米国株 -『正しいものは美しい』

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10/17 私の「AT&T のスピンオフ」確定申告対応(参考例)...

 現地2022年4月8日、保有していた特定口座のAT&T銘柄3210株が「AT&T : WBD = 1 : 0.241917」の割り当て比率でT株とWBD株に分割されました。両株共に一般証券口座へ入庫・移行されたのです。
 なお、WBDの端数株については、自動的に売却が行われてドルで入金がありました。今回、確定申告用にプライベート基礎資料を作成したので、皆さん方の参考になればと思い公開します。

一般口座の「WBD株」は4月、同「AT&T株」は10月12日に全株売却...

 私の対応は、いただいた一般証券口座に入っている「WBD株」は、有り難く4月に全株売却しています。同じく一般証券口座に移された「AT&T株」を、10月12日に全株売却しました。これで一般口座の保有株式数はゼロです。

両銘柄共に、特定口座から一般口座へ強制移行...

 このような分割が実行された場合、一般口座へ移されるのが一般的ですから、特定口座に慣れた私などは複雑な作業を抱えるので、以前からややっこしいのは年内売却する癖をつけています。
 次の表は、分割される前に作成した基本データです。念のために、データ類をWEBページから拾い上げました。

10/17 私の「AT&T のスピンオフ」確定申告対応(参考例)...1

一般口座の「AT&T」株を全株売却...

 10月12日、やんごとなき事由で急遽、一般口座「AT&T」株を全て売却しました。何にも増して、確定申告前にバタバタしないようEXCELシートで次のリストを作成しています。結果、145円台の円安であったために辛うじて収支プラスで終わったようです。


2022年AT&T銘柄スピンオフに伴う「T」及び「WBD」売却に掛かる税申告(一般口座)-1

2022年AT&T銘柄スピンオフに伴う「T」及び「WBD」売却に掛かる税申告(一般口座)-2

課税対象額確定

 課税対象額は93,089円です。概ね、支払い税はここから8掛けです。なお、一般口座の「AT&T」3210株の売却代金をドルから円貨に戻す際の「ドル/円レート」は、税務計算上は145.20円で確定(売買報告書に記載)です。
 しかし、実際は「証券口座から銀行口座」へ払い出す日数が掛かりますから、この間、幸いにも更に2円程更に円安(147.30円程)となっていました。

編集後記

 どの証券会社においても、証券類の「一般口座扱い」はとても冷淡です。逆の見方からすると、財務省(税務署)へ目線の矛先を向けていて投資家には、株式を売って手数料を得ればそれでOK的な姿勢なのでしょう。税の源泉徴収に関しては、当局が煩いので仕方なく渋々とシステムを構築しているだけであることが、何となく判るだけに腹が立ちます。


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