米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

2022年8月のブログ記事

  • 8/31 落ちて来る優良株を拾うのは、楽しからずや...

     今日も今日とて米国株は下落・・・。これから益々、昨日・今日のように「株が売られて、株価が落ちて来る」ことでしょう。優良銘柄でも「右肩下がりベクトル」から、金利上昇局面では逃れる術はありません。まぁ、「赤信号、皆で渡れば・・・」は、暫く脇に置いといて、渡った後の事を考えましょう...。 本日、事前... 続きをみる

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  • 8/30 暫くは、米国株以上に「日本株」を注視すべし?...

     アメリカの小説家であったマーク・トウェインが述べた言葉である、「History doesn’t repeat itself, but it does rhyme.」。この日本語訳は、「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」となります。意味するところは、人によって受ける印象は異なりますが、概ね次のような... 続きをみる

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  • 8/29【番外編】株を買わないと、落ち着いて眠れない人へ...

     8月26日、米国株式市場の「ダラダラ下落する、自棄(ヤケ)下がり」を目の当たりにした投資家の憤懣や葛藤は、土日の2連休を挟んで幾分、落ち着いたでしょうか? 1980年前後の米国、インフレ退治に多大な苦労...   私などは、1980年前後に米国で起こった高インフレに対するFRBの対応からして、イ... 続きをみる

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  • 8/28 最新の半導体製造には、映画「デジャブ」で描かれているような大電力が必要...

     『デジャヴ』(原題: Déjà Vu)は、2006年に公開されたアメリカのSF・サスペンス映画です。公開から10年後ぐらいに「レンタル落ちDVD」を購入したことで、私は一気にこの映画のファンになりました。主演はATF捜査官役のデンゼル・ワシントン。  ATFのダグ・カーリンは、「スノーホワイト」... 続きをみる

  • 8/27 高金利の継続でインフレ抑制 -「早過ぎる緩和を歴史は戒める」...

     米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、「インフレを根絶するために利上げを継続し、金利を高い水準でしばらく維持する可能性が高いことを示唆」しました。わずか8分40秒の短い講演でしたが、市場の株高期待を打ち砕くには十分でした。  「米国の金融当局が近々に方針を転換するとの見方を強く牽制」し... 続きをみる

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  • 8/26 パウエル議長の講演後、ドル/円は140円を目指すか?…

     この8月のドル/円チャート図を見ると、7月後半から8月初旬にかけて円安から円高への反転が著しく、7円近く為替が動きました。しかし、この動きなどは所詮市場の気まぐれで済まされ、秋以降の日本のインフレ率上昇と相まって、中期的には1ドル140円台を超えて突き進んでいくと見ています。 2022年度のジャ... 続きをみる

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  • 8/25 対ロシア制裁が、「欧米日」へ倍返しで戻って来た?...

     8月26日に開催される世界経済の親睦的な集まりである「ジャクソンホール会議」。今年の基調は、正面から取り上げないまでも、ロシアのウクライナ侵攻に伴う米欧日が始めた『ロシアへの経済・金融制裁の効用・効果の程』になる事でしょう。 日本向けのイジメ、縛りも始まったか?...  日本を締め上げるに刃物は... 続きをみる

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  • 8/24 サウジの怒り、原油生産が風雲急を告げる?...

     報道によると、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は、「先物市場の流動性の乏しさとマクロ経済への懸念を背景とする直近の原油価格の下げに対応するために石油輸出国機構(OPEC)には減産する用意がある」と述べました。  更に、「OPECとロシアなど非加盟産油国で構成する『OPECプラス』には... 続きをみる

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  • 8/23 米市場に中規模の「表層雪崩」が発生...

     案の定と言うのか、やはりと言うべきなのか、米国株式市場では寒暖の差(強気派と弱気派)が激しくなっていて、今日は「表層付近で中程度の雪崩」が発生した模様です。  このキッカケとなったのは、アナリスト達から出ている「26日のジャクソンホール会議でFRBパウエル議長の講演内容の主旨が、『FRBの金利引... 続きをみる

  • 8/22【番外編】経験を積んだ投資家は慌てない...

     経験を積んだ投資家は、株価が不況を予測したり、インフレの見通しから下がることがあっても、それはどちらも誤った一時的な動きであることを知っています。  何故なら、経済情勢は誰にとっても予測不能であることを心得ているからです。インフレはいずれ鎮静化するし、不況からいつか脱出できるという堅い信念を長年... 続きをみる

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  • 8/21【番外編】確実に利益が出る「(コール/ブット)オプション取引」...

     一般的に株取り引きは、現金取引と先物取引があります。日本のネット証券では米国株取り引きは「現金取引」のみであったところ、この8月からはSBI証券で米国株の信用取引が開始されたとのこと。私自身は現金取引に固守しているので未だ無縁ですが、取り引きの幅が広がることには賛成です。  *なお、本文中に個別... 続きをみる

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  • 8/20 高配当を義務付けられた「タバコ銘柄」...

     嘗てのFⅠレースは「マールボロ」等のたばこ広告がレーシングマシンにペイントされていて、タバコ企業がレース後援企業として幅を利かせていました。次のような車体広告をポスター等で、ご覧になった方が多数いらっしゃることでしょう。 現在、タバコ広告は厳禁...  今や、日本を含めて世界中で「反喫煙」がWH... 続きをみる

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  • 8/19【憶測記事】ウクライナ原発で不穏な動き...

     8月19日(金)の「読売新聞」で、次のような記事が配信されています。気になるのは、同記事内にある 『(中略)・・・ウクライナ側の発表によると、同原発に常駐していた露国営原子力企業ロスアトムの代表者が緊急退避しており、(中略)・・・』  の箇所です。何故、この時期に唐突な原発記事が出るのか?争いの... 続きをみる

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  • 8/19 暴落相場に買い向えるのは『奇人・変人』だけ?...

     暴落相場に関する特集も3日目となりました。何事においても事前の「傾向と対策」は大事です。さすがに、最も肝心な資金繰りはその時の対応、投資家の力量次第という事になりますが…。 頭では分かっている、「株買いは暴落時」に限る...  『米国株買いは、株式市場の暴落時に限る』この言葉ほど投資家に力強く響... 続きをみる

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  • 8/18 株価暴落が来ないなら、株式をいつ買うの?...

     株価暴落時に株式を買い込むことは、あたかも強引に引き下げられたスタートラインから飛び出せるので、プロ・アマを問わず断然有利に事が運びます。「負け難いレース」と形容できるでしょう。  特に「ここ10~15年程、米国株へ投資されている方」は、暴落に際して果敢にも買い向かい、恰もばねの如くその反発力を... 続きをみる

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  • 8/17 「株式は暴落時に購入すべし」と、言うは容易いが...

     株を取り扱うブログや一攫千金のつぶやきサイトで決まって言われるのは「株式は暴落時に購入すべし」というフレーズです。  株式の暴落時に株式を購入すると、① 得る利益が極端に多い事、② 損する確率が極端に低い事、③ 単に売買するだけで済む事、④ 気苦労いらずで資産形成ができる事が、株式市場の過去を遡... 続きをみる

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  • 8/16 物価高で世界経済がマイナス成長(4月~6月)へ...

     本日の日本経済新聞の報道によると、4月~6月第2四半期の世界経済がマイナス成長に陥った模様です。これは、新型コロナウイルス禍以降、各国が経済成長を取り戻すべくアクセルを踏んで急発進した世界経済が、上り詰め飽和状態から立ち止まってしまったことになります。更に、転げ落ちるように「マイナス」との形容詞... 続きをみる

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  • 8/15【番外編】日米における驚愕の「最低賃金」が判明...

    日本の最低賃金、過去最大31円引き上げ目安示す...  時給で平均31円の引き上げ、8時間労働で換算すると1日当たり248円です。1カ月22日の実稼働として換算すると5,456円、12カ月稼働すると年額で65,472円の増額となります。  ここから税金を徴収され、社会保険料の増額、10%の消費税ま... 続きをみる

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  • 8/14【番外編】20万円以下の「その他所得」なら、確定申告は不要...

     今日は休日の日曜日ですから「簡単な税法」をご紹介します。今年度からサラリーマンの副業が300万円の収入額以下であれば、『雑所得』に分類される動きがあることをお知らせしましたが、極々少額の所得額(20万円以下の所得金額。収入金額ではない。)であれば「確定申告さえをスルー」できることをご存じでしょう... 続きをみる

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  • 8/13 インフレを追いかけ始めた?「米国株」...

     コロナ禍でサプライチェーンが寸断された中、エネルギー価格上昇に端を発した「高インフレ時代の幕開け」が始まりました。  直ぐにはインフレ収束めどが立たない中で、懐疑的な株価戻りを続けている米国株。株価上昇への肯定派と拒否派が入り混じり、今日までの所では肯定派が勢いよく先陣を切ったような印象を周りに... 続きをみる

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  • 8/12 米30年物債券入札が低調、米金利が(再)上昇へ...

     米財務省は210億ドル規模の30年債入札を実施しました。最高落札利回りは3.106%。応札倍率は2.31倍、過去6回(2022年)入札平均の2.44倍を下回り、需要は弱含みでした。 米30年債入札は思いのほか、低調...  外国中銀を含む間接入札者の落札比率は70.6%、6回(2022年)入札平... 続きをみる

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  • 8/11 宿敵を倒すには、いつの世も「検察権力」が利用される...

     2009年、民主党小沢一郎衆議院議員は市民団体から東京都世田谷区の「土地購入に関する政治資金規正法違反で告発」されたため、刑事捜査に発展。2010年に東京地検特捜部によって秘書3人が起訴され、2011年に検察審査会の起訴議決によって小沢自身も起訴(最終的に不起訴)されました。もう古い話ですが、こ... 続きをみる

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  • 8/10【速報】ソフトバンクG、アリババ株の先渡し売買契約を一部決済...

     8月10日、ソフトバンクグループは8月中旬以降、保有するアリババグループ・ホールディングの「株式を利用した先渡し売買契約」の内、最大約2億4200万ADR(米預託証券)を現物決済すると発表しました。 アリババ株の含み益が顕在化する...  これに伴い、アリババ株の保有比率が低下して『持分法適用会... 続きをみる

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  • 8/10 6カ月で約5兆円の赤字を計上、ソフトバンクグループの苦悩...

     8月8日、ソフトバンクグループ(SBG)は2023年3月期第1四半期の決算会見を開きました。孫正義会長兼社長は、苦渋の表情を浮かべながら、「ソフトバンク創業以来、最大の赤字を2四半期連続で出した。しっかりと反省し戒めとして覚えておく。今日はわれわれの実態を赤裸々に語りたい」と切り出しました。 ソ... 続きをみる

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  • 8/09 米国、企業の自社株買いに1%課税を可決...

     米議会上院は、歳出総額4300億ドル(約60兆円)規模の「インフレ抑制法案」を可決しました。賛否50票ずつで同数でしたが、議長を務めるハリス副大統領の賛成で可決されたのです。  予てから成立を急いでいた米国民主党は、同法案には「気候変動対策」や「医療費負担軽減」などが盛り込まれており、記録的な物... 続きをみる

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  • 8/08【番外編】「損益通算と繰越控除」の留意点...

     今回、皆さん方にお伝えするのは、平成20年度の税制改革で導入された確定申告における株式取引の「損益通算と繰越控除」システムです。巷であまり知られていない事柄も含めてお伝えできればと思います。 株式譲渡損益の損益通算と繰越控除  「損益通算」とは利益と損失を相殺し、本来支払わなくていけない金額より... 続きをみる

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  • 8/07【番外編】配当金・分配金の再投資...

     資産形成の最も基本である『配当金・分配金の再投資』。掻い摘んで申し上げると、苦労して得た「株主として得た利益を、再び投資する」ことに尽きます。言葉を替えると、手許に引き寄せた【税引き後の利益】を、再び【投資へ旅立させる】ことです。 言うは易く行うは難しく、退屈の極み...  この背景には「大きく... 続きをみる

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  • 8/06 7月雇用統計、投資家の見立て違いが露わになる...

     株式市場が開かれる前に公表された「7月の雇用統計」は、『ここ一カ月間、色メガネで世間を見過ぎていた』との声が聞かれる程、関係者に衝撃が走った内容でした。 7月の米雇用統計...  非農業部門雇用者数は、何と前月比+52.8万人増でした。この数値は、アナリスト達の予測から外れて大幅に拡大(市場予想... 続きをみる

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  • 8/05 今年から、副業収入300万円以下は「雑所得」で確定申告を...

     興味のない方には全く影響ないですが、コツコツと副業に勤しみ、国民の義務を果たす納税を済ませて、給与所得と損益通算による「所得税還付を楽しみ」にされている方にとっては、由々しき問題が生じました。それが『国税庁がパブリックコメントを募集中の「所得税基本通達の制定について」(法令解釈通達)の改正案』で... 続きをみる

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  • 8/04 米国市場の上昇は、短期相場で終わる?...

     一時、ダウ平均が500ドルの上昇をみせる等、米国株式市場は『一過性の過熱状態?』と見られています。これは市場によくあることで、空売りの買戻しを巻き込んで「棒上げ」を演出することになります。  読者へ裏・奥の事情説明もなく、業界紙面には「平均株価***上昇!」の文字が処狭しと並ぶだけです。こうなる... 続きをみる

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  • 8/03 市場では「ドル/円」投機で、ひと儲けを企んでいる?...

     『FRBの大幅利上げ観測再燃!!』とばかり、NY市場では米10年債利回りが2.76%台まで上げ幅を拡大して「ドル買いが再び継続」しました。ドル/円は133.12円まで上値を伸ばしています。  台湾を巡る米中情勢の緊迫が外国為替市場を揺らしている。円相場は2日の東京市場で、一時1ドル=130円台半... 続きをみる

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  • 8/02 フィリップモーリス配当金とJEPI分配金について...

     一般的に、米国株を取り扱う日本の証券会社は、米国企業から配当金や分配金の支払いを受けると、契約者(個人投資家)の証券口座へ直ちにこれらを入金するとは限りません。入金反映まで最大1カ月を要した「PM株」、ほぼ同日払いであった「ETFのJEPI」を取り上げました。何故、このような差異が発生するのか不... 続きをみる

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  • 8/01【番外編】株式投資は「稀有な他人の真似」をしても儲からない...

     公開されているブログや書店で並べてある株式投資書籍には、読者の射幸心を煽るようなタイトル名が所狭しと並んでいます。一例を挙げるだけで、次のようなものです。 「無敗の株式投資」 「5億円稼いだ勝つ極意」 「貯金30万円が株式投資で1億円」 「株で10万円を1年で1000万円に!」  真っ当な方なら... 続きをみる

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