米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

3/4 押したり引いたり、ダラダラ感の米株式市場...

 今朝の日経新聞に、次の記事が掲載されていました。産業停滞と取るか、インフレ昂進と解釈するか、意見が分かれそうですが、エネルギー問題と重ねると、2022年は何がどうなるのか、全くもって不透明になってきました。堪忍してえなぁ!

 ロシアのウクライナ侵攻を受け、希少資源の調達懸念が世界規模で強まってきた。半導体製造に不可欠なネオンの7割をウクライナに、自動車の主要部品に使うパラジウムの4割をロシアに依存するなど両国産の希少資源が多いためだ。

 すでに陸海空の物流寸断で供給が止まる例が出るなど、昨年から続く半導体不足に拍車がかかる可能性が高まる。世界的な供給網の混乱に自動車など幅広い産業が身構えている。(日経 2022年3月4日 5:06)

米国株式市場は押したり、引いたり・・・

 ダウ工業株30種平均は反落、前日比96.69ドル(0.3%)安の3万3794.66ドルで終えました。航空機の領空通過をそれぞれ認めない措置を取ったために、世界貿易の停滞が生じる懸念が増大。そのため、ボーイング株がスケープゴートとなった模様です。
 ダウ平均算出は各銘柄の時価総額計で行うので、値嵩株が大きく変動すると直撃です。もちろん、ナスダック総合株価指数も反落して、前日比214.075ポイント(1.6%)安の1万3537.941で終了しています。


3/4 米国株式市場は押したり、引いたり・・・-1

3/4 米国株式市場は押したり、引いたり・・・-2

米:ロシアとの不測の衝突を避けるために、衝突予防ホットライン設置

 ロシアのメディア「Sputnik」によると、米国防総省は3月1日、ロシアとの不測の衝突を避けるために衝突予防ホットライン(de-confliction line)をロシアとの間に設置したと伝えています。( Powered by フィスコ )
 ここで言う「不測の衝突」とは、戦術核使用の兆候を察知すると、互いに報復攻撃態勢に入ることの意だと思います。軍事的には、既にここまで来ている証左です。要は、NATOへのウクライナが加入を望んだ件で、「ウクライナの希望を尊重」と「NATOがウクライナにロシア問題を丸投げした事」が発端です。

3/4 押したり引いたり、ダラダラ感の米株式市場...

手許待機資金と配当予定総額...

 現時点の手許の現預金はドル貨で$8,203.19、円貨で¥947,058と前日から小幅に連日増加しました。本日も追加購入を実施しましたが、ETF「VTI」の売却額が上回ったようです。

配当等を原資にする【私的永久年金】は、連日増加中...

 保有する株式の年間配当(分配)予定額はドル貨で$47,447.56、円貨では¥5,477,820に増加して、ドル円貨共に過去最高額を更新しました。また、月額受け取り想定額(円貨換算)で319,540円(税引き、込額の70割)と算出しています。これが、現時点での【配当等による私的永久年金の月額】です。
 今後の見通しとしては、インディックスETFである「VTI」売却資金を個別株購入に充当することで、最大5万ドルの配当金等(税込み)の受領を見込んでいます。

AT&Tの減配等...

 AT&Tの配当額は、既に減配発表時の配当予定額に変更済みです。また、ETF分配金予定額は前年度実績を基に算出しただけで、運営会社から約束されたものではありません。あくまで【目安額】です。増えもするし、減るもします。

3/4 手許待機資金と配当予定総額...

本日における売買の詳細

 英国籍ADRが見並値下がりしていたので、タバコの「BTI」75株と通信の「VOD」37株を主に買い増ししました。前日、ポートフォリオに追加した自動車保険の「ALLY」が引き続き下落していたので、こちらも29株を追加購入しています。なお、インディックスETF「VTI」50株を資金捻出のために売却しました。

3/4 本日における売買の詳細

こまごま銘柄

 52週最安値付近まで値下がりしてきている金融銘柄が多かったことから、新規購入を行っています。保有銘柄比率は、金融銘柄(保険含む)が多数となっています。米国は小型株の金融銘柄がとても多くて興味が尽きません。

  1. AIG アメリカン インターナショナル グループ 25株
  2. C シティグループ 12株
  3. CS クレディ スイス グループ ADR 24株
  4. GILD ギリアド サイエンシズ 2株
  5. GRAB グラブ ホールディングス A 214株
  6. ING INGグループ ADR 23株
  7. IVZ インベスコ 40株
  8. JEF ジェフェリーズ フィナンシャル 10株
  9. JHG ジャナス・ヘンダーソン・グループ 10株
  10. K ケロッグ 33株
  11. LYG ロイズ バンキング グループ ADR 370株
  12. MBT モバイル テレシステムズ ADR 59株
  13. MC モーリス A 3株
  14. MET メットライフ 21株
  15. MFC マニュライフ ファイナンシャル 8株
  16. OMF ワンメイン ホールディングス 11株
  17. SYF シンクロニー ファイナンシャル 12株
  18. UBS UBSグループ 12株
  19. UNM ユーナム グループ 6株
  20. WU ウエスタン ユニオン 87株
  21. XRX ゼロックス 17株
  22. QYLG グローバルX NASDAQ100 カバード コール 50 ETF 22株
  23. XLP 生活必需品セレクトセクターSPDRファンド 17株
  24. XYLD グローバルX SP 500 カバード コール ETF 20株
  25. XYLG グローバルX SP 500 カバードコール50 ETF 16株

3/4 こまごま銘柄-1

3/4 こまごま銘柄-2

全体を見渡して...

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ジョー・バイデン米大統領が『ロシアによるウクライナ侵攻が小規模なら西側諸国の対応も小規模にとどまる可能性』を示唆 したことについて、『小規模な侵攻などないと反発』したとのことです。

やり口を熟知している筈なのに...

 私見で失礼ですが、この方の言動を見ている「欧米はもちろん、世界各国はウクライナ側に立って、反ロシア姿勢を取るのが当然」と考えておられるようです。ここまで事態を重くしたのはどの国なのか、誰なのかを思うと、私は何か釈然としません。
 ロシアの隣国ウクライナで生まれ育ち、彼の国のやり口を痛いほど存じている方なのに...。やはり、バイデン米国大統領に騙されたと思っているのでしょうか?

3/4 全体を見渡して...-1

3/4 全体を見渡して...-2

3/4 全体を見渡して...-3

【番外】日本株

 医療機器大手のテルモ株が膠着状態に陥ってしまったようなので、2株を追加購入しました。また、もう少しメガ損保の安値下りを望んでいます。

3/4【番外】日本株

編集後記

 日本語には「破れかぶれ」「座して死を待つよりは」の言葉が古よりあります。双方が経済制裁のやりあいで、互いに引くに引けず、自暴自棄にならないように!
 自国が平和主義であっても、周辺国が暴力主義・侵略主義であれば、それに合わせた対応・体制づくりが必須です。攻め込まれたら最後、何を主張してもダメだし、まして市民が武器を使用すれば即兵士と見做されて、その円に入る多数の方々が殺害されてしまいます。欧米は武器を援助していますが、ウクライナ政府軍以外にこれら武器が渡ると、火に油を注ぐことになりなかこの
 1日に米ロ間に「戦術核のホットライン」を設置したようですが、使うことのないことを念じます。命あっての株式投資です。ボタンの掛け違いで、トンデモナイことが起らないことを...。