米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

9/12 週別投資状況分析リスト他...

 今週は月曜日の「労働感謝の日」で休場であったことがデメリットを招いたと考えています。土日祝の3連休で投資家心理が「慎重」「回避」「利益確定」「高値掴み」「現金化」等のワードが投資家の頭をかすめたことが、市況軟弱となった要因です。更に、マスメディアが総力を挙げて、不運心理を植え付けたことが副因です。

9/12 週別投資状況分析リスト他...

踏み留まることができずに右肩下がりの週末

 今週は多数の銘柄が週明けの火曜日から週末の金曜日にかけて、踏みとどまることができずに株価続落し続けました。「買いを入れるタイミング」としては絶好でしたが、気分がすぐれないことは事実です。しかし、買い増し後の増加した株数に目を転じると、自然と笑みがこぼれませんか? 要はたくさんの株数を保有する事が、勝利への近道です。

フェイスブックのみ週間でプラス圏

 上記リストで「週次損益」欄を最も重宝しています。唯一、FB(フェイスブック株)のみ週間でプラス圏を維持しています。FBは玄人受けのする値がさ銘柄です。全世界に数十億の登録ユーザーを保有する、まさに『化け物』です。

平均株価が等しく値下がり

 大きく週間で値を下げている特定の銘柄は見当たりません。等しく平均株価の値下がりと併せる形でマイナス圏を徘徊する形となっています。このような時は、市況が回復(投資家の心理的回復)すれば元に戻るベース、いわゆる素地ができているということですから、さほど気にすることはありません。

次週の展開予測

 週明けの月曜日は売り買い拮抗で市場が始まると予測しています。週間を通じて軟調であった翌週初めから、株価が一斉に反発するのはさすがに厳しいと踏んでいます。しかし、この土日の休息で投資家の買い意欲は高まり、下落するとしても週間では小幅で済んでしまうとみています。
 リスクを取らないと実った果実は得られません。そして、週末に向かい株価の勢いが増し始める、この時、マスメディアは狂ったように「株価下落の不安説」を広報媒体で煽りまくることでしょう。このような未来予測を描いています。

トランプ大統領なら・・・

 トランプ大統領であれば、このタイミングで売り方へキツイ一発を放つことでしょう。何が何でも株価下落を許さず、「株価上昇が自分への評価」であると強い自負を持っている方でしたからね。バイデン大統領は経済人ではないので影が薄いです。
 振り返ると、ダウ平均が3万5千ドルを下回るのは久しぶりです。買い増しするなら、次週以外ないと見ていますが・・・。さて、あなたはどう動きますか?

米国株セクター別の構成比率グラフ

9/12 米国株セクター別の構成比率グラフ

 ポートフォリオ内のセクター別構成比グラフです。3大株価指数が過去最高額から滑り落ちたことで、評価額及び評価損益額が対前週末と比較して大きく下落しました。今雌雄、原油セクター個別銘柄(エクソンモービル株、シェブロン株)を脱腸の思いで全株売却しています。

残る個別銘柄は2セクターのみ

 アップル、フェイスブック、マイクロソフト、アルトリア グループ、フィリップ モリス ADRの5銘柄を残すのみとなりました。評価額は51,405ドル(週末ベース)ですから、手持ち現預金と合わせると大量のETFを買い増しできそうです。さすれば、更なる株価下落を待ち望むべきですね。

気になる記事の紹介

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 煽り記事ではなく、休日特有の現状分析記事です。よく言えば、編集者や記者は敏感に市況の臭いを嗅ぎ分ける習性を備えています。悪く言えば、誰かのひも付きです。



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