米国株 -『正しいものは美しい』

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10/8 売り方の買戻しで、元の鞘に収まり始める?

売り方の買い戻し

 本日の株価上昇は、公表された各種データから一旦『売り方の買戻し』と、これに追随した個人投資家の、言葉が悪いですが『つまみ食い』によるものと見ています。
 終盤になると決まって売り物が増える。この傾向が収まらない限り上昇相場とは言えませんが、明日に発表が予定されている『雇用統計』次第で、ダウ平均が3万5千ドルを超えて『元の鞘』に収まって来るのでは? と見ています。

3大株価指数が盤石

 下図のとおり、寄り付きから瞬く間に平均株価は上昇、引きは売り気配で終えましたが、今週初めのモヤモヤ感を吹き飛ばすが如く王道の経過チャート図です。すっきりと晴れ渡った瞬間でした。


10/8 売り方の買戻しで、元の鞘に収まり始める?-3


9月の米国雇用統計

 8日公表の前月分米国雇用統計。前段階では良好なデータ内容が期待できそうで、これは世界中の投資家が望んでいます。ニューヨーク現地時間午前8時30分発表(夏時間:日本時間午後9時30分、冬時間:日本時間午後10時30分)。つまり、株式市場が開く前に発表があります。マネックス証券であれば、開場前のプレ市場を利用できますが、1時間前の発表なので意味がないです。

原油・天然ガスの価格高騰

 昨今、原油・天然ガスの価格高騰が、何かにつけて金融市場に水を差していますが、原油や天然ガスの化石燃料を邪険に扱わないことに尽きます。でないと、しっぺ返しを食らいます。
 名のある年金基金などは「化石燃料を採掘する企業へ、投資することを見合わせる」と声高く叫び、自らの先進性を誇るようなPRを行なっていますが、標的にされた企業は意固地になって設備投資を抑制するなど自己防御機能を働かせ、その結局、バカ高い値段でエンドユーザーが購入せざるを得ないハメになってしまうこともあります。ロシアなどは『順法闘争』に終始して、スポット購入を望む東欧の怨嗟を買っている始末です。


10/8 売り方の買戻しで、元の鞘に収まり始める?

Myポートフォリオ時価等

 株式評価総額は936,461.61ドル(円貨換算額104,518,480円)、手許資金と合わせると978,521.87ドル(円貨換算額109,212,826円)。株式評価損益額は前週末から5,851.57ドル増、前月末から16,885.94ドル増、年始から125,421.38ドル増の151,884.95ドル(円貨換算額16,951,879円)。ポートフォリオ内のETF構成比率は100.00%でした。

本日の主な取り引き

ございません。


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