米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

2022年7月のブログ記事

  • 7/31【番外編】米国株価上昇。今、買いなのか? 見送りなのか?...

     そのものズバリ、過去最高値へ到達(年始)してから20%程下落した「S&P500種」の株価回復も顕著です。これが「株価の底打ち」と判断するなら、買い再開を待ち望んでいる方にとっては朗報であり、下落中の一時的な反発と判断するなら、見送りが正解です。 12カ月チャートを眺めてみると...  青色はS&... 続きをみる

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  • 7/30 アリババ株ADRが急落、米国で「上場廃止リスト」入り...

     株価回復が顕著に進んでいた「阿里巴巴集団(アリババ・グループ)株ADR」ですが、89.36ドルへ急落、対前日比▼11.19 ドル (▼11.13%)で終えています。出来高は58,722,924株の大商いでした。急落事由は「29日、米証券取引委員会(SEC)がアリババ株を米国市場から『上場廃止を警... 続きをみる

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  • 7/29 米国の利上げによる「不況風」が、株価上昇を後押しする...

     一気に134円台の円高へ趣旨換えしたのかと思いきや、米10年物債券利回りも急落して2.7%割れとなり、更に下がる(債券買い)気配を見せています。これが昨日からの米国市場で発生している「為替と債券市場」の動向です。 アングル:FRB議長、9月利上げで手の内明かさず 市場では様々な見方 | ロイター... 続きをみる

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  • 7/28 2カ月連続0.75%の利上げ決定、米国FRB...

     米連邦準備制度理事会(FRB)は27日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開きました。6月会合に続き、0・75%幅の利上げを決めています。これは通常の3倍にあたる上げ幅で、2カ月連続の大幅利上げとなりました。米国は、40年半ぶりの物価高(インフレ)を強力な金融引き締めで抑え込みたい考えを前面に出し... 続きをみる

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  • 7/27 中国のゼロコロナ、世界経済を冷え込ませる...

     隣国の中国では、新型コロナウイルス対策で「厳しい隔離やPCR検査を駆使する『ゼロコロナ』政策」を引き続き実行中です。我々は、マスコミ報道でしか状況が伝わってこないので、一体全体、中国では何が行われているのか、さっぱり分からないのがホンネです。  少なくとも、世界のサプライチェーンの中心である中国... 続きをみる

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  • 7/26 今週は「米の金利引き上げ」と「ハイテク決算」に尽きる...

     7月26~27日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されて、7月も0.75%の10年物債券利回りを引き上げる事は確実になっています。市場の関心は、会合終了後に行われる「パウエル議長の記者会見内容」に集まっています。 パウエル議長の言い回しに注視...  彼(パウエル議長)が『どのような事を、... 続きをみる

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  • 7/25【番外編】株では「億り人」へ届かず、副業が必要...

     正社員であっても、単なる会社帰属のサラリーマン・サラリーウーマンで終わってしまったら、資産形成はできません。正業で生活に必要な最低限の収入を確保、副業で資産形成に必要な余力を貯め込む。この事は、副業で今の資産を築いた張本人だから言い切れるのです。今回は、嘗て私が体験した『副業』について回顧録的に... 続きをみる

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  • 7/24【番外編】金融資産が「億」を超えると、考え方も変えなきゃなるまい...

     このようなブログを公開されている方が、「資産1億円を目指す」的なタイトルで頑張っておられるのをチョクチョクお見掛けします。  運よく『資産1億円を達成した』場合、次の目標設定を何処に置いたらいいのか、到達する前にザックリと「さわり」だけでも決めておいた方がいいでしょう。  今、円安進行で嘗ての『... 続きをみる

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  • 7/23 通信銘柄がインフレ・物価高で総崩れ...

     21日に米通信大手AT&T、22日には 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズがそれぞれ第2四半期決算報告と2022年通期見通しを公表しました。  共に、米国の高いインフレ率と物価高による影響が大きく、通年の収益見込みを引き下げたことから、両社の株価は昨日今日と大きく下落しています。特にベラ... 続きをみる

  • 7/22 米大統領がコロナ陽性にも拘わらず、株価底打ち説が相次ぐ...

     21日、米国ホワイトハウスはバイデン大統領(79)が新型コロナウイルス検査で陽性になったと発表しました。バイデン氏は2回のワクチン追加接種(ブースター)を受けており、「症状はごく軽微」だとしている。  疾病対策センター(CDC)の指針に沿ってホワイトハウス内で隔離措置をとった上で、大統領としての... 続きをみる

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  • 7/21 高PER・人気銘柄の危うい株価戻し...

     6月半ば頃の株安時に記録した最安値の株価から、高PER・人気銘柄の株価が大分と戻って来ているようです。市況を取り巻く環境は何も変わっていないにもかかわらず、先進国の株式市場から逃げ去った資金は少なく、逆に流入が見られると米銀大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)からショッキングな報告がありました... 続きをみる

  • 7/20 債券利回り3%で、「買いそびれ、乗り遅れ」を警戒?...

     ブルムバーグでは、米国10年物債券利回り3%付近になると、投資家から「債券買いが入る」との記事(米国債で「乗り遅れ恐怖症」の買い、10年物利回り3%に抑制)が掲載されていました。その事由は以下のとおりです。 米国が景気後退する懸念が強くあり、そのような利回り(3%超)が過去のものになることを、投... 続きをみる

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  • 7/19 超短期の売買へ、レバレッジ傾倒するウォール街...

     週始め月曜日のウォール街、寄り付き前のプレ市場から前週末終値を上回る勢いで株式取り引きが行われ、全面高のアジア市場(日本市場は祝日休場)、欧州市場を従えて、さすがにプラス圏維持で終了すると見られていました。が、中盤以降、ジリジリと平均株価が先物から売られてマイナス圏へ沈没、再びプラス圏に戻ること... 続きをみる

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  • 7/18【番外編】逆に、株式を買い進めたくなる事由...

     週明けの月曜日、気合よく世界の株式市場が活況となればダッシュも効いてくるのですが、大概の投資家にとって「土日の48時間の休息は、金曜日の振り返り回想に費やされることが多く、はしゃぎ過ぎ・やり過ぎの思いが強くなる」ものです。この結果、明けの月曜日市場では株価が不安定になることが多いです。  前編で... 続きをみる

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  • 7/17【番外編】株式を買い進められない事由...

     米国株の代表的な株価指数である「S&P500」は、既に年初来で20%近くも下がっています。よって、これ以上の株価暴落が来ないと思うアナリスト達もいますが、私などは巷から流れて来る題材に、何一つ株価上昇のプラス面を感じなくなっているので、株価が上がる気がしません。 株価下落からの株価戻し...  ... 続きをみる

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  • 7/16【番外編】何故、レバレッジ(借金)は危険なのか...

     日々、下落相場が続いています。下落=「売り」が「買い」を上回っている状態を言います。明日以降、株価が上がると予想する投資家が多いなら、「買い」が「売り」を上回ります。下がる相場が続くと見る投資家が多いので、株価が下がるのです。 株式投資は、資金力に左右される究極のゲーム...?  1回50万の「... 続きをみる

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  • 7/15 米国は金利爆上げ、日本は原発再稼働と火力増強へ...

     クダクダと日々の米国株式市場の動向をお伝えしても、今や何の意味もなく、日経新聞を購読される方がよっぽど詳細な事実を掴めるので「今日も割愛」します。  なお、私のポートフォリオ動向に興味をお持ちの方は、WEBページの右端にある「ポートフォリオ日別動向」リンク、もしくは編集後記の『フランクリン画像』... 続きをみる

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  • 7/14【番外編】長期投資に必要なのは「胆力」のみ…

     株式投資で成功して財をなすことができるのは、所謂「変わり者」と呼ばれる人達です。残念ながら、真っ当な歩みをして来た方は「株式投資に不向き」な生き方に染まってしまっています。振り返ってみると、まず、株式市場から財を得るには、基本的に次の2つの方法しかありません。 他の参加者から財(お金)をぶん取る... 続きをみる

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  • 7/13 新型コロナは第7波に突入? 週平均1.87倍で増加...

     湿気が高く、暑い最中にも拘わらず、全国では新型コロナ感染者の増加が半端なく増加し続けています。政府は、期待された観光需要の新たな喚起策である「全国旅行支援」の実施を当面、見送る方針を固めた模様です。肩透かしを食らわす「新型コロナの底力」をまたまた、垣間見た感じです。 観光需要喚起策「全国旅行支援... 続きをみる

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  • 7/12 欧州連合(EU)を見下す、英国と米国の高笑い...

     ロシア・ウクライナ紛争は真綿で首を締めるが如く、欧州諸国で「泥沼化」し始めたように思えてきました。7月11日、ロシアからドイツへ天然ガスを送る主要なパイプライン「ノルドストリーム」は定期点検を理由にして、供給を停止した模様です。  21日迄という事ですが、供給を再開するのか、できるのか『不透明』... 続きをみる

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  • 7/11【番外編】「キャピタルフライト=資産逃避」を考えよう…

     7月8日、遊説中の奈良市において安倍元首相が暗殺され、10日の参議院選挙は自民党の圧勝で幕を閉じました。  彼の死が招き寄せた「自民党勝利劇」であることは間違いないですが、自民党しか投票先がなかったことも、各新聞社が行った選挙運動前の世論調査でも判明していました。これで、次期の衆議院解散・総選挙... 続きをみる

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  • 7/10【番外編】株式は暴落時にこそ、買うべきもの?

     書店に並ぶ米国株投資読本、決まっていつものフレーズが溢れています。「脇目も振らず、決めた定期購入を続けた投資家たち...。」「2020年3月、新型コロナ禍の短期暴落時に買い向かった猛者たち...。」様様な勇ましい言葉が並びますが、言いたいことは一言、「株式は暴落時にこそ、買うべきものである。」と... 続きをみる

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  • 7/09 価格上昇、1970年代の石油危機時に迫る勢い...

     案の定、朝方発表の「6月の米雇用統計」では、雇用者数の増加が市場予想を上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)が大幅な利上げ(0.75%)に動き易くなったとみる「売り」が出たり、一方、例の如く『米国経済は底堅い』認識で「買い」優勢となって平均株価は、上昇する場面もありました。 米雇用者数、6月... 続きをみる

  • 7/08 仮想通貨の危機? 相次ぐ「破綻と取引停止」...

     欧州で誕生、発展した金融財閥の「ロスチャイルド」。錬金術創造の源とされている各国中央銀行を手足の如く動かし「銀行金融行政」で雁字搦めにして君臨。これに突如として挑戦し始めた「仮想通貨」群。  事の成否は別にして、仮想通貨はネット拡散で「ある程度の影響力」を行使するまでに成長しましたが、ここに来て... 続きをみる

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  • 7/07 FOMC議事要旨「景気よりインフレ最優先、利上げは継続」

    公開された「FOMC議事要旨」では・・・  公開された【6月14-15日のFOMC議事要旨】によると、米連邦公開市場委員会(FOMC)では、『高インフレが根付かないようにするには、経済成長の減速を伴うとしても、政策金利をより長期にわたって引き上げ続ける必要性があり得る』との認識で一致した模様です。... 続きをみる

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  • 7/06 売り買い交錯の米国株式市場...

     日本時間の昨夜、「酢の蒟蒻の」と諸理由の難癖を付けて、ユーロ貨の急落と歩調を合わせるかのように欧米株式市場も連れ安、これでは米国市場にも大波が訪れるのは必定でした。案の定、NY市場は寄り付き後からダウ平均が数百ドル下落して始まり、上昇を期待する個人投資家の楽しみが、あっけなく吹っ飛んだ一日の始ま... 続きをみる

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  • 7/05【番外編】米国インフレの未来予測(GSレポート)...

     原油生産大国である米国にも拘わらず、ガソリン価格が高騰して通常の3倍近くの値段で推移しています。通常は日本の小売価格の概ね1/3が通り相場なので、車が必需品の米国人としては、政権への八つ当たりで憂さを晴らす以外に手がないようです。 米国では、ガソリン価格が大統領の命運を決める...  ちなみに、... 続きをみる

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  • 7/04【番外編】リーマンショックを超える株価暴落はない...

    --- 7/04の米国市場は「独立記念日」で休場 --- 編集後記 リーマンショックによる株価暴落  私は、現世代が体験する数多い米国株式市場の株価暴落の中で、「サブプライム(ローン)ショックと呼ばれる株価暴落」「リーマンショックと呼ばれる株価暴落」が、最も激しいものであったとの認識を持っています... 続きをみる

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  • 7/03 下半期におけるドル/円相場の見込み(予測)

     ドル/円のような為替相場、例えば、ドルに対する円貨の動きは、所詮上がるか・下がるかの2者択一に収束します。超短期の動きは思惑に左右されて「博打的なチャート」になり易いですが、中期・長期は何らかの基礎的指標が支配する世界なので、専門家の見込み・未来予測を味方に付けることに勝るものはありません。  ... 続きをみる

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  • 7/02 原油380ドルへ高騰、超過激なシナリオ...

     7/2(土)配信のブルームバーグ紙に「原油380ドルも、ロシアの生産削減最悪シナリオなら-JPモルガン」の記事が掲載されていました。サハリン2の「ロシア独占」への取り込みが注視され始めている時ですから、ロシア絡みで何が起っても驚きません。  私などは、西側ハイテク諸国に対する「ローテク資源国の挑... 続きをみる

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  • 7/02 米住宅市場が、急激に失速・縮小し始める...

     ここ数年、経験がないような「値引き」が始まり、米国住宅市場は曲がり角を迎え始めました。この主役は「市中金利の引き上げ」です。  いつの世も、どの子国でも、ローン金利が上がると物件価格の引き下げが追随して、購入意欲減退を帳消しにするように動きます。全て売主負担が増して、ざっくりと中古物件の価格設定... 続きをみる

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  • 7/01 不景気になれば、物価が下がり、株価も低迷する...

     市中金利を引き上げたり、物の値段を引き上げたりすると、街中景気は停滞し始めます。人々が「財布のひもを締めるから」です。具体的には「お金を使わなくなる」ことに他なりません。この結果、【不景気になって】物が売れなくなるから【物価が下がり】、企業利益が減少するので、利益に紐づいている【株価も低迷】する... 続きをみる

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