12/31 今年の最終日、130円/ドル台の「円高」が出現!
米国株の行方も気になる点ですが、日本の投資家であれば2023年初頭から「ドル・円の為替動向」が最大の焦点となりそうです。 何故なら、我々日本人は税務当局も含めて「円換算値」で税徴収する・されることが基本ですし、富裕層でもなければ「証券口座へ株式を預けっぱなしにすること」もできず、保有株式の一部... 続きをみる
12/31 今年の最終日、130円/ドル台の「円高」が出現!
米国株の行方も気になる点ですが、日本の投資家であれば2023年初頭から「ドル・円の為替動向」が最大の焦点となりそうです。 何故なら、我々日本人は税務当局も含めて「円換算値」で税徴収する・されることが基本ですし、富裕層でもなければ「証券口座へ株式を預けっぱなしにすること」もできず、保有株式の一部... 続きをみる
12/30 薄商いの中で「下げ過ぎ銘柄」の買戻しによる反発...
今日の株式市場には、これといった出来事もなく、最近下げ過ぎていた銘柄を中心に買戻しが行われ、平均株価が反発しています。泣いても笑っても、既に2023年度入りしているのです。著名なハイテク系銘柄など、ピーク時の高値から半値以下へ凋落しています。 「新規失業保険申請、前週比で若干増加-なお歴史的低水... 続きをみる
朝、ブルムバーグ紙の記事に接して「2023年度の悪い予感」が急速に頭を擡げました。それは、古くて新しい【新型コロナ禍】です。 中国発ミラノ便、乗客の半数がコロナ陽性-伊政府は全乗客検査へ - Bloomberg まず、体裁を繕う中国が「恥も外聞もかなぐり捨てて」コロナ抑え込みを放棄・諦めたとい... 続きをみる
12/28 今年最後の「米国株取引」の長い一日が終わる...
株式取引には、「引き渡し日」なるものがあります。12月30日が日本における令和4年の最終日なので、ここから2日営業日を遡ると12月28日になります。 米株取引(冬季時間)は、日を跨いで午後11時30分~午前6時00分の取り引き時間帯なのでややっこしいですが、「終了時刻の属する日付で約定する」と... 続きをみる
12/27【番外編】譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理...その3
今回が最終回です。もう暫く、お付き合い下さい。過去3年以内に支払った株式の譲渡益にかかる税金(国税と住民税)と配当に掛かる税金(国税と住民税)を、取り戻す為に確定申告の「譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理」を自己申告することで、損失分に相当する支払い済みの税額を取り戻すことが出来ます。 譲渡... 続きをみる
12/27【番外編】譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理...その2
前回の「その1」では、ざっくりと「制度自体の説明」と「秘められた仕掛け」を呟きました。今回の「その2」では、住民税にまつわるワナと令和5年度税制改正の概要について、ちょこっとだけ話させていただきます。 12/27【番外編】譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理...その1 - 米国株 -『正しい... 続きをみる
12/27【番外編】譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理...その1
株式取引では、これ以上の損失を食い止めるため止むを得ず「損切」を行う時があります。見方によっては『あります』という生易しい言葉ではなく、損切行為を『常に頭の片隅に置いて株取引を行うべき』と説く、株式指南役も多数いらっしゃるのです。 損切りすると「必ず金銭的な損失額が発生」します。無事に他の銘柄... 続きをみる
多民族、多宗教国家である米国で「キリストのクリスマス」を祝日に設定していて、よくぞ暴動が起きないもんだと、毎年、この日を迎えると改めて思います。自然現象は今や最悪で、ニューヨークは極寒の地に様変わりして、とても人間が暮らせそうにもない程の気温低下が生じている始末です。 「株は下がる、気温も下が... 続きをみる
12/24 材料難の株式市場、「大量の資金流出」が判明する...
週末の株式市場では、ダウ工業株30種平均がどうにか反発で終了。前日比176ドル44セント(0.5%)高の3万3203ドル93セントで終えました。ナスダック総合株価指数も反発して、前日比21.744ポイント(0.2%)高の1万0497.863で終えています。 クリスマス前で休暇を取得する市場関係... 続きをみる
12/23 これこそがクリスマス・ラリー(買い相場)の渦中にある...
売りが売りを呼ぶ展開になり、ダウ平均株価は一時、800ドルを超える大幅な値下がりとなっています。前日、ダウ平均株価が500ドルを超える大幅な値上がりとなっていたこともあって、ひとまず利益を確定しようと売り注文を出す投資家が多かったようです。 今日の下落は、クリスマス前で市場参加者が少なく、値動... 続きをみる
12/22 NIKE(ナイキ)米国決算を受け、株価上昇が加速...
前日の夕刻、米国スポーツ用品のNIKE(ナイキ)が四半期決算を発表、売上高と1株利益が市場予想を上回り、積み上がった製品在庫のピークは越えたとの認識を示しました。 アナリストは目標株価を相次いで引き上げ、買い戻しを巻き込んで株価は一時15%超の上昇となりました。消費者銘柄の好調さが投資家心理を... 続きをみる
12/21 日銀の不埒な悪行で「ヘッジ誘発」による円高の可能性が高まる...
日本銀行は、20日の「金融政策決定会合」で長期金利の上限引き上げを決め、日米金利差縮小の思惑から実質金利の上昇に先んじて、外国為替市場で「円貨が急騰」する緊迫した状況が生まれました。何にも増して、ドル・円等の「円高」や「円安」は、我々の家計や企業活動に大きな影響を及ぼすのです。 実需のドル・円需... 続きをみる
12/21 日銀による不意打ち、騙し討ちの『金融政策の変更』...
報道によると、日本銀行は「金融政策変更は、事前通達等を行うことなく突然行う」旨を表明していたとあります。米FRBが懇切丁寧に根回しを行う『市場との対話』等をすっ飛ばして(決別して)、日銀は『関係者による密室の決めごと』で「政策変更をやりますよ、と伝えていた。」とあるのですが、一体全体、誰に・・・... 続きをみる
日本銀行が現状の大規模緩和を修正すると発表しました。これは、日銀による事実上の「金利引き上げ」となります。 この発表を受けて、日経平均は後場で大幅に下落しています。前場引けに比べて、一時600円超の下落となりました。めちゃくちゃ、投資家にとって迷惑な突然の決議です。株式、FX、債券取引で自殺者... 続きをみる
12/20 今日も何だかんだで、しつこい『株売り』が続く米国市場...
米利上げの継続が「米国景気を冷やす」との懸念から、しつこい「株売り」が続いている米国株式市場です。市場オープン前のプレ市場では、対前日終値を上回る株価推移が見られる状況下であっても、本市場が開くと「力ずく」で下げに向かわせています。まぁ、このようなことをするのは、超短期狙いの欧米ファインド以外、... 続きをみる
12/17 下らない物価水準、高インフレ率に苛立つFRB首脳...
米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合が開かれるたび、0.75%の金利引き上げが実施されました。これなど尋常の処置ではなく『異常』であることは論を待ちません。12月のFOMCでも、引き上げ幅が下がったとはいえ0.5%の金利引き上げが発表されました。 しかし、過去から米国を知る人は、この程度の金... 続きをみる
12/16【番外編】株価が下がるだけ、市場が崩壊する訳ではない...
今月、ダウ平均値が3万4千ドルまで上り詰めた後、12月13-14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利上げが決定されると、上げ基調の潮目が漸く激変したようです。 ダウ平均値は、いまだ、3万4千ドルを下回った程度・・・ 昨日、大きく世界の株式市場で株価が下落、今日もプレ市場において欧... 続きをみる
12/16 一日遅れの「米株売り」と「ドル買い」、欧州も利上げへ...
やっとまともな反応(金利引き上げによる株売り)が現われました。FRBが米国金利を0.50%引き上げると公表したにもかかわらず、各市場ではさしたる反応を見せず、パウエル議長会見に対して「酢の蒟蒻的な講釈を垂れる報道だけ」が目に付く程度でした。 欧州中央銀行も「主要政策金利を2.50%」へ引き上げ・... 続きをみる
12/15【番外編】投資家は、パウエル議長見解に『半信半疑』?...
米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を0.5%引き上げを決めてからも、米国10年物債券の利回りが上昇せず、ドル・円為替もほぼ平行線をたどっている状況です。これって変です、当然、日米金利差が拡大するので「ドル高、円安」にならなきゃ?・・・。 何か変な感触を感じていたんですが、本日、ブルムバ... 続きをみる
12/15 全く想定どおり、米連邦公開市場委員会の公表結果...
今年最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)が12月13日-14日に開かれ、終了後、政策金利などが公表されました。発表内容に関しては、何も驚くことなどはなく、これ程予想と違わない「FOMCの結果」は、滅多にないことです。しかし、想定内で済まされては堪らない投資家、市場が荒れなくては困ってしまう投資... 続きをみる
12/14 一瞬で、アダ花と消え去った米国消費者物価指数『CPI』...
日本時間13日の午後10時30分過ぎ、さっそうと登場した「11月分の米国消費者物価指数(CPI)」。市場予測を下回る数値で、投資家はこの結果に飛び乗ったのです。ちなみに、発表された米国の11月消費者物価指数は前年同月比+7.1%(予想:+7.3%、10月:+7.7%)でした。 米コアCPI、過去... 続きをみる
12/13【番外編】今夜22時30分、11月米国消費者物価指数(CPI)の公表...
毎月公表される「前月分の米国消費者物価指数(CPI)」ですが、今年で最もホットなタイミングとなりそうなのが、日本時間の今夜22時30分に公表される「11月の米国消費者物価指数(CPI)」でしょう。 公表されるや否や米国株式のみならず、債券価格、ドル・円為替など、広範囲に亘って影響を及ぼし、しか... 続きをみる
12/13 今年も『サンタクロース・ラリー』がやって来る...
サンタクロースラリー(Santa Claus rally)は、「クリスマスラリー(Christmas rally)」とも呼ばれ、クリスマス(12月)から新年の1月にかけて米国株式市場の株価が上昇するというアノマリー【はっきりとした理論的な根拠を持つ訳ではないが、よく当たるかもしれないとされる経験... 続きをみる
12/10 何をやっても、直ぐには『物価高騰』が止まらない米国...
朝方発表された11月の米国生産者物価指数(PPI)が、投資家の期待空しく、当然のように市場予想を上回る上昇率となりました。結果、猛威を振るう「物価高騰、インフレ亢進」が米連邦準備理事会(FRB)に対して、利上げ継続を促すとの見方が固まったのです。 もっと、平均株価が下がってもいい筈・・・ する... 続きをみる
12/09 米株は自律反発! 金利引き上げ前、カリスマの上昇...
今週に入ってからの米株ダウ平均は、830ドル余り下げ続けています。少し冷静になって考えると、「短期間で売られ過ぎている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声も聞かれる程、ヒステリックに優良銘柄への売りが続いている状況です。 米失業保険の継続受給者数の増加が、相場を支える? 8日発表の... 続きをみる
12/08 未だ混乱が収まらず、迷走を続ける米国株式市場...
今日も冴えない米国株式市場の一日が終わりました。ダウ平均は対前日比△1.58ドルで形を繕いましたが、ナスダック総合指数は対前日比▼56.34、S&P500種別は対前日比▼7.34で終了しています。 対前日比のプラス圏に一瞬でも浮上すると、すかさず「売り」が入る展開です。今週に入って打ち続く「波... 続きをみる
12/07 今頃になって、FRBの本気度に身震いする投資家たち...
12月13日-14日に開催される「FRBの金融政策を決める会合(米国連邦公開市場委員会)」を前にして、ようやく投資家達はFRBの本気度を深刻に捉え『引き続く、金利引き上げに身震い』し始めたようです。 『ひとまず売り』『取り敢えず売り』が続く・・・ いつもの如く、金利高に比較的弱いとされる「ハイ... 続きをみる
12/06 FRBの対インフレ策は『利上げ継続』に落ち着く...
11月30日に行われた「パウエル議長の講演」後、『過剰な金融引き締めは望まず、早ければ12月にでも利上げ減速へ舵を切るFRB』との市中解釈が幅を利かせ、投資家が万歳三唱する活況の中で、「① 米国株式の高騰・② ドル安・③ 債券利回りの低下」が瞬時に見られました。 12/01「過剰な引き締めは望ま... 続きをみる
12/03 論語にある『過ちては則ち改むるに憚ること勿れ』...
『論語・学而』に「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ。(過失を犯したことに気づいたら、すぐに改めなければならない。)」とあります。過ちを犯したことに気づいたら、体裁や対面などにとらわれず、ただちに改めるべきだという戒めです。 リッチモンド連銀総裁、長期的な労働力供給の制約で高インフレ継続も - B... 続きをみる
12/02 今や、投資家の関心は「ドル安の外国為替」にあり...
ドル安が止まらず、ドル・円の外国為替は135円/ドル台に突入する始末です。巷云われているのは、米国10年物債券利回りの低下に伴う『日米の金利差の縮小』によるものです。ほんの数週間前まで、日本政府が「円安進行の阻止」を掲げて為替介入する程、円貨の下落に頭を悩ませていましたが、今では状況が反転...... 続きをみる
12/01【番外編】パウエル議長の講演内容、真逆の解釈が出始める...
ブルムバーグ紙に次のような米国時間11月30日に行われた「パウエル議長講演」の主な解釈と異なる論調記事(2022年12月1日 12:13 JST発)が出始めています。一般的な解釈は、当ブログでも書き綴ったような「過剰な金融引き締めは望まず、早ければ12月にでも利上げ減速へ舵を切るFRB」ですが・... 続きをみる
12/01「過剰な引き締めは望まず、利上げ減速へ」これが株高へ誘う...
米国株式市場は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて、12月会合での利上げ縮小観測が強まり、ハイテク株などへの買いが優勢となりました。特に、月末特有のお化粧買いも巻き込んで、取引終了にかけて株価の上げ幅を更に広げてこの日の高値で終えたことは特記ものです。 パウエル氏が発した数分... 続きをみる