米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

9/20 ETF組込比率に応じた銘柄の評価額と保有個別銘柄の評価額との合算(ベスト30位)他

週末恒例のMyポートフォリオ内ベスト30位リストを公開します。順調に育っています。


9/20 ETF組込比率に応じた銘柄の評価額と保有個別銘柄の評価額との合算(ベスト30位)他

マイクロソフト株の上昇

 マイクロソフト株は、「業績の好調」「巨額な自社株買い」「月々の課金システムのフル回転」もあって、時価総額が増加の一途をたどっています。現CEOの手腕、見通しの鋭さが際立っています。
 株価は数年前と比べると大きく増加、今や何と300ドル/株まで上昇の一途です。ホンの数年前、マイクロソフト株は株価低迷が続き、高配当を誇れるだけが利点(現時点では、株価急上昇で低配当率銘柄に宿替え)の老舗株で、「マイクロソフトは死んだ」とまで言われていた時もありました。企業分析を専業にするアナリスト達の将来見通しなど、全く当てにならないことを証明する事例の一つです。


9/20 マイクロソフト株の上昇

GAFAM構成比率

 Myポートフォリオ内のGAFAM構成比率が前週から幾分低下しています。今週のGAFAM銘柄の株価下落が激しかったことが伺われます。ETFにおいてはGAFAMの5銘柄だけで17.05%の占有率、個別銘柄を含むと同18.32%となります。


9/20 GAFAM構成比率

今後、GAFAMがS&P500種の伸び率を上回る?

 米国で真剣に検討・分析されている事柄の一つとして、「現時点を起点とすると、GAFAM銘柄の伸び率がS&P500種総合指数の伸び率を上回る」のではないか、というものです。残念ながら、GAFAM5銘柄に特化したETFが存在しませんので、単純比較はし難いのですが、本場米国では真剣に議論されています。結論としては、今年の伸び率が停滞している「アマゾン株」を『打倒S&P500種』の第一候補に推薦しています。


全保有銘柄評価額一覧グラフ

 今週の株価下落時、生活必需品セクター(XLP)と公益企業セクター(XLU)の買い増しを強く行った結果、「生活公益」セクターの占有率が7%を超えて、ようやく他セクターと並んだ感じです。
 メインの「INDEX」「S&P500」「NASDAQ」を合わせると50%超を維持できていますので、目標とするポートフォリオの比率構成に着々と進んでいる感じです。完成までもう一歩です。


9/20 全保有銘柄評価額一覧グラフ

時事よもや話

ウォール街不安解消に中国高官動く-テク企業や民間セクター抑圧せず

 ドルは喉から手が出るほど欲しいので、やり過ぎると元も子もなくなる・・・。


  中国の証券監督当局者らは16日、ウォール街の経営幹部と開いた米中金融円卓会議で、市場を動揺させているさまざまな国内業界への締め付けを擁護する立場を示し、規制強化はテクノロジー企業や民間セクターの抑圧が目的でないと訴えた。

  円卓会議の非公開を理由に事情に詳しい関係者が匿名を条件に語ったところでは、中国証券監督管理委員会(証監会)の方星海副主席は最近の動きに関し、消費者向けプラットフォームを展開する企業への規制とデータプライバシー、国家安全保障の強化が目的だと説明した。

  同副主席は出席者に対し、教育やゲーム業界を対象とする動きは社会不安の抑制を意図したものだと述べ、中国企業への監視強化について米国や国際金融市場からのデカップリング(分断)と解釈すべきでない主張した。

  習近平国家主席が提唱する「共同富裕」の理念に加え、大手テクノロジー企業や他の業界を標的に次々と打ち出される規制による締め付けを世界中の投資家が不安視している。

  外国の投資銀行やウェルスマネジメント、資産運用会社への金融市場の開放に伴い、ウォール街は中国ビジネスを拡大してきたが、巨額の潜在的利益が今や危険にさらされている。

  関係者によれば、3時間続いた円卓会議には、中国側から人民銀行(中央銀行)の易綱総裁、ウォール街からはゴールドマン・サックス・グループやヘッジファンド運営会社シタデルを含む経営幹部らが出席した。2018年9月に始まった円卓会議が今回再開にこぎ着けた。(ブルムバーグ 2021年9月19日 12:37 JST)

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