10/17 週別投資状況分析リスト他...
懸念事項を織り込む
今月も残すところは半月、2021年でみると2ヵ月半まで来ました。今週末の平均株価の終値から推測すると、米国10年物債券の利回りが1.5~1.6%の範囲内であれば、既に株式市場は『これに慣れた』、言い換えれば『織り込んだ』と見ることができるでしょう。
次週は、ホップ・ステップ・ジャンプの「ホップ」段階
ドル/円の為替は113円~114円での推移も許容範囲とされ、12月にはテーパリングの前倒しが実行されますが、こちらも既に株価に織り込み済みと考えます。すると、株価は上げ下げを繰り返しながらも、年末に向けて株価のピークを取りに行く3段跳びの如く、次週は更ながら「ホップ」となりそうな雰囲気です。
週別投資状況分析リスト
ご覧のように、手持ち現預金の増加を図るためと銘柄数を絞る対応をこの1週間に行い、適時、次のように売却しています。なお、売却銘柄の列記は下段に記します。
- パフォーマンスが芳しくない
- 取り引き数が低迷して、人気がなかなか出ない
- 時価総額の大幅な増加が見られない
個別銘柄の購入
人気離散に陥っている「ヘルスケア」「生活必需品」「通信」の各セクターから、押し目買い的な新規購入及び追加購入を進めました。(下図を参照。売却済みETFは省略)
ETF売却整理を実行
- グローバルX ゲノム&バイオテクノロジーETF 5株
- S&P1500 コンポジット ストックETF 404株
- テクノロジーセレクトセクターSPDR ETF 209株
- 公益事業セレクト セクター SPDR ETF 534株
- ヘルスケアセレクトセクターSPDR ETF 185株
- 一般消費財セレクトセクターSPDR ETF 163株
結果、前週末の現預金残高と比べると、11万42ドル程純増となりました。これで株価調整がやって来ても、買い出動が可能になりました。
ETF購入を見送り
株価変動が少なかったこともあり、買い増しを見送っています。一般的に、平均株価の上下変動が少ない時は、なかなか買い決断がつかないものですし、果たして買い進むべきなのか否か、判断もつき難いものです。
ETFの売り買いを頻繁にする方は少ないですから、買値ではなく保有期間に重点を置くべきです。少々の高値であっても保有期間が長期に亘ると相殺されるのが米国株ETFの利点なのです。
米国株セクター別の構成比率グラフ
「GAFAM系ETF」が売却により、ものの見事に消滅しています。併せて、今後は金利高に進むことを考えて「公共事業体ETF」も売却、個別銘柄の購入で医薬セクターETFの構成比率が上昇し過ぎているので、一部の医薬ETFを売却しています。
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