米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

9/1 2021年8月の市場取引を振り返って...

 米国や日本を含むいたる処で「デルタ株感染者数の増加」が報道されて、経済回復に赤信号が灯っています。東京オリンピック、パラリンピックも当初どおり開催されました。感染がより伝播しないよう祈るだけです。
 このような社会情勢にも拘わらず、資本主義の総本山である「ニューヨーク株式市場」は、3大株価指数が過去最高額を頻繁に更新するほど活況を呈しています。そして、驚くべきは、この状態が1年半ほど継続していることです。さしたる株価調整もなく、株価は上がり続けています。

9/1 セクター別構成比率

2021年7月末と2021年8月末との対比

9/1 2021年8月の市場取引を振り返って...

個別銘柄の売却とETF銘柄の購入

 上図の最上段(黄色囲い)の増減額欄が「個別銘柄の推移」です。この一カ月で▼33,24.60ドル減少(売却を含む)しました。大きく株価が上昇した「GAFAM銘柄」を適宜売却して、GAFAMの保有割合の高いETFを買い増ししています。その他、原油銘柄及び煙草銘柄も思い切って売却しています。配当金の受領だけを考えると保有がベターですが、『個別銘柄からETFへ』をポリシーとしていますので、ブレずに進めました。


 ETFの評価額は、△72,937.45ドル増加(購入を含む)しました。個別とETF
合わせると、△31,237.45ドルで終了となりました。取得投資額(初期投資額)が△8,548.51ドル増加に留まっていますので、差し引き額22,688.94ドルが「評価額増加+個別銘柄の売却資金による追加購入」になります。この8,548.51ドルには、売却益(20%オフ処理済み)を含んでいます。何だかややっこしいですが・・・。

2021年8月末と2021年6月末の対比

 上図では、3カ月(今回の場合、6月〜8月)の推移をチェックできる仕様にしています。見方としては、7月末時点の「前月末評価額計②」は6月末時点の実績となっています。初期投資額の対比では、この2か月間で41,760.9ドルの増加。評価額の対比では、同69,539.55ドルの増加となり、名目の時価総額が2万7千778.65ドル増加したことになっています。この結果、円貨換算で1億円越えを前月に引き続き維持して、更に加算できた訳です。ピンと来ませんけど…

2021年8月末時点の評価額と評価損益額

 上図の水色囲みデータを眺めると、評価額が29,527.67ドル増加、評価損益額(利益剰余金)は22,102.89ドル増加となりました。順調にポートフォリオが育っています。下図は、基準日を8/31とした売買状況です。

9/1 2021年8月末時点の評価額と評価損益額


 個別銘柄すべてを一部売却しています。基準日単位では34,427.49ドルの売却額となりました。「これでもか!」って感じです。ETFでは唯一、VHTのみ追加購入を行わなかった銘柄です。株価が『割高』と感じたものと思います。

2021年9月への展望

 新たな投資資金の確保を5万ドル近く得たので、この資金を利用してポートフォリオの整理を進めていきます。買い上がりは想定していませんので、市場動向次第ですが・・・。