米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

3/5 原油価格が高騰、キッカケすら掴めない株式市場...

 ロシアがウクライナの「ザポロジエ原子力発電所」を砲撃したとの報道があり、これが投資家の攻めの姿勢を消失させたようです。彼らが毛嫌いする「ディフェンシブ銘柄」へ投資資金が集まった一日となりました。

3/5 原油価格が高騰、キッカケすら掴めない株式市場...

3大株価指数は続落するも、引き間際に小幅の反発

 ダウ工業株30種平均は続落、前日比179.86ドル(0.5%)安の3万3614.80ドルで終えました。一時500ドル強の値下がりとなりましたが、終盤には急速に戻すなど次週への期待感も少しは残っているようでした。ナスダック総合株価指数も続落して、前日比224.503ポイント(1.7%)安の1万3313.438で終了しています。


3/5 3大株価指数は続落するも、引き間際に小幅の反発

2月の米雇用統計

 非農業部門の雇用者数は、前月比67万8000人増と市場予想(44万人程度の増加)を上回る好調さを維持しました。平均時給の伸び率は前月から鈍化し、市場予想を下回りました。但し、これら数値は、ウクライナ情勢にかき消されてしまい、株式相場の反応はほとんど見られませんでした。

原油先物物価格が115ドル台へタッチ!

 一人我が道を行く「原油価格」ですか、週末のこの日1バレルあたり115ドルをつけました。後押ししたのは、「ホワイトハウス、ロシア産原油の米国への輸入禁止を検討-関係者 - Bloomberg」です。私には、その効果の程がサッパリと判りませんが...。


3/5 原油先物物価格が115ドル台にタッチする

ロシアへの経済制裁で、人の往来にかかる銘柄が大幅安

 欧米によるロシアへの経済制裁が、航空機需要の減少につながるとの懸念から、航空機のボーイング株が連日で大幅安となっています。
 人々の往来が減少する思惑で、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス株、ビザ株、マスターカード株や映画・娯楽のウォルト・ディズニー株などの消費関連銘柄も安値に沈みました。新型コロナの次はロシア・ウクライナです。

食品価格の高値推移

 ロシアのウクライナ侵攻前から目立っていた食品価格の上昇が、より一層激しくなっています。ウクライナは小麦の一大産地であることから、主食の小麦価格上昇が半端ではありません。これを受けて、小売りのウォルマート株やドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス株が大きく上昇しています。

手許待機資金と配当予定総額...

 現時点の手許の現預金はドル貨で$5,698.58、円貨で¥654,539と前日から小幅に減少となりました。本日も追加購入を実施しましたが、ETF「VTI」の売却額が下回ったようです。

配当等を原資にする【私的永久年金】が増加中...

 保有する株式の年間配当(分配)予定額はドル貨で$47,954.83、円貨では¥5,508,091に増加して、ドル・円貨共に過去最高額を連日更新しました。月単位では、円貨換算で321,305円(税引き、込額の70割)と算出しています。これが、現時点での【配当等による私的永久年金の月額】となります。
 今後の推移は、更にETF「VTI」売却資金を個別株購入に充当することで、最大5万ドルの配当金等(税込み)を見込んでいます。時期は9月末、遅くとも12月末頃でしょうか。この間にも、配当金等が入って来るので再投資します。

AT&Tの減配等...

 AT&Tの配当額は、既に減配発表時の配当予定額に変更済みです。また、ETF分配金予定額は前年度実績を基に算出しただけで、運営会社から約束されたものではありません。あくまで【目安額】です。増えもするし、減るもします。

3/5 手許待機資金と配当予定総額...

本日における売買の詳細

 欧米企業銘柄の落ち込みが激しかった一日でした。先日に続き、英国籍ADRが見並値下がりしていたので、タバコの「BTI」26株と通信の「VOD」29株を買い増ししました。自動車保険の「ALLY」も引き続き下落していたので、こちらも36株を追加購入しています。
 保険銘柄全般、今日は軟調な展開に終始しました。なお、インディックスETF「VTI」50株は資金捻出のために已むなく売却しました。

3/5 本日における売買の詳細

こまごま銘柄

「こまごま銘柄」と命名していますが、昨今、こちら側がメインになりつつあります。

  1. AIG アメリカン インターナショナル グループ 31株
  2. C シティグループ 17株
  3. CS クレディ スイス グループ ADR 77株
  4. CCEP コカ コーラ ユーロパシフィック パートナーズ 15株
  5. GILD ギリアド サイエンシズ 2株
  6. ING INGグループ ADR 52株
  7. IVZ インベスコ 51株
  8. JEF ジェフェリーズ フィナンシャル 14株
  9. JHG ジャナス・ヘンダーソン・グループ 14株
  10. K ケロッグ 34株
  11. LYG ロイズ バンキング グループ ADR 420株
  12. MBT モバイル テレシステムズ ADR 59株
  13. MC モーリス A 6株
  14. MET メットライフ 28株
  15. MFC マニュライフ ファイナンシャル 10株
  16. OMF ワンメイン ホールディングス 25株
  17. SYF シンクロニー ファイナンシャル 15株
  18. UBS UBSグループ 31株
  19. UNM ユーナム グループ 7株
  20. WU ウエスタン ユニオン 93株
  21. XRX ゼロックス 30株
  22. QYLG グローバルX NASDAQ100 カバード コール 50 ETF 24株
  23. XLP 生活必需品セレクトセクターSPDRファンド 17株
  24. XYLD グローバルX SP 500 カバード コール ETF 43株
  25. XYLG グローバルX SP 500 カバードコール50 ETF 22株

3/5 こまごま銘柄-1

3/5 こまごま銘柄-2

全体を見渡して...

 長期金利が低下し始めました。利上げがあるのは確実ですが、1.7%~1.8%の利回りでも債券を買いたい投資が多いという事でしょう。途中売却をすれば赤字となりますから、満期まで保持し続けることが大事です。そして、利回りが下がると、米ドルが売られて円が高くなるお決まりのパターンが今夜も見られました。

3/5 全体を見渡して...-1

ロシアが「フェイスブック」「ツイッター」を遮断

 ロシアが「フェイスブック」「ツイッター」を遮断した模様です。ロシア国内でアクセス不能となっています。情報戦が焦点になって来ているし、これら2社は【アンチロシア】ですから、当然予期されたことです。

3/5 全体を見渡して...-2

3/5 全体を見渡して...-3

【番外】日本株

 日本株も連れ安となっていたので、引きで金融、保険銘柄を追加購入しています。米国市場と同じ動きをするなら、いっその事、米国市場と合併して24時間の間、市場を開けばいいと思うんですが...。

3/5 【番外】日本株

編集後記

 ロシアに関する内容が多数を占めたこと、これが今日の反省点です。何せ、情報が少ないうえに、それが正しい事柄とは確証が取れないので...。
 戦いは始まるまでに防衛力を強化するのが肝要なので、攻め込まれたら「万事休す」です。そして、始まりがあれば終わりがあるので、このウクライナ情勢の結末はどの様になるのか?
 次の記事をご紹介しますが、いずれのライターであっても、何処かの「紐」がついていますから、どのように解釈するのかが難しいところです。

では、この連休を楽しくお過ごしください。