10/20 原油82.47ドル、10年物金利1.64%、ダウ3万5千457ドル・・・
原油先物価格が82.47ドル、10年物金利1.64%、ダウ3万5千457ドル・・・。至る処の指標や指数、値の類が上昇中です。このブログでは幾度となく『円安は危険』と訴えていたとおり、ここに来てさすがに、日本国内で「円安デメリット論」「輸入品値上がりを問題視」的な記事が出始めました。米国ではドル高に関する議論は全く出ていませんし、考慮する対象にもなっていません。
米国企業の一人勝ちの様相
米国の主要企業の四半期決算が相次いでいますが、『米国企業の一人勝ちの様相』を示しています。本日、日用品・医薬品の「ジョンソン・エンド・ジョンソン」、保険の「トラベラーズ」が予想を上回る決算内容を発表し、これら銘柄が大きく買われました。
また、セクターの主要企業であることから市場全体への波及効果も大きく、停滞気味であったヘルスケアセクターでは、買いが幅広い銘柄へ広がった模様です。
ダウ平均が8月16日以来の高値
ダウ平均はほぼこの日の高値で終え、過去最高値(3万5625ドル)を付けた8月16日以来の水準まで迫って来ています。ナスダック総合株価指数は5日続伸。前日比107.281ポイント(0.7%)高の1万5129.090で終え、約1カ月ぶりの高値を付けました。
原材料費、輸送費の上昇が懸念される
日用品の「プロクター・アンド・ギャンブル」は、四半期決算発表で『想定以上の原材料費、輸送費の上昇』に言及(通期(2021年7月-22年6月)の税引き後経費の見通しを19億ドルから23億ドルに引き上げ)したことから、小売り業や消費財などの業態の株式に売り圧力が生じた模様です。
されど、米国株式市場は高値を追い求める
NY市場は、節目のダウ平均3万5千ドルを10月半ばに軽く超えて来たことで、もう一段の高値(3万6千ドル)にトライする第二エンジンが点灯したようです。明日以降も、幅広い業種で好調な四半期決算の公表見通しが勢いづいているので、いつ『タッチするか』ではなく、いつ『通過するか』です。
Myポートフォリオ時価等
株式評価総額は894,727.06ドル(円貨換算額102,347,828円)、手許資金と合わせる998,692.06ドル(円貨換算額114,240,385円)の過去最高額となりました。連日に亘り、最高額を更新しています。
株式評価損益額は前週末から8,290.76ドル増、前月末から34,179.88ドル増、年始から142,715.32ドル増の169,178.89ドル(円貨換算額19,352,373円)。ポートフォリオ内のETF構成比率は88.62%でした。個別銘柄株の購入を積極的に行っているので、ETF構成比率が急降下しています。
本日の主な取り引き
本日も保有銘柄の追加購入を強力に推し進める腹積もりでしたが、買値平均を上回る株価へ上昇した銘柄が多くなり、満足いく買い増しは叶いませんでした。
タバコのフィリップモリスが第3四半期決算を発表した。売上高および一株あたり利益(EPS)は市場予想を上回る結果となりましたが、反して株価は、1株あたり2ドル前後値下がりした状況となっていたので、買い出動と相成りました。併せて、アルトリア株も少量ですが追加購入しています。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。