米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

2021年9月のブログ記事

  • 9/30 NY市場は『踊(おどりば)り場』で足踏み状態?

     誰もが昨日の反発を期待して、NY市場開場前の「プレ市場」では3大株価指数が揃って買い上げられて上昇。期待感を抱かせる状況になっていました。しかし、寄り付き後、この期待感を背負った情勢がしばらくは続いたものの、ジリジリと買いが萎み始め、まず陥落したのがグロース銘柄を多数抱える「ナスダック」でした。... 続きをみる

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  • 9/29 NY市場の3大株価指数(株価)が急落・・・

     『当店の秋のバーゲンセールは何日間続くのか誰にもわかりませんが、売り切れで急に幕を閉じることもありますので、お客様はお急ぎください。』  このようなアナウンスが聞こえてくるような、突然発生した株価調整、いわゆる「株価下落」でした。皆さんは、お好きな銘柄の新規買い、買い増しを行えたでしょうか。明日... 続きをみる

  • 9/28 今夜のNY市場は、米国10年債利回り次第で急落かも...

     9月28日(月)日本時間の21時40分、米国10年債利回りは幾分下がったけれども、1.543%(対前日終値から3.85%上昇)で推移しています。一時は 1.55% まで到達(10年債の売り)していました。資金が債券市場へ流れ込んできているので、今夜のNY株式市場は大商いとなる可能性が高まっていま... 続きをみる

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  • 9/28 米国債長期金利(10年)が上昇。一時、1.5%を超える

    米国債10年利回りが急上昇  週初めの月曜日、NY市場では「米国債10年利回り」が1.5%を超える(債券売り)急上昇となりました。テーパーリングの年内前倒しが確実となった時でさえも、長期金利は下げ傾向(債券買い)となっていたのに・・・。今度は投資家の本気度が伺えそうです。  ドル/円も111円に到... 続きをみる

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  • 9/27 ETF組込比率に応じた銘柄の評価額と保有個別銘柄の評価額との合算(ベスト30位)他

     週末恒例のMyポートフォリオ内ベスト30位リストを公開します。先々週あたりから、さすがにGAFAMが売られ始めています。ここまで株価が高くなると、一部でも利益確定しておきたくなるのが心情です。しかし、手放したら手放したで残念がり、買い増しに精を出す方々もいらっしゃいますので、先行きは全く不透明で... 続きをみる

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  • 9/26 週別投資状況分析リスト他...

     『物色銘柄の循環』という言葉を小耳に挟んだことがありますでしょうか?株式市場では同一銘柄や同じセクター銘柄が、「買われ続ける」「売られ続ける」ことは滅多にありません。続く傾向は週間単位で変動する、早ければ数日間で『他所』に移るものです。 今週に動意づいた銘柄  このような目線で下図を眺めると次週... 続きをみる

  • 9/25 疑心暗鬼の軟着陸で、今週の幕引き・・・

     ダウ平均とS&P500種は小幅に3日続伸したものの、ナスダック総合株価指数は4日ぶりに小幅反落。S&P500種は週間ベースでもプラスとなりました。中国の不動産開発大手が抱える債務問題で週初めから揺れ動いた金融市場でしたが、本丸のNY市場は最後の最後で一連の懸念を振り払った模様です。  しかし、高... 続きをみる

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  • 9/24 今後も続く、中国の不動産融資の崩壊劇

     本日の3大株価指数は、数日前からの不安説を吹き飛ばす急上昇をみせました。依然として、投資家の『米国株式への買い意欲』は盛んで、NY株式市場は活況を取り戻しつつあります。次の焦点は「ダウ平均値の3万5千ドル突破、S&P500種の4500突破」に移り、ここへの到達が目先のターニングポイントになるので... 続きをみる

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  • 9/23 売り浴びせもここまで? 3大株価指数が反発・・・

     ここ数日間の株価下落、原油先物価格が70ドル(バレル)を下回ることなく推移していたことで、景気変動に重きを置いたものではなく、本格的な「売り浴びせ」の腹積もりがない証左と考えています。よって、原油先物価格が安定している限り、「持ち高調整」の域を出ない範囲で収まるのでは・・・。明日以降も、NY株式... 続きをみる

  • 9/22 買い疲れで、様子見を決め込んだのかも・・・?

     ダウ平均は4日続落でした。他市場の動向からも「反発する」と誰もが思っていたところ、前日とは真逆の「終了間際の売り」が殺到した模様です。市場参加者にしてみれば、2階に登ってみたところ梯子を外された感じです。 同じ理由で下げ続ける相場は無い 『同じ理由で下げ続ける相場は無い』と言いますが、中国の不動... 続きをみる

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  • 9/21 遂にやって来た、世界同時進行の株価下落・・・

      3大株価指数は前日終値を大きく下回る株価下落で引けました。曇り空から雨空に変わってしまい、各地で阿鼻叫喚の怨嗟の声が聞こえてきそうです。  例の如く、『中国恒大への不動産融資の焦げ付きが、「中国発リーマンショック級の金融恐慌」を引き起こす』との煽り記事を至る所で見かけるようになりました。   ... 続きをみる

  • 9/20 ETF組込比率に応じた銘柄の評価額と保有個別銘柄の評価額との合算(ベスト30位)他

    週末恒例のMyポートフォリオ内ベスト30位リストを公開します。順調に育っています。 マイクロソフト株の上昇  マイクロソフト株は、「業績の好調」「巨額な自社株買い」「月々の課金システムのフル回転」もあって、時価総額が増加の一途をたどっています。現CEOの手腕、見通しの鋭さが際立っています。  株価... 続きをみる

  • 9/19 週別投資状況分析リスト他...

     下げ圧力の強い週間でしたが、貴方がレバレッジ(借入金)を効かせた取り引きを行っていないなら、先行きを何ら心配すること等ありません。米国株は必然的に上昇することが義務付けられているので、このような「下がる時」がなければ、買い増しなどできないことになります。  しかし、この流れを断ち切り、再度の上昇... 続きをみる

  • 9/18 ここ数日間の株価下落は、買いの好機でしょうか?

     今、プレ市場(市場開始前の株式売買)の段階から『今日も売りますよ』姿勢で、多くの投資家が株式市場に臨んでいるように見えます。振り返ると、8/16にダウ平均は過去最高の3万5,625ドルに到達しました。この数値は年始から16.2%の上昇、直近30年の平均値である9.5%を既に大きく超えてしまった状... 続きをみる

  • 9/17 売り買い交錯して、ナスダックスのみプラ転へ・・・

     寄り付きでは「買い」を誘い、すぐさま「売り」相場に持ち込む。序盤の2時間程は何があっても「売り」倒す姿勢を示して崩さない。ダウ平均が一時270ドル超下げた段階では、さすがに市井の投資家も「買い」を入れ始め、これを察知した「売り」方は手を緩めて傍観姿勢に・・・。  終了の1時間前には3大株価指数が... 続きをみる

  • 9/16 株価の売り崩しも、この辺りまで・・・?

     ダウ工業株30種平均は反発、前日比236ドル82セント(0.7%)高の3万4814.39ドルで引けました。寄り付き後、ここ数日間の傾向として「暫くは売り買いが交錯」してプラス圏、マイナス圏を行き来していましたが、次の事からジリジリと反発し始めたようです。 前日に300ドル近く下げて、約2カ月ぶり... 続きをみる

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  • 9/15 物価上昇が長期化、売り注文増で続落...

     発表された「8月の消費者物価」が前年同月と比べて伸び率が5.3%に上昇。長期化していることへの懸念から売り注文が増え、ダウ平均株価は292.06ドル安の3万4577.57ドルで引けました。今後の企業業績に及ぼす影響が懸念され、持ち高の整理気味に売り注文が増加したと見られています。  しかし、米国... 続きをみる

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  • 9/14 腰が定まらなく、迷走する米国株式市場

     漸く、ダウ工業株30種平均(ダウ平均)は6営業日ぶりに反発して終了となりました。直近の5営業日で836ドル下げていたことで自立反発、値ごろ感から終盤買いが優勢でした。景気敏感銘柄への物色が強まった反面、ハイテク系銘柄に売りが目立って、ナスダックが一人負け状態。S&P500種は辛うじてプラス圏内で... 続きをみる

  • 9/13 日本株が切り返してプラス転換、欧米株は上昇中・・・

     終盤直前までマイナス圏を推移していた日本株が引け間際、一気にプラス転換して終了。午後4時から開かれた欧州市場は、週末終値から反発して推移しています。米国株のダウ平均先物は、週末終値から175ドル程上昇中・・・。 航空需要を事前手当  「エアバスの受注量が8月に急増した」との記事が掲載されていたこ... 続きをみる

  • 9/13 ETF組込比率に応じた銘柄の評価額と保有個別銘柄の評価額との合算(ベスト30位)他

     週末恒例のMyポートフォリオ内ベスト30位リストを公開します。順調に育っています。 原油個別銘柄の全株売却  今週、予てからの予定の一環であった「原油個別銘柄の全株売却」を実行しました。エネルギー銘柄はETF(XLE)で保有する計画に切り替えたからです。上記リストから、売却後の保有相当額として、... 続きをみる

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  • 9/12 週別投資状況分析リスト他...

     今週は月曜日の「労働感謝の日」で休場であったことがデメリットを招いたと考えています。土日祝の3連休で投資家心理が「慎重」「回避」「利益確定」「高値掴み」「現金化」等のワードが投資家の頭をかすめたことが、市況軟弱となった要因です。更に、マスメディアが総力を挙げて、不運心理を植え付けたことが副因です... 続きをみる

  • 9/11 終盤にかけてNY市場が急落、売りが株価反転を退ける

     『沈みゆく船から一目散に逃げ去る鼠』の如く、残り1時間程の取引時間で3大株価指数が大きく右方下がりへ傾きました。取引コンピュータの自動プログラムが売りで作動した展開になりました。  依頼もしていないのに、マスコミなどは「デルタ、デルタ。感染者増加、経済停滞。ワクチン義務化、オフィス復帰の見合わせ... 続きをみる

  • 9/10 投資家心理面がマイナス基調へ傾き、情勢が悪化?

     3大株価指数は寄り付き後にプラス系に到達し、52週最高値を超えるハイテク銘柄も出始めて順調に株価回復の軌跡を描いていました。  しかし、アメリカン航空など航空各社がデルタ型の感染拡大を理由に、第三四半期(7~9月期)の売上見通しを一斉に引き下げたことで、改めて経済正常化への遅れが意識されて景気敏... 続きをみる

  • 9/9 売り買い拮抗から、売り方に押されて続落・・・

    「鳴りを潜めた米国個人投資家」  米国個人投資家はただいま深く潜航中らしく,己の影を踏ますことさえさせません。雲散霧消したとは思いませんが、売り方をギャフンと言わせることは痛快でしたのに…。  NY市場は寄り付き後、一時反転の兆しをみせましたが、さしたる抵抗もなく売り方に押されました。セクター別の... 続きをみる

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  • 9/8 米投資家、ナスダックに一時避難・・・

     ダウ平均、S&P500種総合が続落、対極にある筈の長期国債も売られ、金利高を嫌って金(ゴールド)も売られました。対円貨でみるとドルは上昇…。結果、ハイテク系満載のナスダックスは物色され、同総合指数だけが上昇する展開となりました。  「米国経済はピークアウトした」と極言するアナリストも現れる始末で... 続きをみる

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  • 9/7 世界同時『株高』の様相を呈して来た?

     9月6日(月)はNY市場は祝日のため休場でしたが、先週3日(金)のNY市場における株価堅調さに安心感を得た先進国の株式市場は、週明けの6日、辺りかまわず株価上昇をみせました。独断と偏見を交えて、私なりの解釈を次に披露します。 8月の雇用統計の主な内容(おさらい) 非農業部門雇用者数が前月比23万... 続きをみる

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  • 9/6 ETF組込比率に応じた銘柄の評価額と保有個別銘柄の評価額との合算(ベスト30位)他

    週末恒例のMyポートフォリオ内ベスト30位リストを公開します。順調に育っています。 ポートフォリオ評価総額が過去最高額を更新  3大株価指数が過去最高額を日々頻繁に更新する中、Myポートフォリオを分類した上位銘柄群も過去最高額を更新しています。今週は、「XLF」と「XLP」の追加購入を強く行ったこ... 続きをみる

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  • 9/5 週別投資状況分析リスト他...

    踏みとどまった週末の株価  上記リストで「週間の保有株式動向」を把握します。なかでも、「週次損益」欄を最も重宝しています。前週に引き続き、今週の「週次損益」もプラス圏で終了しました。「増減額」は先週には届きませんでしたが・・・。  保有銘柄の評価額と損益額が共に過去最高額を更新して拡大しています。... 続きをみる

  • 9/4 ハイテク株が防波堤に、そして牽引する・・・

    8月の雇用統計  3日、米労働省が発表した8月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比23万5000人増と、「市場予想の72万8000人増」に全く届かず、大きく下回る伸びとなり、雇用が急減速した模様です。但し、景気拡大には十分な増加ペースであったと解釈されています。8月の失業率は5.2%と、7月の... 続きをみる

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  • 9/3 次週の動向を方向づける、今夜の「8月の雇用統計」...

     数時間後には、米国で「8月の雇用統計」が発表されます。年内のテーパーリング開始を見据えた大事なデータとなります。判断の分岐は、75万人増(前月比の非農業部門雇用者数)の市場予想値からどれほど上下に振れるのか、というものです。過去10年間を遡ると、9月に発表される「8月の雇用統計」は市場予測を下回... 続きをみる

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  • 9/3 今日は、ハイテク銘柄売り+景気敏感銘柄買い...

     市場が開く前のプレ市場の段階からエンジン全開の模様でした。何故、上がったのかの問いの回答は「買いたい人が多かったから。明日以降、上がると判断した人が多かったから。」です。週単位でみると、3日発表の雇用統計で非農業部門雇用者数が予測値(72万5000人増)からどれほど上下にブレるのかが焦点となりそ... 続きをみる

  • 9/2 ハイテク系銘柄に買い手が集まり、過去に舞い戻る...

     プレ市場では、3大株価指数が揃って上昇していましたが、株式市場が開く直前に公表された「8月の全米雇用リポート」で、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)が前月比37万4000人増と市場予想(60万人増)を大幅に下回ったことで、市場雰囲気が下押しに転換、ダウ平均の頭が抑えられたようです。  月初で... 続きをみる

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  • 9/1 2021年8月の市場取引を振り返って...

     米国や日本を含むいたる処で「デルタ株感染者数の増加」が報道されて、経済回復に赤信号が灯っています。東京オリンピック、パラリンピックも当初どおり開催されました。感染がより伝播しないよう祈るだけです。  このような社会情勢にも拘わらず、資本主義の総本山である「ニューヨーク株式市場」は、3大株価指数が... 続きをみる

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  • 9/1 月末で踊り場調整、3大株価指数は足踏み...

     民間調査機関のコンファレンスボードが発表した「8月の米消費者信頼感指数」が113.8と前月(125.1)から低下、市場予想(123.1)をも下回ったこと、更に月末要因の売却もあって、3大株価指数は前日終値を突き抜けることは叶わず、暑い8月相場が終わりました。 投資家の買い意欲は衰えず  7カ月連... 続きをみる