146円台へ...

 とうとう節目の145円台/ドルを軽々と超えてしまいました。米連邦準備理事会(FRB)は、午後から「7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨」を公開しました。その中身がセンセーショナルであったことから、米株が売られて沈んだのです。


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グルーっと回って元の位置へ「仕切り直し」・・・

 要約すると『引き続き、更なる金融引き締めを必要とする「インフレ上振れのリスクが大きい」と、ほとんどの参加者がみていた。』という内容です。つまり、「7月FOMCが利上げ最後となるであろうとは、参加メンバーの誰もが発言していない事はもちろん、そんな兆候すら乏しかった。」というのですから、そりゃぁ「腰を抜かす」ことでしょう...。
 議事要旨がこのようなショッキングな内容でしたから、「失望売りが怒涛の如く」押し寄せたのです。まさに、投資家達の甘い観測的な願望が砕け散った瞬間です。

8月17日のトピックス

  • ダウ工業株30種平均は続落、前日比180ドル65セント(0.5%)安の3万4765ドル74セントで終えています。これは、7月中旬以来、約1カ月ぶりの安値です。
  • ナスダック総合株価指数も続落、前日比156.419ポイント(1.1%)安の1万3474.628で終えました。こちらも6月下旬以来の安値でした。
  • どれもこれも、「7月のFOMC議事要旨ショック」によるものです。

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MYポートフォリオ

 利が乗っている低配当な銘柄を売却して資金確保。これを原資にして高配当な安値銘柄を追加購入しています。昨日と同じ対応です...。

編集後記

 保有株式の評価額が崩れ落ちる時とはこんなもので、あれよあれよという間です。私としては、企業がきっちりと利益を上げていただき、配当金の定期支払いと増額を果たしていただきたいだけです。
 配当金と分配金は、私の生活費の一部となり、ポートフォリオ構成を維持する上での追加購入の原資となっています。これらが実現できている限り、何度も申し上げるように「思惑が入り混じって変動する株価は低い方がベター」なのです。これを身に付けると『株式投資で大損する確率がグッと低下』します。


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