11/30「既存ワクチンの効果が著しく低下」報道、株価が急落・・・(速報)
東京市場の午後場の段階で、米医薬品モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)が、次の警告を発したとの報道があり株式市場が急落しています。アジア市場が開いている時間帯は、欧米では深夜から未明となります。何でまた、深夜帯にこのような時節柄の敏感な発表をするのか?
欧米市場が開く前までに、皆等しく『激震』を与えておきたい意向なのでしょうが、アジアで暮らす人々からすると、金融市場の開設時間中に傍(はた)迷惑以外の何物でもありません。うっかり見逃したら、田畑を取り上げられて破産者も出る始末となります。
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について、従来株に対するより既存ワクチンの効果がはるかに弱い。オミクロン株に特化したワクチンをまとまった規模で製造できるようになるには、数カ月を要するだろう。
デルタ株に対してと(効果が)同じレベルの世界は存在しないと私は考える。(効果が)著しく低下すると私は思う。データを待つ必要があるため、どの程度かは分からない。だが私が話した科学者は全員が『良くなさそうだ』という反応だ。
既存のワクチンの効果と、オミクロン株が重症化を引き起こすかどうかを示唆するデータは2週間以内に入手できるだろう。(ブルムバーグ 2021年11月30日 15:45 JST)
ダウ平均先物チャート
夜間帯のダウ平均先物のチャートは次の動きです。この時間帯は市場への参加者も少なく、東京や香港、シンガポートル市場と連動しているので、よく似た動きをし易い傾向にあるので、米国市場もここまで急落するや否やは定かではありません。
米国債10年物金利チャート
米国債10年物金利チャートは次の動きです。債券買いを先を争って買い進めたことが見てとれます。本チャン時に売却すれば利鞘が抜けるので尤もな行動です。米国金利が下がればドル高に向かうので、円/ドル為替は113円を割り寸前まで来ています。
編集後記
これからも日替わりで、この種の報道が出てくるのでしょう。目を離すと、市場価格が上下している展開がいつでもやって来そうです。その報道が正しいのか間違っているのか、分からずに振り回されてしまうのでしょうか?
超短期志向の投資家(デイトレ)は必ずレバレッジを利かせて取り引きしているので、想定外の方向に進むと『投げ売り』や『投げ買い』が一斉に起ります。また、個人投資家でも欧米で盛んなオプション取引を行っていると、特に「売り」で入っている場合は損失が無限なので『同様な投げ』が起ります。
ボラティリティの高い相場が続きやすいので、売買される方は資金管理に留意して下さい。
モデルナCEO、オミクロンに既存ワクチン効果弱いと警告-報道
ヘッジファンドを不意打ち、「COVIDオン」取引-ゴールドマン
オミクロン株感染を日本で初確認、ナミビアからの30代男性-報道
ファイザーの飲み薬 「オミクロン株」にも有効か
ファイザーの飲み薬 「オミクロン株」にも有効か|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
オミクロン株ワクチン効果低い可能性 モデルナCEO
オミクロン株ワクチン効果低い可能性 モデルナCEO|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。