11/30「タカ派姿勢のFRB議長」講演前、されど米国株は高値を維持...
本日、連邦準備制度理事会(FRB)パウエル議長は、ブルッキング研究所主催の「経済と労働市場に関する討論会」で、基調講演が予定されています。12月FOMC前のブラックアウト期間入り前では、最後の議長発言になることでしょう。昨今、講演要旨を紙ベースで報道に公開する事が流行っています。 パウエル議長は... 続きをみる
11/30「タカ派姿勢のFRB議長」講演前、されど米国株は高値を維持...
本日、連邦準備制度理事会(FRB)パウエル議長は、ブルッキング研究所主催の「経済と労働市場に関する討論会」で、基調講演が予定されています。12月FOMC前のブラックアウト期間入り前では、最後の議長発言になることでしょう。昨今、講演要旨を紙ベースで報道に公開する事が流行っています。 パウエル議長は... 続きをみる
11/29 FRB高官が「利上げは継続」の強烈パンチを放つ...
セントルイス地区連銀ブラード総裁やニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、従来からの主張の繰り返しになるコメントをダメ押し的に次々と発しています。これは、あまりにも「急激な米国債券利回りの低下」、「米国株価高騰」、「ドル安進展」などが現われているので、投資家への戒める目的である。と、私は捉えていま... 続きをみる
11/26 「利上げペースが減速する」との期待が相場を支える...
「株式市場では『まもなく利上げペースが鈍化し、来年の早い段階で利上げが停止するとの期待を強めた。』との声が強まっている」と煽っています。しかし、私などは『過大過ぎる期待感』との認識でいるので、随分と異なります。 利下げではなく、利上げ幅の縮小が期待されるだけ・・・ 単に『利下げではなく、利上げ... 続きをみる
11/24 「近々、利上げ幅が減速」 FOMC要旨(11月)で判明...
23日、米連邦準備理事会(FRB)は11月1日~2日に開催した「米連邦公開市場委員会(FOMC)」の議事要旨を公開しました。予想されたとおり、高インフレ収束には懐疑的な意見が多数を占めた一方、大多数の参加者が「近いうちに、利上げペースを減速することが適切になる可能性が高い」に賛同したとあります。... 続きをみる
11/23 米国「S&P500種株価指数」が4千台を回復(4,003.58)...
『遂に』というべきか、『漸く』というべきか、米国株式市場の代表的株価指標であるS&P500種株価指数が、9月12日以来となる4千台を回復(4,003.58)しました。 3大株価の上昇は、米国の政策金利が一直線で大幅に上昇している最中の出来事で、これぞ教科書には解説されていない『美人投票と評され... 続きをみる
今日は「金利引き上げ談義」が一服、中国での「新型コロナウイルスの感染拡大」が再び注目を浴び、世界経済が一段と減速するとの懸念が増幅して各方面に伝播したたようです。 中国と経済的な結びつきが強い「欧州経済の減速」につながるとの観測が再浮上、ドル買い・ユーロ売りが強まりました。そして、お決まりの「... 続きをみる
11/19 動意に乏しい「米国株」、年末に向けて仕込みが続く?...
過去から米国株式市場をデータ分析すると、例年11月から翌年1月の3カ月間は、1年の内で最も強くて、そして高値の時期であることが知られています。そのため、目ざとい個人投資家などは、10月末までに米国株式へフルインベストして、目一杯株式を買っておくことが意気盛んでした。 今、年末の株式売却→利確に向... 続きをみる
11/18「利上げペースを落とす」等、一言も発していない(FRB高官)...
17日朝、セントルイス連銀のブラード総裁が講演で、今の政策金利について次のように「まだ十分に景気に制限的な水準に達していない」「インフレを鈍化させるため金融当局は政策金利を最低でも5.00-5.25%に引き上げるべきだ。」と言及しました。 前日には、サンフランシスコ連銀のデーリー総裁が、「利上... 続きをみる
11/17 米国、インフレ「鎮静化」Or「亢進化」の見方が交錯する?...
16日、米労働省が発表した「10月の輸入物価」は前月比で0.2%下落しました。石油製品の価格下落と外国為替市場での『ドル高』が押し下げ、4カ月連続の下げとなった模様です。しかし、意に反して「10月の米小売売上高」は、前月比1.3%増となっていました。 米輸入物価、10月は4カ月連続で下落 インフ... 続きをみる
11/16 ロシア、ミサイル発射! 着弾は噂の地点(ポーランド・ウクライナ国境)...
ポーランドのラジオ局Zetは、国内へミサイル着弾の報道。ウクライナとの国境から約6キロメートル地点にロケット弾が落下したと伝えています。 ロシアのミサイルは、北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるポーランドを襲い2人が死亡したと、AP通信が報道しています。「ポーランドは臨時国家安全保障会議を... 続きをみる
11/15 先週は『弱気相場の一時的な上昇』だったのか?...
寄り付き前の「ブレ市場」の動向をチェックしていたら、3大株価指数は下落していたので、案の定、先週は『弱気相場の一時的な上昇』だったと思える程でした。しかし、本市場がオープンするとジリジリと平均株価が上昇、そのままで押し切るかと思いきや、終了間際、一気に「急落」しています。 弱気相場の中での「一時... 続きをみる
11/12 ハイテク株に資金流入、米国株が続伸! 暗号資産は壊滅状態...
前日約1200ドル上昇した反動から、利益確定のために株を売る動きもあった一方、米国のインフレ(物価上昇)が和らぐとの期待が相場を支えた模様です。 株式に限ると、利上げ開始時から激しく売り込まれていた、ナスダック市場の「ハイテク系銘柄」への資金流入が顕著で、踏み上げを喰らった「売り方の買戻しが加... 続きをみる
11/11【番外編】また、国民から離れてしまった岸田首相・・・
颯爽と登場した岸田さん。自民党カラー最後の人となるであろうと見ていましたが、何の何の、故安倍元首相さえ足元にも及ばない「出来損ない」の【からくり人形】でした。 今回は日刊スポーツの紙面をお借りして再度取り上げ、任命者の岸田首相も「同じ穴の狢」であることを公にします。前もって言いますが、私は保守... 続きをみる
11/11 米国株式市場、溜まりに溜まったマグマが噴火する...
現地10日に発表された「10月の消費者物価指数」が市場予想を下回ったことで、『利上げのペースが減速する』との見方(株式市場は好感)が強まり、3大株価指数は大きく上昇しました。ダウ平均株価は1200ドルを超える強烈な値上がりとなった他、外国為替市場では1ドル=140円台前半まで円高が進みました。 ... 続きをみる
11/10 待ち切れず、米国株式市場は『総売りの暴走へ』...
米国中間選挙の結果・発表が遅々として進まない中で、米国株式市場は待ち切れずに『総売りの暴走』の挙に出ました。チンタラしているから、良からぬ噂を立てられるんです。何ごとも取り組む早さ、処理する速さが大事です。これ、小学校で習わなかったかな? ダウ平均株価の終値は、前日に比べて646ドル89セント... 続きをみる
11/09 中間選挙後、米国株上昇の歴史は繰り返すのか?...
昨日と本日、米国株式市場は寄り付き後から売り買いが交錯、それぞれの思惑を内に秘めて取引が進んで行きました。長期金利が幾分下がったとはいえ、10年債券は4%を優に超える程の利回りで推移しています。しかし、ここ2日程は急激に利回りが下がり始め、ドル安が目立ってきています。 関係者は「特に今回の中間... 続きをみる
11/08 米・中間選挙後の『ねじれ議会』好感で、米株が続伸...
いよいよ明日に迫った米国中間選挙の投票日。事前予測では、下院においては共和党の過半数を抑えて完全勝利、上院においても共和党優勢が伝えられる中、バイデン大統領・政権の政党(民主党)と議会の多数党(共和党?)が異なる『ねじれ議会』となる可能性が高まっています。 『ねじれ議会』は、投資家の願ったり叶っ... 続きをみる
11/07【番外編】ここ一年における、GAFAMの株価推移(その2)...
GAFAMとは、世界で圧倒的な存在感を見せる多国籍IT企業の雄である5社(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の頭文字を取った呼び名のことです。全て米国企業で、今やこれら企業が提供するサービスは、社会インフラとまで言えるほどに私たちの生活に根付いてしまっ... 続きをみる
11/06【番外編】ここ一年における、GAFAMの株価推移(その1)...
GAFAM、IT企業の雄である5社(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の頭文字を取った呼び名のことです。世界市場で圧倒的な存在感を見せるGAFAM。今や、これら企業のそれぞれのサービスは、社会インフラとまで言えるほどに私たちの生活に根付いています。 G... 続きをみる
11/05 次は「米中間選挙(11/8)」、既に底打ち?『米国株』...
4日、恒例の『前月分米雇用統計』の発表が行われ、強弱入り交じる内容でした。数ヵ月前までなら、発表されたデータでは「大幅利上げ確定」のコメント発出と共に、株売り・債券売りが見られたのですが、今では落ち着いたものです。 様変わりとは、このことを言うのでしょう。しかし、底辺で「経済堅調、再利上げ」の... 続きをみる
11/04 FOMC後2日目、長期金利が一時4.216%まで上昇...
11月1日~2日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)が終了して今日で2日目。今回の利上げで、フェデラルファンド(FF)金利の「誘導目標レンジは3.75-4.00%」となりました。これは2008年以来の高水準な数値です。 投資家が懸念した、FRBパウエル議長の発言... 投資家が期待していたF... 続きをみる
11/03 4会合連続0.75%の引き上げで、市場は疲労困憊...
日本時間、11月3日の午前3時過ぎから米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、11月1日~2日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の検討内容を公表しました。予測どおりの内容でしたので、金融市場が騒ぐこと自体、ちゃんちゃら可笑しいです。 パウエル議長、ピーク金利は従来想定から上昇-利上げ... 続きをみる
月替わりが無事に行われました。一応の区切りなので、次のとおり「2022年10月の配当・分配状況」を取りまとめました。 MO アルトリア グループ 1,011ドル PM フィリップ モリス インターナショナル 587ドル JEPI JPモルガン エクイティ プレミアム ETF 1,157ドル JP... 続きをみる
11/02 「雇用指標」が堅調で、高PER銘柄への売りが続く...
『風が吹けば桶屋が儲かる』の例え話と同様、『雇用指標が堅調で、高PER銘柄への売りが続く』が、易々と成り立ってしまうことにビックリします。 11月1日発表の9月の雇用動態調査(JOLTS)では、非農業部門の求人件数が前月比で2カ月ぶりに増加、市場予想を大幅に上回った模様です。米国の雇用状況は「... 続きをみる
11/01 米国で連邦公開市場委員会(FOMC)が始まる...
いよいよ、世界の投資家が注目する11月の連邦公開市場委員会(FOMC)が、米国で開かれます。 4会合連続で0.75%の利上げ実施は、既に織り込み済み? 米連邦準備制度理事会(FRB)は、11月1日から11月2日にかけて開催する「連邦公開市場委員会(FOMC)」で、4会合連続で0.75%の利上げ... 続きをみる