9/28 米国債長期金利(10年)が上昇。一時、1.5%を超える
米国債10年利回りが急上昇
週初めの月曜日、NY市場では「米国債10年利回り」が1.5%を超える(債券売り)急上昇となりました。テーパーリングの年内前倒しが確実となった時でさえも、長期金利は下げ傾向(債券買い)となっていたのに・・・。今度は投資家の本気度が伺えそうです。
ドル/円も111円に到達、次は112円を目指すことでしょう。これ以上進むと節目が見当たらないので、一気呵成に上っていってしまうかもしれません。
原油先物価格が75ドル/バレル突破
更に、原油先物価格も連れ高となり1バレル75ドルを突破して来ています。投資銀行のゴールドマンサックス(GS)は、「年内に北海ブレンド原油の価格が100ドルに到達する」見込みを公表しました。これで原油トレーダーはGSの後押しを得て、原油の『買い推奨』で進むことでしょう。
ナスダック総合指数が下落
ハイテク系、グロース系銘柄を多く抱える「ナスダックス総合指数」がお決まりのように下落しました。老舗の「ダウ平均」は3万5千ドルを目指す動きを示していますが、ミスター米国株の「S&P500種総合指数」はナスダックに歩調を合わせる動きです。このまま2極化で進むのか、暫く様子見が必要です。
- ダウ平均は、前日比71.37ドル(0.21%)高の3万4869.37ドル。
- ナスダックは、前日比77.73(0.52%)低の1万4969.97。
- S&P500種は、前日比12.37(0.28%)低の4443.11。
- 米国債10年利回りは、前日比0.007(0.44%)高の1.491%。9/28 08:00現在
- WTI原油先物は、前日比0.06ドル(0.08%)高の75.47ドル。9/28 08:00現在
Myポートフォリオ時価等
株式評価総額は925,672.16ドル(円貨換算額102,740,353円)、株式評価損益額は前週末から392.92減、前月末から8,955.23ドル減、年始から136,590.04ドル増の163,053.61ドル(円貨換算額18,097,320円)。ポートフォリオ内のETF構成比率は93.28%でした。本日の主な取り引き
引き続き、スポーツ用品のナイキ株(NKE)と米物流大手フェデックス株(FDX)を追加購入しました。米国市場の潮目を確認するための整理売却の流れの中で、ビザ株、バークシャー株、ロッキード株等を売却し、Myポートフォリオ内に最近追加した保有株(ETFを含む)を大きく減らしました。
保有銘柄の整理売却を進める
長期金利急上昇となったことで、一つの転換期が訪れた可能性もあり、幅広く保有銘柄を積み上げていた対応を180度転換して、保有銘柄数を縮小する作業に取り掛かりました。(*これは私独自の考えなので、当ブログをお読みいただいている方々にお勧めするものではありません。)
- 簿外管理のETFと枠外管理のETFを全て売却。
- 未来管理の個別銘柄を全て売却。
- Myポートフォリオで最も年数の浅いETF「XLC」を全て売却。
トータルで売却資金が6万ドル近くまで達しました。得た資金は投資用資金として管理します。保有銘柄数は半減しました。
ディフェンシブ銘柄のETF追加購入
本日は景気敏感株の株価が堅調に上昇する反面、ディフェンシブ銘柄が売られて安値となっていました。これもよく見る光景です。ここ数週間ほど、ヘルスケアセクターの買い増しが滞っていたこともあり、2%近く下げていた「VHT」「XLV」を追加購入しています。
生活必需品及セクターと公共企業体セクターの保有比率をもう少し引き上げたかったこともあって、値下がりしていた「XLP」と「XLU」を追加購入しました。ちょうど良いバランスになったかな、と感じています。このブログの根幹である『正しいものは美しい』を進めていきたいと思っています。
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株式6割・債券4割のポートフォリオ、昨年10月以降で最低の成績となった模様です。29日は米国債利回りず上昇、株式もさえず。金利上昇が視界に入って来ています。
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