2/28 市場動向は「利上げ停止後」を睨んだ動きに帰着する...
前週、ダウ平均だけを見ても1009ドル下げました。週間での下げ幅は、昨年9月以来の大きさです。こうなると、週明けは「短期的な売られ過ぎ」の見方が強くなり、「株価の下げが大きかった銘柄」を中心に「見直し買い」が入るものです。 GAFAM銘柄の買いチャンス到来・・・ 更に、本日は「長期金利の上昇が... 続きをみる
2/28 市場動向は「利上げ停止後」を睨んだ動きに帰着する...
前週、ダウ平均だけを見ても1009ドル下げました。週間での下げ幅は、昨年9月以来の大きさです。こうなると、週明けは「短期的な売られ過ぎ」の見方が強くなり、「株価の下げが大きかった銘柄」を中心に「見直し買い」が入るものです。 GAFAM銘柄の買いチャンス到来・・・ 更に、本日は「長期金利の上昇が... 続きをみる
2/26【番外編】高利回りの外貨MMFを利用する際の留意点...
1/31~2/1に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)で、FRBが金利引き上げを決めた後であっても、なかなか米国の市中金利が上昇しない状況が続いていました。 しかし、ようやく取り巻く市況環境とFRBによるインフレ抑え込みの本気度が伝わり、昨今は急激に米国金利が上昇(債券価格が下落)、米国株... 続きをみる
2/25 海外市場で強烈な円安、1ドル =136.47円が出現...
米国で発表された「1月の個人消費支出(PCE)物価指数」を受けて、円相場が一晩で1ドル2円程値下がり、凡そ2か月ぶりの1ドル=136円台半ばへ急落しました。 前月の個人消費支出の伸びが市場予想を上回ったことを受けて、幾度なく言われていた『インフレが長引き、利上げが長期化する』との見方が、金融市... 続きをみる
2/24 利回り上昇 + 株高 + ドル高、強い指数が続く米国経済...
一言で「米国経済・市場動向」を言い表すと標題の如くです。ここ一年、市中金利を引き上げ続けても一向に不況風が沸き上がって来ずに、しっかりとした足取りでひた走る経済の動きが続いています。 米国で物価高は続くけれども、これに正比例して賃金上昇もピッタリ追走している感じでしょうか...。まさに『イタチ... 続きをみる
2/23 時に世の喧騒を忘れ、淡々と過ごすことに如くはなし...
22日は、恒例の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月31日~2月1日開催分)が公開された日でした。内容は想定どおりの無難な金融市場の想定に沿った内容でしたが、「利上げ停止から、利下げへの道のり」が、更に一歩ほど遠退いた感じでしょか...。 日々、亡くなった子供の歳を数え過ぎるのもどう... 続きをみる
2/22 ウクライナ侵攻で、やっとこさ米国がしゃしゃり出る...
3連休明けの初日、NYダウは700ドル近い値下がりとなり、円相場も一時1ドル=135円台に下落しました。古今東西、投資家連中に休暇を与え過ぎると、往々にして「明けの初日」は、株価下落となり易いものです。あ~だ、こ~だと「好からぬこと」を考え過ぎるからです。 米ロの対立激化の様相がマスコミに乗っ... 続きをみる
2/21【番外編】買い進むのか?静観するのか? そろそろ、腹を据えないと...
各種の経済テータで猛威を振るい鎮まる気配が未だ乏しい『米国版インフレ』ですが、いずれ鎮静化、収束に向かうのは確実です。著名な投資家は、先回りしてポチポチと前年10月-12月期に仕込み始めているのが判明しました。そろそろ、我々素人投資家も準備し始める時期に来たのではないでしょうか。 フォーム13F... 続きをみる
2/20【番外編】バイデン米大統領、ミサイル飛び交うウクライナを訪問...
発表によると、米国のバイデン(Joe Biden)大統領は20日、ロシアによるウクライナ侵攻開始後初めて、ウクライナの首都キーウを訪問しました。 なお、この訪問劇は事前に公表されていません。一応「ロシア側には事前通告した」と公表されていますが、訪問中、首都キーウでは防空サイレンが鳴り響き、安全... 続きをみる
2/19【番外編】税金を支払うためだけに「起業する」のではない...
18日付の日経電子版に「起業・副業、帳簿の不備で思わぬ税負担 当局が監視強化」なるタイトルの記事(有料会員限定)が掲載されていました。 起業・副業、帳簿の不備で思わぬ税負担 当局が監視強化 - 日本経済新聞 以前、当ブログでサラリーマン副業に関する税の取り扱い記事を書き上げたことがありました。... 続きをみる
2/18 FOMCとは「FRB = 銀行屋」が自分の取り分を決めるシステム...
考えてみりゃ、年8回の開催が予定されている「米連邦公開市場委員会(FOMC)」なるものは、米連邦準備制度理事会(FRB)に巣くう銀行屋が『自分達で自分の取り分(金利・利息)を独自に決めるシステム』に他なりません。 【金利 = 利息】は資本主義の根本であって、『世の彼・彼女を生かすも殺すも「金利... 続きをみる
2/17 今回は「1月の卸売物価指数の上昇」と来たもんだ...
難なく2月の残り日数を過ごせると思いきや、朝方、「1月の卸売物価指数」の発表があり、これが市場予想値以上に上昇したのを受けて、お決まりの『早期の米利上げ休止観測が後退』と市場から烙印を押されてしまいました。結果、米株売りが優勢に・・・。 更に、FRB高官の『継続的な利上げ必要』のおせっかい発言... 続きをみる
2/16 個人消費(米景気)が堅調で底堅く、株買いが強まる...
朝方発表の「1月の米小売売上高」は、米国内個人消費の堅調・活況を如実に示しています。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが続くとする「株売り」の見方と、米景気の腰砕け観測が遠退いたとする「株買い」の見方が両天秤となり、いずれにも振れる様相でした。 1月の米小売売上高、ほぼ2年ぶりの大幅増・・・ ... 続きをみる
2/15 物価が上昇するから、半端なく米国株も値上がる...
統計は見方によって見る人を欺きます...。14日、米国労働省は「1月の消費者物価指数(CPI)」を発表しました。市場関係者が「今年のFRBの立ち位置を決める重要なデータとなるであろう」と煽った例の数値です。結果、とても「元気な数値」が、意に反して返って来たのです。 1月の消費者物価指数(CPI)... 続きをみる
2/14 インフレ鎮静化の期待感が、株価を高値に引き上げる...
14日に「1月の米消費者物価指数(CPI)」が発表されます。次回の金利引き上げ議論に影響を与える直近の物価データの公表になります。今日は週明け13日の月曜日、「1月のCPI」発表を明日に控えて、動意の乏しい「下げなきゃ基調」の値動きで始まった米国株式市場でしたが、意外や意外・・・。 1月の米消... 続きをみる
2/13【番外編】ETFと個別銘柄、誰でも悩むのが当たり前...
ETFは、日本語で「上場投資信託」と呼ばれています。例えば、ETFは米国S&P500等の「株価指数に連動するように運用」されている投資信託の一種です。一般的に、ETFが連動を目指す指数は複数の個別銘柄で構成されているので、ETFを構成している個別銘柄も複数になり、分散投資が効いていることになりま... 続きをみる
2/12【番外編】グーグルを見捨てず、買い増しする事由...
この一週間、アルファベット(グーグル)の株価下落が止まりません。次のチャートの如く、マイクロソフトの株チャートと対比すると歴然です。特に、2/8株価のスタートライン以降が何とも顕著です。思わず、嬉しくなって自然と笑いが零れます。何故なら、株価が安ければ買い増しする投資額が少なくて済みますからラッ... 続きをみる
2/11 消化不良の米株市場、規模がデカ過ぎて下がり切らず...
10日の米株式市場は、ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。前日比169ドル39セント(0.5%)高の3万3869ドル27セントで終えています。ナスダック総合株価指数も3日続落、前日比71.459ポイント(0.6%)安の1万1718.120で終えました。 「始めちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣... 続きをみる
すったもんだの末、植田和男氏なる方が日銀総裁の椅子にお座りになるようです。この方は、御年71歳の学者さんで、日銀の審議委員を務めたことのある経歴をお持ちです。 東京大学理学部を卒業後、マサチューセッツ工科大学大学院などで研究活動に取り組み、東京大学経済学部の教授を務めました。その後、日銀の審議... 続きをみる
2/11 ロシア、原油生産を3月から日量50万バレル減産...
原油先物価格が1バレル80ドルを下回って安定化しているのも束の間、ロシアのノバク副首相は10日、「原油生産を3月から日量50万バレル減らす」との方針を示しました(インタファクス通信の報道による...)。 ロシア生産量の5%程度に相当・・・ これは、日米欧がロシア産原油に上限価格を設定したのに対... 続きをみる
2/10 「債券売り」で一儲け! 米金利上昇が止まらなくなった....
前週末、想定外に強い「1月の米雇用統計」が公表されて、米国金融市場の雰囲気が一変しました。今や、「あきらめ顔」の市場関係者が「そこかしこ」にいます。 米長期金利は、一時3.69%へ上昇・・・ 9日の米債券市場では、米長期金利が前日終値(3.59%)から水準を切り上げ、一時3.69%を付けました... 続きをみる
2/9【番外編】米国株式の売り残、3000億ドル縮小(報道)…
何と、ブルムバーグに次のような記事が掲載されていました。 株式「ビッグショート」ほぼ終了-約40兆円の弱気ポジション解消 - Bloomberg 投資家は(米国)株式への弱気な賭けを3000億ドル(約39兆4000億円)縮小し、今や過去の標準的水準に近いポジションを取っている。 インフレと... 続きをみる
2/9 いつまで繰り返される? 懲りないFRB高官の放言癖...
思うに、生まれ持った才能と勤勉さを屈指して、出世への階段を上り詰めた方々は、自分宛ての注目度にとても神経をお使いになるらしい。8日、米連邦準備理事会の高官から、パウエル議長の発言に比べて「より厳しい金融引き締めを示唆する」発言が相次いでいます。 今、株式市場の主テーマは『人工知能(AI)』・・・... 続きをみる
2/8 FRB議長「今年はインフレが大幅に鈍化する年」と発言...
7日、パウエルFRB議長のインタビュー内容が、NY株式市場の場中に流れると「警戒していたほどタカ派寄り発言ではなかったと受け止められ、株式の買い直しが優勢」となりました。 ビクビクするなら最初からやらなきゃいいのに…と思うのは我々素人の浅知恵で、プロの守銭奴さん達は「この環境下だからこそ、マネ... 続きをみる
2/7 この時期、急落した「優良株」や「値嵩株」に注視せよ...
米国労働市場の需給逼迫が、「1月の雇用統計」でこれ以上ないぐらいに示され、投資家は一旦株式市場から距離を置かざる得ない状況まで追い込まれています。 米国の底力か?堅調な雇用にウォール街衝撃! FRB利上げ継続...エコノミストが指摘「ハイテク大手GAFAMの凋落」「米経済はソフトランディング?」... 続きをみる
2/6【速報】暫くは円高も小休止? 日銀次期総裁に雨宮副総裁なら...
週明けのドル・円の外為市場では大きく「円安」へ下降して始まりました。日本時間6日午前2時頃、日本経済新聞電子版が「日銀次期総裁、雨宮副総裁に打診。政府・与党が最終調整」との速報記事を出したことを受けての「円売り」です。 日銀次期総裁、政府・与党が雨宮副総裁に打診する案で調整-報道 - Bloom... 続きをみる
2/4『案の定、一日天下で終わる!』だから言ったじゃない...
去年12月~今年1月にかけて「数万人のIT系リストラ」が発表された米国労働市場でしたが、こんなのは見かけ上、氷山の一角であって『インフレを構成する米国の根雪は、悲しいかな、正に鉄板』の如くです。 FRBが賃金引き下げを主導する日・・・ イタチごっこのように、次のような循環が見られます。要は、説... 続きをみる
2/3 発車ベルが轟く前に、用足しを済ませて置くことが肝要...
株価がピーク時から半値付近まで下落、ヘッジファンド連中の売り対象銘柄として「けちょんけちょんに貶されていた」嘗ての『寵児株、ハイテク銘柄』が、突如として株式市場の「ひのき舞台」へ戻って来ました。 突っ込みし過ぎた投資家の屍・・・ ハイテク株を保有するはもちろんの事、これらを売り倒している時はさ... 続きをみる
2/2 FRBが引き上げ幅を縮小し、0.25%の利上げを決定....
連邦準備制度理事会(FRB)は2月1日まで開いた会合で、0.25%の利上げを決めました。前回の去年12月に続いて2回連続で利上げ幅を縮小しました。次は停止時期がクローズアップされます。 FOMC、0.25ポイントに利上げ減速-さらなる引き上げが適切に - Bloomberg 米FRB0.25%利... 続きをみる
2/1 株式市場が『インフレ鈍化の烙印』をFOMCへ突き付ける...
市場が開く前のプレ株式市場では「3大株価指数先物指数が揃って下落」していた反面、ハイテク系の個別銘柄の株価は前日終値から反発を示すなど、チグハグな面が表面化していた「FOMC初日の出来事」でした。 米雇用コスト、予想下回る伸び-利上げペース減速の論拠強まる - Bloomberg 2022年10... 続きをみる