3/4 投資家は現預金比率を高め、待機資金を積み上げている...
米投資信託協会(ICI)によると、3月1日時点のMMF(マネー・マーケット・ファンド)の純資産残高は4兆8937億ドルとなり、3週連続で増加中です。MMFは、証券会社に預け入れられた『株式売買資金の利付き待機場所』ですから、莫大な額の資金が市場へ投下されずに、手元に預け置かれたままになっています... 続きをみる
金利のブログ記事
金利(ムラゴンブログ全体)3/4 投資家は現預金比率を高め、待機資金を積み上げている...
米投資信託協会(ICI)によると、3月1日時点のMMF(マネー・マーケット・ファンド)の純資産残高は4兆8937億ドルとなり、3週連続で増加中です。MMFは、証券会社に預け入れられた『株式売買資金の利付き待機場所』ですから、莫大な額の資金が市場へ投下されずに、手元に預け置かれたままになっています... 続きをみる
3/3 米国債利回り4%超、30年物固定住宅ローン7%超え...
米国で金利上昇が止まらない状況となっています。米国債利回りが「全ての年限で4%超え」となったことです。先々の金利低下を考慮して、30年物国債の利回りは4%未満で推移していたのですが、この防波堤が崩れました。 米国債利回り上昇、全ての年限で4%超-30年債も節目突破 - Bloomberg 好調... 続きをみる
3/2「 円安が加速する!」誤算と驚きの卓袱台返しが始まる...
FRBが米国内の市中金利を「これでもか!」的に引き上げ続けて各種貸付金利が高騰、例えば、米30年物変動住宅ローン金利が優に6%を超えている(米30年物固定住宅ローン金利は7%超)のにも関わらず、米経済は金融関係者の予測を超える「想定外の堅調さ」を見せています。長く市場で飯を喰って来たアナリスト達... 続きをみる
3/1 米国民の貯蓄額・率ともに低下し、キャッシングが増加...
今週内に発表予定の「2月の米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業」や「非製造業の景況感指数」を見極めたい投資家が多く、過激な一方通行にはなり難い状況でした。 米消費者信頼感指数のインフレ期待が低下基調・・・ 但し、米コンファレンスボードが発表した「2月消費者信頼感指数は102.9」と、事... 続きをみる
2/26【番外編】高利回りの外貨MMFを利用する際の留意点...
1/31~2/1に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)で、FRBが金利引き上げを決めた後であっても、なかなか米国の市中金利が上昇しない状況が続いていました。 しかし、ようやく取り巻く市況環境とFRBによるインフレ抑え込みの本気度が伝わり、昨今は急激に米国金利が上昇(債券価格が下落)、米国株... 続きをみる
2/22 ウクライナ侵攻で、やっとこさ米国がしゃしゃり出る...
3連休明けの初日、NYダウは700ドル近い値下がりとなり、円相場も一時1ドル=135円台に下落しました。古今東西、投資家連中に休暇を与え過ぎると、往々にして「明けの初日」は、株価下落となり易いものです。あ~だ、こ~だと「好からぬこと」を考え過ぎるからです。 米ロの対立激化の様相がマスコミに乗っ... 続きをみる
2/18 FOMCとは「FRB = 銀行屋」が自分の取り分を決めるシステム...
考えてみりゃ、年8回の開催が予定されている「米連邦公開市場委員会(FOMC)」なるものは、米連邦準備制度理事会(FRB)に巣くう銀行屋が『自分達で自分の取り分(金利・利息)を独自に決めるシステム』に他なりません。 【金利 = 利息】は資本主義の根本であって、『世の彼・彼女を生かすも殺すも「金利... 続きをみる
2/17 今回は「1月の卸売物価指数の上昇」と来たもんだ...
難なく2月の残り日数を過ごせると思いきや、朝方、「1月の卸売物価指数」の発表があり、これが市場予想値以上に上昇したのを受けて、お決まりの『早期の米利上げ休止観測が後退』と市場から烙印を押されてしまいました。結果、米株売りが優勢に・・・。 更に、FRB高官の『継続的な利上げ必要』のおせっかい発言... 続きをみる
2/8 FRB議長「今年はインフレが大幅に鈍化する年」と発言...
7日、パウエルFRB議長のインタビュー内容が、NY株式市場の場中に流れると「警戒していたほどタカ派寄り発言ではなかったと受け止められ、株式の買い直しが優勢」となりました。 ビクビクするなら最初からやらなきゃいいのに…と思うのは我々素人の浅知恵で、プロの守銭奴さん達は「この環境下だからこそ、マネ... 続きをみる
2/6【速報】暫くは円高も小休止? 日銀次期総裁に雨宮副総裁なら...
週明けのドル・円の外為市場では大きく「円安」へ下降して始まりました。日本時間6日午前2時頃、日本経済新聞電子版が「日銀次期総裁、雨宮副総裁に打診。政府・与党が最終調整」との速報記事を出したことを受けての「円売り」です。 日銀次期総裁、政府・与党が雨宮副総裁に打診する案で調整-報道 - Bloom... 続きをみる
2/4『案の定、一日天下で終わる!』だから言ったじゃない...
去年12月~今年1月にかけて「数万人のIT系リストラ」が発表された米国労働市場でしたが、こんなのは見かけ上、氷山の一角であって『インフレを構成する米国の根雪は、悲しいかな、正に鉄板』の如くです。 FRBが賃金引き下げを主導する日・・・ イタチごっこのように、次のような循環が見られます。要は、説... 続きをみる
2/3 発車ベルが轟く前に、用足しを済ませて置くことが肝要...
株価がピーク時から半値付近まで下落、ヘッジファンド連中の売り対象銘柄として「けちょんけちょんに貶されていた」嘗ての『寵児株、ハイテク銘柄』が、突如として株式市場の「ひのき舞台」へ戻って来ました。 突っ込みし過ぎた投資家の屍・・・ ハイテク株を保有するはもちろんの事、これらを売り倒している時はさ... 続きをみる
1/30【番外編】次回FOMCは、0.25%の利上げ幅に?落ち着く...
なんと早いもので、年明けの第一回連邦公開市場委員会(FOMC、1/31-2/1)がすぐそこに迫って来ています。FOMCは、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を決める会合のことです。 FRBとは FRBとは、米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)の略称で、米国の... 続きをみる
1/7 米金利が下落、米株は上昇! ドル/円は急落から急騰へ...
株式市場オープン前に発表された『2022年12月の米雇用統計』で「賃金インフレの減速」が確認されました。このデータを見る限り、FRBが高水準の政策金利を長く維持するとの警戒が和らぐのです。 5週ぶりの株価上昇・・・ これを受けて、S&P500種株価指数は昨年11月以来の大幅高となり、週間ベース... 続きをみる
1/6 日本国債10年物、早くも「表面利率」が0.5%へ跳ね上がる...
5日、日本の財務省は「日本国債10年物の入札」を行い、毎年支払う利息を示す「表面利率」を0.5%と、これまでより2倍以上引き上げた(前回0.25%)模様です。 2014年12月以来、およそ8年ぶりの水準... 今回入札が行われた10年物国債(10兆4518億円)は1月6日に発行されるもので、「... 続きをみる