6/27 米国株セクター別の構成比率グラフ
一週間の米国株投資は、土曜日の午前5時をもって一旦幕を閉じます。ご承知のように、米国夏時間でのNY市場は、「午後10時30分から翌日の午前5時00分まで」休憩のない鉄火場です。
私は、月曜日の午後10時30分に株式市場が開かれるまでの48時間で、① 1週間の振り返り、 ② 次週に向かって分析、等を行うのが定番となっています。
ポートフォリオの構築
投資を始めて数年が経過すると、投資対象の銘柄が確定します。所謂「ポートフォリオ」と呼ばれる大きなバスケットに個別銘柄やETFなどを詰め込んで、① 全体を通して、② 業種別の分類、③ 企業体ごと、これらを縦・横・斜めから切り取って、データ分析などを行います。
生命の次に大事なマイマネーを海の彼方へ送金するわけですから、株式市場で想定外の兆候を感じ取れば「マネー引き上げ」を視野に入れなくてはいけません。
まだ、ご自分のポートフォリオを作成されていない米国株ユーザーがいらっしゃったら、是非とも作成してから株式投資へ打って出て下さい。日本株とて同じです。デメリットよりメリットが格段に多いことが分かります。
米国株セクター別の構成比率グラフ
このグラフで分かるのは、ポートフォリオでETFの占める割合です。目指しているのは75%超です。先週は75.59%に収まっているので一先ずOKです。
次に、個別株を各セクター別(左側)に眺めると、医療6.85%から原油5.33%まであります。概ね1セクター6%前後と考えているので、ひとまず合格ですが、煙草と原油は月前半に利益確定し過ぎたので、下がってしまってさぁ大変です(笑い)。今から買い増しは難しい...。
ETFのセクター別分類
ETFのセクター別分類(右側)を眺めると、INDEX16.55%から原油系5.95%まで見て取れます。INDEXに分類しているのは、①トータル ワールド ストック ETF(VT)、②トータルストックマーケット ETF(VTI)の2種類のETFです。数千銘柄の時価総額をベースに構成されたETFです。市場規模や平均株価が上向けば、ETF価格が上昇する知れ者です。
S&P500、NASDAQも範囲が狭まりますが分類されたある種のインデックスに属します。S&P500に分類しているのは、①iシェアーズ S&P 500 ETF(IVV)、②SPDR ポートフォリオ S&P500 ETF(SPLG)、③バンガード S&P 500 ETF(VOO)の3種類のETFです。
NASDAQに分類しているのは、①インベスコ QQQ トラスト ETF(QQQ)、②S&P 500グロース株式 ETF (SPYG)の2種類のETFです。
セクター分類は財務諸表の仕訳分類
このように個別銘柄、ETFを問わず、いずれかの分類したカゴに詰め込んで、セクター単位で取得額や評価額、損益額を分析すると、違った角度から『ある種の閃き』が生まれるやもしれません。
先のINDEXとS&P500、NASDAQを1つにまとめて「MY INDEX」という貴方独自のセクター分類を行ってもOKです。
こうしてみると、セクター分類は財務諸表の仕訳分類に似通っていることが分かります。 会社経営はある種の利益追求、ポートフォリオ構築も根は同じであることが、ご理解いただけると思います。
セクターとは、銘柄を共通点や類似点を持つグループに分類したものを指します。企業規模や産業構造などで行うことが一般的です。このブログでは、NY証券取引所等が行っている分類に概ね従っています。
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