米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

8/18 30年債利回りは4.426%、30年住宅ローン金利が7.09%...

 今日も米国における利回り高、金利高が鮮明になっています。米30年債利回りは4.426%に上昇(債券価格は下落)して、2011年6月以来、約12年ぶりの高水準を付けています。そして、米30年固定住宅ローン金利が7.09%まで上昇。こちらも2002 年以来、約21年ぶりの高水準となっています。こんな状況(金利高)では、企業株式をワザワザ買って保有する人が減る(株式が売られる)のは自明の理です。しつこ過ぎるんです...。

長期的なインフレ率が2%から上昇すると、もう「お終い」・・・

 なお、米30年債利回りが4%台で止まっているのは、FRBが目標とする長期的なインフレ率が2%にあるからです。
 これが止むを得ずに3%へと上昇してしまい、投資家の認識が一変すると、もはや30年債利回りは「5.5%近くまで引き上げられる」可能性が強いでしょう。そうなると、FRBの金利引き上げが停止したとしても、改まってしまった投資家達の認識はナカナカ元に戻らず、阿鼻叫喚の米株市場になるやも知れません。

8月18日のトピックス

  • ダウ工業株30種平均は3日続落。前日比290ドル91セント(0.8%)安の3万4474ドル83セント。7月中旬以来の安値で終えました。下げ基調が続いているようです。
  • ナスダック総合株価指数も3日続落。前日比157.696ポイント(1.2%)安の1万3316.932。こちらも6月上旬以来の安値で終えました。金利高でハイテク銘柄が沈んでいます。

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MYポートフォリオ

値嵩株の伸張は続いているようで、古参の低位株は「ほぼ全滅」のようです。


編集後記

 米株市場は材料難でズルズルと下げ始めています。四半期決算発表のピークが過ぎて「真空状態」なのでしょう。チャットAIも賞味期限切れなので、次の「何か」が待たれるところです。

 日本では「楽天疑惑」が囁かれ始めました。前首相の肝いりで始まった「携帯の第四勢力」を巡る数々の疑惑です。


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