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11/15 先週は『弱気相場の一時的な上昇』だったのか？...
寄り付き前の「ブレ市場」の動向をチェックしていたら、３大株価指数は下落していたので、案の定、先週は『弱気相場の一時的な上昇』だったと思える程でした。しかし、本市場がオープンするとジリジリと平均株価が上昇、そのままで押し切るかと思いきや、終了間際、一気に「急落」しています。
弱気相場の中での「一時的な上昇・・・？」
NY株式市場が底を打ったのか否か、明日以降の市場動向で概略が判明することでしょう。但し、この見解は投資家の考え方、投資家の置かれている位置・立場で異なるので、あまり言動を信用しない方がいいです。
ここからは、上げ下げのキツイ『株式買いたい症候群』対『そうは問屋が卸さない軍団』との闘いです。年明けには、株式が調整し始めて１年近くの歳月になります。この年月の影も影響を与えるものでしょう。
ＦＲＢ副議長が利上げペース減速を示唆...
ブレイナードＦＲＢ副議長はブルームバーグのワシントン支局で行われたイベントで「恐らく利上げペース減速への移行が近く適切になるだろう」と発言しました。この発言が株式市場へ大きな援軍となったようです。センチメント改善に寄与しました。しかし・・・
ＦＲＢ理事２人がインフレ目標率、強く２％維持を示唆...
連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）当局者２人がインフレ率を目標の２％に向けて押し下げるまで金融引き締め姿勢を維持する決意を強調しました。先週発表の１０月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）を受けた市場の高揚感は、ウォラーＦＲＢ理事のタカ派発言で吹き飛んだ格好となりました。
NY市場 1ドル=139円台後半
ニューヨーク外国為替市場では、FRB副議長の、「利上げペース減速」を示唆する発言を手がかりにドル売り円買いが強まり、円相場は１ドル＝１３９円台後半での取り引きとなりました。１４日のニューヨーク外国為替市場、円相場は朝方に一時、１ドル＝１４０円台後半まで値下がりしていました。
WTI原油先物価格は急落...
市場アナリストき、「短期的な需要見通しが大幅に悪化していることで、原油相場は足を引っ張られた」と指摘していました。更に、「中国の新型コロナウイルスを巡る状況が改善していない。そして、思いのほか、米経済は急速に軟化しているようだ」とも語っています。
米国アマゾンお前もか。１万人削減を検討、今週にも開始...
アマゾンはコロナの影響による「巣ごもり需要」を受け、２０２０年初めからの２年間で従業員をほぼ倍増させました。だが、経済再開で巣ごもり需要が減少し、成長が鈍化していることが判明。同社は今月、今後数カ月かけて採用の抑制を拡大する方針を示していました。なお、アマゾンの従業員は、９月末で全世界に約１５４万人います。
３大株価指数が終了直前に急落、10年債利回りは上昇...
Ｓ＆Ｐ500種は前営業日比0.9％安の3957.25で終了しました。ダウ工業株30種平均は211.16ドル（0.6％）安の33536.70ドル。ナスダック総合指数は1.1％、ナスダック100指数は１％それぞれ低下しています。終了直前に、急落となりました。
なお、１０年債利回りは５ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）上昇の3.87％まで呈しています。
MYポートフォリオ
予定通り、ベライゾン株を全株売却して現金化しました。これで通信銘柄から撤退となっています。１千６百万円の現金確保まで進んでいます。残り、１千５百万円～２千万円です。道のりが遠く、乗り気ではないので気が重いです。
編集後記
世界市場に君臨する巨大な米国株式市場ですが、取り引き株数が急増する終了間際にも拘わらず、あたかも簡単に、値動きをコントロールしてしまうような資金投下を行えるとは、驚きです。
このように思っていると、これは「現物取り引きオンリー」であった昔の時代に言えることで、いまでは『オプション取り引き』を素人が売り買いするだけで、この取り引きに組み込まれたレバレッジ効果が効力を発揮、発行体のヘッジ取引を絡めた対応をも巻き込んで、一気呵成に売買取引高が急激に膨れ上がるのです。もちろん、オプション取り引きの解消には、反対売買が伴うことも多いので要注意です。
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